この度Blackivew様よりレンタルをいただきまして、Tab 16 Proを実機レビューさせていただきます。
Tab 16 ProはUnisoc T616採用のエントリータブレットです。
簡易スペック
簡易的なスペック表は以下のようになっています。
タブ名 | Tab16 Pro |
メーカー名 | Blackview |
SoC/CPU | Unisoc T616 |
物理メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ストレージ種類 | UFS2.2 |
MicroSD | 搭載可能 |
画面サイズ | 11インチ |
解像度 | 1920*1200 |
その他特記事項 | |
GPS | 対応 |
WIFI6 | 非対応 |
スペックについてはBlackview公式サイトを参考にしています。
ベンチマークについて
- 各種ベンチマークは以下の通りとなっています。
Antutu V9
Antutu V9は262374点でした。
Antutu V10
Antutu V10は31万点程度でした。
また、Geekbench6やAntutuストレージテストは以下のような結果となりました。
その他の使用感
その他の使用感はこんな感じです。
開封や付属品について
箱の外観などについて記載していきます
18WのType-A充電器などが付属します
外観はこんな感じです。
内蔵スピーカーの音質について
- 内蔵スピーカーの音質テストのためKing Gnu「SPECIALZ」を聞いてみました。
- 結果として音質はあまり良くない印象です。
- 特にBlackviewはハーマンカードン監修の内蔵スピーカーのActive 8 ProやTab 18がありますが、それらに比べると音質がよくありません。
- 音質を求めるならBluetooth接続やType-CにDACを噛ませるかしたほうがいいですね。
DACについて
- DACについては小型の中華DAC2種類とダイソーのDACを試したところ、ダイソーのDAC以外はノイズしか出力されませんでした。
上の画像では左側の2つのDACが音が出ず、右側のDACは音が出ました。。
充電速度について
- 市販のPD充電器と充電速度がわかるType-Cケーブルを用いて充電速度を検証した結果、19W~17Wで充電されていることを確認しました。
- 18W充電と謳われていますが、その充電速度がしっかり出ていますね。
メリット
使いやすい手帳型ケースが付属
- 使いやすく汎用性が高い手帳型ケースがデフォルトで付属しています。
- 普通に買うと2000円ぐらいすると思うので、お得感がありますね。
最新のAndroid14
- 最新のAndroid14を搭載しています。
GPSに対応
- GPSに対応しています。
- 処理性能的にもカーナビ的な使い方が可能と思われます
大容量かつ高速なストレージ
- eMMCよりも高速なUFSを採用しています。
- UFS2.2を採用していて、ストレージテストの結果も高速となっています。
- また、ストレージの容量も256GBと大容量で、高画質な動画などを大量に保存したい場合にも使いやすいかもしれません。
- また、MicroSDカードにも対応しているので、容量を積み増しすることができます。
スピーカーの音質が悪い
- あまりスピーカーの音質がよくありません。
Helio G99搭載タブに比べて性能が劣る
- 各種ベンチを見れば分かる通り、どうしてもHelio G99タブに比べて性能が劣ります。
- 最近ではHelio G99の11インチタブは2万5千円程度のものも出てきているため、コスパが悪く感じるかもしれません。
- Blackviewのタブレットに限るとMega1やTab 18がおすすめです。
その他のポイント
PCモードなし
- Blackviewのタブレットの代表的な昨日であるPCモードがTab 16 Proでは搭載されていません。
- ただ、そこまで使う昨日ではない可能性があるので、そこまで問題にはならないかもしれません。
イヤホンジャックなし
- イヤホンジャックが非搭載となっています。
- また、USB-DACが対応していないものもあるようですね。
まとめとあとがき
全体的にエントリー帯のタブレットですね。
Helio G99ではありませんが、18Wと充電速度が早めでストレージが多いタブレットを求めている方には刺さるかもしれません。
もし参考になれば幸いです。