この記事ではKERDOMのワークチェアを中古で購入したので実機レビューしていきます。
この記事を読めば、KERDOMのチェアの使用感がわかるかもしれません。
個人的には完全に要求を満たしてくれるほどではないにせよ、十分だと感じました。体感的な点数としては75点から85点です。十分及第点。
記事を書いた経緯
高身長の椅子選びの難しさ
筆者は身長が186cmある、専業ブロガーです。
このブログを運営しています。
作業では時として昇降デスクを高くして立って作業したり、布団にテーブルを据え付けて布団の上で作業をしたりすることもあります。
しかし体感では90%は椅子に座って作業をします。
そのような状況で適切な作業環境を設えることはとても重要です。
椅子の重要さについてはさまざまな観点から語り尽くされており、筆者が参考にしている方々、筆者とおなじ生きづらさを抱えるインフルエンサーの方や、経済関連の漫画を書いてらっしゃる漫画家さんなども椅子は重要と発言されています。
また、作業における生産性や効率を高める上でも最適な椅子を選ぶことは重要なのです。
高身長の椅子選びの難しさ
大概の家具は多くの人の身長向けに設計されているモノと思われます。
日本人の男性の平均身長はだいたい170cmぐらいですが、筆者は186cmもあるために、普通の人向けに作られた家具を使うと大なり小なり使いづらいです。
椅子についてもその通りで、座面が低すぎて足が大いに余ったり、ヘッドレストと頭や首の位置が合わなかったりします。
そのため、有名で人気なゲーミングチェアを入手したら座面の最大高さが低すぎて足がうまく収まらないなどの不都合が生じました。
おまけに身長が高い人は一定数いますが、必ずしも多数派ではないため、本当の意味で高身長の人向けが見つかるかどうかはわかりません。
FlexiSpot V6というある種の最適解とデメリット
そのような筆者が高身長の人向けの椅子トはこういうモノだと思ったのがFlexiSpotのV6でした。
FlexiSpot様から以前提供を頂いた室内サイクリング機器とワークチェアが悪魔合体した商品デス。
このチェアは画期的で特筆すべきメリットと、長年使うとわかるデメリットが両方あった商品でした。
メリットとしては自由度の高いアームレスト、うまく使えば高身長のボクでも頭や首を合わせられるヘッドレストなどがあります。
そうした長所を重宝していましたが、気になるデメリットもありました。
たとえばとても重量がアリ、ボロボロなフローリングマットをさらに破壊してしまったり、フットプリントが大きく座面をチェアの脚に対して回転させることができず、さらにキャスターにロックがかかりやすく長く使い続けるとだんだん使いづらいなと感じるようになり増した。
そうした点を様々に考慮して、本当に必要な点を頭の中で整理することができました。
以下のようなポイントです
- 座面の最大高さが高く、それでいてある程度低くすることもできる
- リストレストをかなり調整できる
- 座面が横に回転する
入手方法の選定
欲しい椅子が決まったら入手方法を選定します。
ガジェットブロガーは確かに提供が多いのではありますが、欲しいガジェットがあるからと言って提供が貰えるほど甘くありません。
それに筆者はレビューするガジェットのほとんどがタブレットなので、チェアの提供を貰える可能性はゼロに近いです。
また、新品を自費で購入するのもそれはそれで気が引けました。
ちゃんと条件を満たしていそうな中華メーカーの椅子ともなると2万円ぐらいします。
また、意識が高そうなメーカーさんの椅子だと4万円以上と目玉が飛び出る価格ですよね。
定番ではあるけれども高級な椅子だと10万円を超えるモノもありました。
確かに椅子に投資することは悪手ではありません。しかしそんな大枚を一気にはたけるほどの豪胆さは私は持ち合わせていません。
2万円の中華メーカーさんの椅子を購入するというのも手ではありましたが、さらにケチれないものかと考えました。
なので中古を購入することにしました。
中古の場合いくつかのメリットがあります。
一つ目は値段が安いことです。
また、寿命が短い傾向にあるということも様々な商品をレビューしつつも使い潰していきたい筆者のニーズと合致しました。
中古屋を彷徨う日々の果てに
すでに整理ができたことで、それからフリマサイトや中古品店を見るときに効率よく血眼になって椅子を探すことができました。
そうして某所で見つけたのがこのワークチェアです。価格は1万円ぐらいでした
製品名は記載されていませんが、私がAmazonでよく見るKERDOMの椅子とうり二つと行った形で、それ以外に私が入手した椅子と類似するものはな佐宗なので、おそらくKERDOMのモノで間違いないかと思います。
実際に入手したところ、背もたれがガタガタナノが気になりましたが、ボルトを締めなおしたり、背もたれのテンションを調整したりしたところ十分使えるようになりました。
実際に使ってみると筆者にとっては完璧に近いモノだったと思います。
確かにキャスターの動きが少々悪く、背もたれの反発力が弱いなど気になる点はありますが、メリットの方が大きいですね。
ということで前口上はこれぐらいにして早速簡単なレビューをしていきます。
しかし、実際に使ってみるとメリットデメリットにそれぞれの項目を大別していくよりも、それぞれの項目の使用感を項目ごとにまとめた方が良いと思いました。
ヘッドレストはこうだった、アームレストはどうだった、座面の質感はこうだった、という具合にデスね。
各部位の特徴
アームレストはやや高さが足りないが、可動域が広い
アームレストは縦横角度でしっかり動いてくれます。
欲を言えばもっと高くできると良かったのですが、これ以上は机に取り付けられるタイプのアームレストでも選んでおくのが妥当かと思いました。
座面は胡座も書けるメッシュ系。シートを敷けば柔らかくできるのは◎
座面については貶すべきところが見つかりませんでした。
座面の形状的に椅子の上で胡座をかけます。
また、メッシュ系のため固い座り心地です。もし柔らかくしたいのであれば毛布やクッションを敷けば良いと思います。
個人的にはこの座面はかなり良いポイントでした。
ヘッドレストは高さが足りないモノの許容できる範疇である
ヘッドレストについては身長186cmの筆者にとっては高さが足りなかったモノの、ダイソーの椅子用クッションをヘッドレストに取り付けるなどして、頭ではなく首につければ良い感じに使えました。
また、椅子にもたれかかって現実から逃避したり、意識を高くもって考えをめぐらしたりする場合には十分ヘッドレストを使えると思いました。
脚はキャスターの滑りは悪いモノの、高評価
一般的なチェアなどのキャスターはプラスチックのものになっていますが、このKERDOMのチェアはゴムッぽいモノとなっています。
そのため、筆者の剥がれかかったフローリングマットの上では動きが悪いのですが、これはAmazonの低廉なチェアマットをしけば解決します。
背もたれは反発が弱いが、それ以外は高評価
背もたれについてはメッシュ系です。
欲を言えばもたれかかった際の反発がもっと強いと良かったのですが、それでも及第点です。
あとがき
参考になれば幸いです。