※本記事は以前投稿したYoutubeの動画の台本をブログ記事に雑に書き直したものです。そのため低品質な記事となっています。申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
自作NASでレッツおうちクラウド
この記事では、自作NASで導入できるあんなことやこんなことを4つ選定して話していきます。
記事の注意点として、こうしたセルフホスティングや自作NASにはセキュリティリスクやデータ消失リスクや、サービスのホスティングがうまくいかない危険がつきまといます。
もしセルフホスティングや自作NASを生成する場合は情報をよく調べたうえで慎重に運用されることをおすすめします。
とはいえ、この記事ではそういった点は省略して、メリットを中心に発表していきます。
自作NASとは?
NASとはネットワークアタッチストレージのことで、筆者の個人的な考えを述べると要はファイル管理に特化したパソコンみたいなものです。
自作NASはSMBなどを使えば、ローカル上などにある別の機器からデータのアップロードやダウンロードができます。
一般的にはQNAPやSynology、ASUSTORやTerramasterなどのハードとソフトがセットになった製品を指します。
しかしNASは自作も可能で、自作NASの場合、ハードウェアやソフトウェアをある程度自由に、自分で用意して作ることができます。
ちょっと脱線しますが、自作NASのハードウェアにできるものは以下のものがあります。
- ミニPC
- ラズベリーパイ
- 型落ちのデスクトップPC
- ノートPC(バッテリーがあるため非推奨とは言われている)
- メーカー製のNASキット(に別のOSをぶち込む
また、自作NASやファイル鯖向けのOSは以下のようなものがあります。
- TrueNAS
- OMV(OpenMediaVault)
- Unraid
またNASを主要用途としないような汎用のOS、例えばUbuntuなどをNAS化するということも行われています。
そうして、ハードとOSを組み合わせれば自作NASが出来上がる場合があります。
ホスティング
また、ソフトやサービスのセルフホストをNASで行うことができます。
また、自作NASではデータの保管や同期やバックアップなどにつかえるのですが、多くの場合Dockerなどを使って以下のようなサービスをセルフホスティングすることができます。
- 写真管理
- WordPressのホスティング
- Nextcloud
- Mozilla Pocketライクな後で見るサービス
- メモやテキストエディタやNotionライクなツールを動かせる
- メディアサーバーもできる
- 同期鯖として使える
そして、筆者はMinisforum MS-01という10G対応かつI9 13900H搭載のNASにUbuntu Desktopを導入し、Dockerなどと組み合わせることで直接GUIで操作できるPC兼ファイルアプリサーバーに仕立て上げています。
下記画像は筆者のMS-01自作NASの速度です。
ということで、これらを中心にできることで、おすすめのできることを4つ紹介します。
自作NASとホスティングでできること4選
データの保管やバックアップを1箇所にまとめることができ、さらに実行、閲覧できる
- SMB共有などを使うことで、複数のデバイスのデータの保管場所にできます。
- Netatalkなどを使うことでMacのTimemachineの保存先にもなります。
- EXEファイルなどをNASに保存して、そこからの実行もでき、PCの複数台持ちに便利
- 動画編集にもNAS上のメディアを使える場合があります。
- また、データを1台のNASに集約しておけば、データのバックアップ先も1台で住むなどのメリットも。
写真のバックアップや集約や整理や使用にとても役立つ
- WindowsならBunBackup、AndroidならPhotosyncなどを使って、自作NASの共有フォルダに写真を差分バックアップできる。
- immichといった写真管理アプリを使えば、ウェブページやモバイルアプリ上からもらくらく写真を一括表示できる。
- さらにimmichの外部ライブラリ機能を使えば、元フォルダを参照してくれる。クライアントのエクスプローラーアプリと組み合わせれば、動画や複数の写真を一撃でDLきる
- また、immichなら重複排除や機械学習による検索、Webp化や細かい設定も可能。モバイルクライアントアプリもありますよ!
ObsidianなどNotion代替を動かす
- セルフホストやローカル同期が可能なノートアプリが複数存在します。
- 特におすすめなのがObsidianで、マルチプラットフォームに対応した、ネイティブアプリですが、同期手段が豊富に用意されています。
- 公式の同期機能の他に、iCloudやGoogleドライブなどのクラウドなどでも同期が可能です。
- また、Nextcloudを使うことで、Windows、Mac、Ubuntu間で動機が可能です。
- さらにObsidian拡張機能のRemortry SaveにNextcloudを組み合わせることで、iPadやAndroidでも同期が可能になります。
- 同期機能以外にもマークダウンや画像の貼り付けやプラグインによるカスタマイズも可能となっています。
- また、その他にも様々なアプリがあり、
- Affineはセルフホストが可能なソフトで、Notion代替として人気です。(筆者はマークダウンの挙動が気になったので使ってませんが)
- また、個人的におすすめなのが、Siyuan、中国のソフト?的なものみたいなんですが、ネイティブアプリもウェブアプリとしても機能し、さらに初心者の筆者でも簡単にセルフホストが可能です。
- その他にもJoplinやLogseqやMemosやOutlineやAppflowyなどいろいろ、いろいろあります。
SyncthingやNextcloudで複数端末間の同期とバックアップを同時に行える。
- データ同期の亜種みたいなものですが、これも重要な機能の一つです。
- SyncthingはフォルダをlP2Pでの同期が可能なアプリで、NASがなくてもPCやスマホ間などできますが、NASを媒とするなどすれば、同期しつつデータのバックアップもできます。
- また、同期やその他いろいろな機能があるNextcloudをホスティングできます。
- MacのダウンロードフォルダをNextcloud経由でWindowsのミニPCに飛ばし、WindowsのミニPCからBunbackupで画像だけをバックアップさせるという比較的荒技を行なっております。
その他にできること
- PlexやJellyfinなどメディアサーバー
- WordPressなどWebサイトのホスティング
- OnlyofficeやNextcloudなどオフィスソフトのホスティング
- 後で読むサービスのセルフホストもできるらしい
- FTPやDNSサーバーなどもできるらしいです。
あとがき
参考になれば幸いです。