TRUEFREE様よりO2を提供いただき、実機レビューしていきます。
O2はオープンイヤー型ヘッドホンで、O1の後継機に当たります。
前作からの強化点として防水等級がIPX5に強化され、重量は8gとかなりの軽量化がされている点などです。
一方でドライバーのサイズや連続使用時間などはダウングレードされているようです。
今回はYoutubeの「音と科学エージングCh」様のエージング音源でO2を50分ほどエージングをしてからレビューしていきたいと思います。
あまり詳しくないので効果はわかりませんが、なんか音が良くなったような気もしますし、どうせやるならエージングして音を良くしてからレビューしたほうが参考になると思うので。
また、2024/08/15時点で最新のファームウェアにアップデートしてレビューしています。
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また、楽天についても割引情報があるらしいです。
スペックや機能の紹介
セールスポイントは以下のとおりです。
音質が良さそう
15mmダイナミックドライバーを搭載し、バイオセルロース複合振動板を採用し、低音補強アルゴリズムを搭載しているらしく、音質にはこだわっていそうですね。
デザインが良さそうなオープン型イヤホンである
デザインが結構良さそうで、個人的にはオレンジ色であることが好きなポイントです。
また、オープンイヤー型のイヤホンであるため、耳をふさがないという点もメリットの一つです。
多彩な性能
マルチポイント機能、76ms低遅延ゲームモード、ENC、Bluetooth5.3、IPX5防水規格、専用アプリ対応などがあります。
また、コスパも良さそうです。
再生時間も長い?
最大22時間
開封や外観、O1とのデザイン比較
外箱などはこんな感じです。
開封していっております。
上記画像2つのの左側がTruefree O1で、右側がO2です。
ケースやイヤホン本体はO1のほうが大型になっています。
また、O1のイヤホン本体の表面はつるつるしているのに対し、O2はゴムで滑りにくくなっています。
O2は本体などの他に充電用のType-A To Cケーブルが付属しています。
音楽で音質テスト
King Gnu「SPECIALZ」1回目
シンセベースやドラムがとにかくかっこいい曲です。筆者は毎日聞いていて、比較にもってこいだと思って選定しております。
O2でSPECIALZを聞いてみると、重低音はしっかり出ているようなのですが、井口さんの歌声を始めとして高い音がとにかくシャカシャカしていると言うか割れた感じになります。
他の曲でも同様に高音域の音質が悪かったので、今度は高音域向けのエージングをしてみることにして、装着位置などを確かめながら再テストしましたがあまり改善しませんでした。
King Gnu「逆夢」
ストリングスが入っている曲なのですが、高音が安っぽい音になってしまっている印象です。一方でドラムやシンセベースなどの重低音はしっかり聞けるのでそちらの方面では強そうですね。
倖田來未「Hey baby!」
これも筆者は結構聞いているので、検証に使いやすいと思います。
ボーカルの音は良いのですが、高音に近づくにつれて安っぽい音になってしまう印象です。
MILLENNIUM PARADE「M4D LUV」
重低音が映えるダンスミュージックです。重低音を聞くためにあるような曲だと思います。新生ミレパとも言える現在のミレパの中でも個人的には好きな曲ですね。まだ2曲しか出ていませんが。
これは重低音が中心の曲だと思うので、O2でも楽しく聞くことができると思います。
その他テスト
LDACは使える?
LDAC対応のスマホやタブに接続してみましたが、AACなどでしか接続できないようで、LDACには対応していないようでした。ちなみにO1はLDACに対応しています。
2台の端末を同時接続すると?
2台のAndroid端末を同時に接続し、両方からYoutubeの音源を流せるかを検証しましたが、片方を再生するともう片方の再生が止まってしまいます。
たとえば実況動画を見ながらBGMを流すことはむずかしいみたいですね。筆者が試した限り。
装着感は?
装着のしやすさは滑りがいいO1のほうがつけやすい印象です。O2はゴムなので外れにくいとは思いますが、つけるときは若干滑りが悪くてつけにくいです。
一方で8g程度と軽量らしいO2は長くつけていやすいと思いました。
また、筆者はメガネ使用者なのですが、さほどイヤホンと干渉しませんでした。
メリット
IPX5の防水に対応
防水に対応しています。複雑な防水規格ではありますが、ざっと調べるとIPX4はIPX5の下位互換的な存在らしいので、IPX5になったことは進化点と捉えて問題なさそうです。
オープンイヤー型でイヤーピース不要
O1やO2はオープンイヤー型となっていて、カナル型イヤホンに比べて開放されています。
それはそれで遮音性などの点で相違点があるとして、オープンイヤー型であることのメリットの一つにイヤーピースがなく、耳の形状との相性をあまり気にしなくていいという点があります。
筆者は最近KZ Castorなる重低音が評判の中華イヤホンを使っているのですが、イヤーピース選びにすごい手間取っていました。
今は解決したのですが、合わないイヤーピースを使っていると音漏れの原因になってしまい、重低音が全然でなくなってしまいます。
そのようなことをほぼほぼ考えなくていいオープンイヤー型イヤホンは良いなあと感じました。
アプリに対応しイコライザーをいじれ、タップを無効化できる
タッチの無効化やイコライザーをいじることが可能です。
たとえばこのようなイコライザーにもできます。
デメリット
(個人の感想に過ぎませんが、)オーディオ素人の筆者の間隔では高音が安っぽい印象
音質については個人の感想によるところが多い上に、筆者以外のレビュワーさんは概ね音質を公表されていらっしゃるので、あくまでも一個人、それもオーディオをかじり始めたド素人の意見です。
それはそれとしても、高音が安っぽい印象を受けました。
O1やDonner Dobuds One、EMEET AirFlowなどと比べても高音がとにかくシャカシャカして割れ気味です。
逆に中音域や低音域はしっかり出ている印象です。
ちょっと音楽を楽しむのには向いていないかもしれません。
その他のポイント
オレンジ色の本体カラー
オレンジ色であり、おしゃれです。
また、ネット上ではオレンジ色は自然界でも目立つとする主張や発言がされるのも散見されます。(これという引用先がないのでソースは出せませんが)
なので、その主張や発言に基づくのであれば野外などで落としてしまっても見つけやすいのかもしれません。
LDACなど非対応
SBCとAACに対応していますが、LDACやAPTXなどのBluetoothコーデックには対応していません。
O1と比較してどちらが良い?
筆者的にはO1一択
- 両者ともにメリットがありますが、音質が良いO1のほうが個人的には好きですね。
- ただ、O2にもO1にも音質以外のメリット・デメリットがありますし、
あとがき
参考になれば幸いです。
防水や軽量なオープンイヤー型イヤホンが欲しい人には良いかもしれません。