2023/06/30追記、この記事は2021年11月ごろに記載した記事で、それ以降実機に基づく情報は追加しておりません。ただし、現状に沿うような情報に編集しています。
今回は「BMAX MAXPAD I10」という格安中華androidタブレットをレビューします。
こちらのタブレットを5か月間使った端的な感想は「シンプルイズベターな高コスパタブレット」です。
スペックがそこそこで多くの機能があり、Amazonでは15500円程度、Banggoodでは約15000円と激安で買えます!
Antutuは21万点で、
ブラウジングや、動画視聴、軽いゲームをサクサクこなせる性能があります。
特に原神は最低画質なら快適に動作します。
なお、現在はI10そのものはアマゾンでは販売されておらず、
後継機に当たるI10 ProとI10 plusが販売されています。
処理性能はProより後者のI10 Plusの方が圧倒的に高いので、
そちらのリンクに変更しておきます。
購入する際は、くれぐれもT618を搭載した
I10 Plusを購入してください。
T310のI10 Proの方は
動作するとはいえ、
そこまで性能が高くありません。
2023/06/30追記、
ついにMaxpad i10 Plusも販売されなくなってきました。
そこで、こちらのタブレットがおすすめです。
廉価タブレットとしてかなり人気です、筆者も実際に自費で購入して使いましたが、スピーカーの音質が安っぽすぎること以外は特に問題ない印象でした。
なお、こちらのタブレットのほかにもandroidタブレットは複数レビューしており、
おススメタブレット5選の記事も書いています。
そちらもよろしければどうぞ
また、結論から言って、おすすめなのは
こちらですiPlay 50です。(記事リンクはこちら)
注意 Bmax Maxpad I10の無印版とPlus版、Pro版の違い
2022年10月追記、この記事を読んでBmax I10を購入される際の注意点です。
現在、Maxpad I10系のタブレットには3種類あります。
無印版、Plus版、Pro版です。
3者の大きな違いはSoCです。
無印版のI10はAntutuスコア21万程度のT610が使われています。
また、Plus版にはAntutu22〜26万程度を叩き出す、
Unisoc T618が使われています。
そして、Pro版にはAntutuスコア15万程度の
Unisoc T310が使われています。
そのため、現在発売されていない無印版と間違えて、
Pro版を買ってしまうと、
ANtutuスコアにして、25%程度のスペックが低い端末を買ってしまうことになります。
もちろん、T310搭載のProも、読書や動画視聴など
軽い用途は難なくこなせるのですが、
T610のサクサクさに比べると、
どうしても劣ってしまう可能性が高いです。
もし購入するならPlus版一択となります。
なお、現在Plus版もほぼ発売されていません。
BMAX MAXPAD I10のスペック
BMAX I10のスペックはこんな感じです
サイズ | 10.1インチ |
SOC | UNISOC T610 |
メモリ | 4GB |
Antutu | 約21万点 |
ストレージ | 64GB |
OS | Android10 |
リア/フロントカメラ画素数 | 8/5MP |
SIMカード | SIMスロットと、SDカードとSIMの排他スロットが搭載 |
SDカード | 対応 |
スピーカー | ステレオのデュアルスピーカー |
BMAX MAXPAD I10のベンチマーク
BMAX MAXPAD i10のベンチマークはこちら
一部のベンチマークは処理関係の構成が似ている別のタブレットのベンチマークを参考にしています。
現在すでにBMAX I10は手元にないため、一部BlackviewTab9のベンチマークを参考にしています。
BlackviewTab9は、I10と同じく、SOCにUNISOC T610を、RAMは4GBのものを搭載しているモデルです。
そのため、似た性能になると思います。
ただ、あくまでも参考程度でお願いします。
antutu(BMAX I10の実機で検証)
antutuver9総合 | CPU | GPU | MEM | UX |
65098 | 31762 | 55581 | 59491 |
BMAX i10のaNTUTUは211932です。
antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。
antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値
目安を下記
CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス
geekbench(BlackviewTab9で検証)
geekbench5 | single | multi | opencl | vulcan |
349 | 1263 | 検証できず | 725 |
BMAX i10のGeekbenchのシングルスコアは349、
マルチスコアは1263であると思われます。
geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト
single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
opencl→GPUのベンチマークスコア
vulcan→GPUのベンチマークスコア
BMAX I10のメリット
BMAX I10はバランスの良さがメリットだと思います
①そこそこな処理性能。(記事執筆時点)
タブレットの処理を司るSOCにはUNISOCのT610を搭載。また、マルチタスクに関係があるRAMも4GBあります
そこそこのスペックのタブレットだと思います
iPadやxiaomipadのようなハイスペ機ではないものの、ある程度のことはできます。
このタブレットでできたことです
- ニコニコやYoutubeでの動画視聴
- Chromeでのウェブブラウジング
- モンスターストライクなどの軽いゲーム
- Googleドキュメントでの文書の作成
- Googleスプレッドシートでの表の作成
- 音声認識によるグーグルアシスタントの使用
- Googleマップの閲覧
- spacedeskによるサブディスプレイ化
重いゲームや動画編集など、重い動作は難しいですが、
それでもできることは多い印象です。
また、原神は最低画質ならカクツキなく遊べました。
Antutuベンチマークは以下のようになっています。
ゲーム性能の検証
ゲーム性能について、
SOCとRAM容量が同じ先ほどの
Blackview Tab9で検証しました。
参考になれば幸いです
原神 最低画質ならあまりカクツキなく遊べる
BlackviewTab9で最低画質原神(街)
T610 4GB Antutu21万 pic.twitter.com/pzpix7h9lA— 重藤 六🐸タブレット26台目 (@shigedoroku1010) February 22, 2022
BlackviewTab9で最低画質原神(戦闘時)
T610 4GB Antutu21万 pic.twitter.com/cOY4HvifV0— 重藤 六🐸タブレット26台目 (@shigedoroku1010) February 22, 2022
ウマ娘 最初のムービーでカクツキなし
データは紛失してしまいましたが、
カクツキはなかったと思います
プロセカ 快適
BlackviewTab9(Antutu21万 T610 4GBRAM)
にてプロセカ pic.twitter.com/ueGrZeAXDK— 重藤 六🐸タブレット26台目 (@shigedoroku1010) February 22, 2022
ゲームにもそこそこ使えそうです
②デザインがかっこいい。
渋めのダークグレーな色合いで、
落ち着いた印象を受けます。
個人的にかなりかっこいいと思います。
③バランスのいい約10インチサイズ。
BMAX MAXPAD I10の画面サイズは10.1インチです。
動画視聴が快適な大画面で、
なおかつギリギリ片手で持てるサイズなので、
バランスがよく使いやすいです。
④イヤホンジャック・GPS・デュアルスピーカー搭載で、
SIMスロットや排他スロットもあり、多機能
イヤホンジャックは便利です。
僕はプログラミングの勉強をしてましたが、
PCやiPad、xiaomipadでコードを書きつつ、
もっぱらこのI10で講義動画を見てました。
その時にイヤホンジャックがあると有線イヤホンを突っ込めるので
便利でした。
また、GPSも搭載しているのでカーナビ代わりにも使えます。
さらに、デュアルスピーカー搭載で横置きで左右から音が出ます!
これは使い勝手がいいです。
そのうえ、SIMスロットとSIMとSDカードの排他スロットも搭載しているので、SIMをブッ挿せます
そして、SDカードが突っ込めるので容量不足にもなりにくいです。
⑤さらに値段が安い
Amazonでの購入では1年間の保証付きで現在15500円で購入可能です!
また、BANGGOODという海外通販サイトでは、
下のようなタブレットカバーもついて15000円程度で購入できます。
総合的に見てかなりコスパの良いタブレットだと思います!
BMAX I10のデメリット
この端末には目立ったデメリットはありませんが、
あるにはあります。
①カメラの画素数が低め
後ろのカメラでも画素数は8MPです。
カメラはスマホのものを使うので問題は少ないですが。
ただ、スマホの代替に使ったり、
ズーム用の端末とし使う場合には
少し大変かもしれません。
ちなみにカメラがきれいなタブレットは、
VASTKINGのk10やk10proや、
xiaomipad5、iPadがおすすめです。
BMAX I10のまとめ
目立った特徴こそないものの、
サクサク動く多機能で高コスパなタブレットです。
この記事は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。
一万三千円程度で買える、
コスパに優れたタブレットの
レビュー記事はこちら。
追記 BMAXMAXPADI10でYouTubeを見ると音や映像が途切れる?解決法
解決法は、以下の通りです。
①GoogleプレイストアからYouTubeのページに飛ぶ
②YouTubeのアップデートをアンインストール。
③アップデートをインストールする。
④途切れの解消
私の場合はこれで直りましたので、
途切れがある場合は、こちらをお試しください
ご視聴いただきありがとうございました。
ご興味があれば、
ぜひご覧ください。