この記事では自費で購入した、Beelink Mini S12を実機レビューします。
Mini S12は最近発売されたミニPCで、Intel Processor N95を搭載しています。
N95は廃止されたブランドであるCeleronやPentiumの後継にあたるモデルの一つです。
TDPは15Wで、2万円程度のミニPCなのに、普段使いには十分とも言えそうな処理性能を持っています。
Passmarkでは5500程度で、十分なベンチマークスコアを持っています。
日本でも発売が開始されました!
2023/02/27時点では約2万5千円程度で、AliExpressより高めのようですが、これはこれでありかも?
Intel Processorの情報をまとめた記事はこちら。
なお、現在ではAmazonでより安価なTrigkeyのミニPCが販売されています。
そちらの方がいいかもしれません。
Mini S12の各種ベンチマーク
各種ベンチマークはこちら。
ドラクエベンチ、CrystalDiskMark、Cinebench R23,R15、Geekbench6のスコアを掲載しています。
SSDの読み書き速度は800MB/s程度となっていて、従来のエントリーモデルより高速になっている印象です。
Mini S12のメリット
メリットはこちら。
処理性能が普段使いには十分
Passmarkは5000程度です。
また、Cinebenchの R23のスコアもエントリークラスCPUの中ではかなり高い部類かと思います。
11世代のTDP15WのCeleronであるN5095よりも性能がアップしています。
また、Pentium N6005と比較しても、こんな感じになっています。
AliExpressで2万円以下で購入可能
AliExpressでは2万円以下で購入可能でした。
処理性能を考えると、とてもコスパが良さそうです。
省電力で、電気代節約にもなりそう
N95のTDPは15Wです。
また、ミニPC本体のACアダプタは12W3Aの36Wです。
一般的なPCよりも消費電力は少ない印象です。
拡張性は十分
拡張性は十分な印象です。
USBーAポートが4つあり、LANポートや2つのHDMIポートもあります
Mini S12のデメリット
Mini S12のデメリットはこちら。
メモリは1枚まで
N95は仕様上メモリが1枚までとなっています。
8GBメモリだとどうしても今時足りないという部分が出てくると思います。
メモリを16GBにするのは、8GBメモリの増設ではなく、16GBメモリへの感想が必要になるので、どうしても費用がかかりそうです。
処理性能はあまり高くない
処理性能自体はそこまで高くありません。
その他の情報
その他の情報はこちら
付属品もそこそこ
付属品は金具やHDMIケーブルなどが含まれているようです。
技適は確認できなかったが、説明書は日本語あり
外箱などを確認したところ、技適などは確認できませんでしたが、説明書は日本語がありました。
完全な推測ですが、日本でも発売される可能性がありそうです。
見た目
特に見た目で気になるところはないですが、裏っ側に謎のゴムのペラペラしたものがあります
あとがき
参考になれば幸いです。