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↑諸事情からかなり低品質な記事になってしまいました。申し訳ございません。

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細型昇降デスク!FlexiSpot EZ1B BARを実機レビュー!

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この度FlexiSpot様より提供を頂いて、EZ1B BARを実機レビューいたします。

FlexiSpot EZ1B BARは、40cm幅と比較的細い電動昇降デスクです。

バーテーブルやベッドテーブルとしても使いやすい製品です。

また、アジャスターではなく、動かしやすいキャスターになっていて、その他にも最大127.5cmまで高くできるなど、かなり魅力的な製品に仕上がっています。

個人的に88鍵のスティックピアノと組み合わせられたり、スペースを節約できたりとかなり好みの製品だと思いました。

FlexiSpot公式サイトのリンクはこちら。

【重要度低】これまでの筆者のデスク環境

筆者は複数のデスクを使っていて、以下のような部屋の配置になっています。

そのうちの1つの環境が画像のb左側のもので、以下のような特徴がありました。

  • メインのWindows機(GEEKOM A7)とメインのUbuntu機(Minisforum MS-01)を操作する
  • キーボードの揺れがモニターに伝わらないように、もっというと絶対に伝わらないようにキーボードとモニターを置く机を別々にしている
  • さらにその2つのデスクとは別にMIDIキーボード型の電子ピアノを置くスタンドも設置
  • そして位置は通り道となるため、できるだけ奥行きが少ないのが望ましい

その環境のデスクとして使っていたのが、以前FlexiSpot様より提供を頂いた160×70cmの天板を使用したE7 Proでした。
このデスクも安定感あって、脚がじゃまになりにくくてすごくいいのですが、天板の奥行きが70cmもあることで、以下のようなデメリットがありました

  • ピアノとスタンドを引き出すと部屋の奥への通り道が塞がってしまう
  • キーボードを見ることができないため、タッチタイピングをする必要があり、xcvbの4つのキーなどを打ち分けることが困難になる
  • キーボードを引き出すと、それもそれで通り道が塞がってしまう。
  • 部屋の隅にあるメタルラックの上に置いたサーバーやスイッチングハブに物理的にアクセスしにくくなる。全力で手を伸ばさないと無理。

かりにE7 Proの天板を変更するにしても、E7 Proの脚の都合上、奥行きは60cm程度以上でなければならず、これも難しかったんですよね

そのような折に、FlexiSpot様から提供をいただける機会がありました。

提供頂ける製品を選んでいたところ、EZ1B BARを提供いただき、WindowsとUbuntuの環境用のデスクをそれに変更したら、奥行きをスリムにできるのではないかと考えました。

そのような目論見で、EZ1B BARをお願いしたところ提供をいただけることになりました!

EZ1B BARのスペック

EZ1B BAR
メーカーFlexiSpot
天板サイズ1455×400×16mm
天板素材メラミン樹脂
天板枚数2枚
重量26.4kg
耐荷重60kg
脚幅129cm
昇降範囲77.5~127.5cm
脚のタイプキャスター(交換可
ロック機能なし
USB充電あり(3ポート)
電源2ピンケーブル

組み立てについて

組み立てなど

一人でEZ1B BARを組み立ててみました。

まず、本体重量が26.4kgとかなり重く、更に小型なため運ぶのに苦労しました。二人がかりで運ぶなどしたほうがいいかもしれません。

組み立ての手順については説明書に書いてあるので、気になった点だけ記載していきます。

まずは天板を組み立てます。2枚ハギで、ダボとI字金具?をそれぞれ2つずつ使って固定しました。また、筆者は念の為、ダボに接着剤を塗り込んでから天板に埋め込みました。

また、天板には微妙なズレがあります。

続いて、脚を組み立ていき、天板に脚を取り付けたり、脚と脚の間にビームなどを通します。

こういった場合にインパクトドライバーがあると便利です。また、2つの脚で高さを調整するボルト的なものがずれている場合があるので、太めの六角ビットがあると、微妙な調整ができました。

なお、電源にはPSEマークがあることを確認できました。

外観について

奥行きが少なく、かなりスリムな印象を受けます。

最大まで昇降させると、127.5cm程度まで上がりました。

使用感や動作テスト

モニターなどを設置してみた。

E7 ProのモニターやサウンドバーなどをEZ1B BARに設置してみるとこんな感じ。意外と置けますね。

モニターアームを使えば更にモニターを増やせそうです。

安定性について

最大の高さにしたEZ1B BARに、モニター4枚やサウンドバーなどを設置して、ちょっと強めに手で揺らしてみたところ、かなり揺れるものの倒れるまでには至りませんでした。
相当強い力で揺らさないと倒れる気がしません。

アジャスターにしたらもっと安定するかもですね。

キーボードの打鍵の揺れについて

最大の高さにしたEZ1B BARにキーボードとモニターを置いてキーボードをタイピングすると、モニターがかなり揺れます。

デスクの特性上仕方ないですが、どうしても揺れてしまいますね。

デスクに配置してみた。

実際にE7 Proの位置にEZ1B BARを設置してみました。(結構大変でした(;´∀`))

かなり奥行きが抑えられていて、スッキリして見えるのがわかると思います。

ドリンクホルダーについて。

FlexiSpot EZ1B BARにはコップや水筒などを置けるドリンクホルダーやヘッドホンホルダーが付属しています。

ただ、このドリンクホルダーについて、あくまでも筆者はこれよりもっといい感じにおけるソリューションがあると考えています。

理由としては、このホルダーに置いても、デスクが揺れたり自分がぶつかったりして、ドリンクをぶちまけてしまうことがかなりあったからですね。

ドリンクの置き場所には2つの点に気を配ることが必要です。

  • ドリンクをぶちまけにくくすること、
  • ドリンクをぶちまけた場合の被害を抑えること

そしてその2つを考えた場合に

  • 深さがあるトレイの中に置くこと
  • 周囲に高価な電化製品を置かないこと
  • 高さをできるだけ低くすること

のようなことに気を配る必要があり、結果として、楽天インテローグのこのワゴンにたどり着きました。今のところ水をこぼしておらず、仮にこぼしても重大インシデントの発生は抑えられるはずです。

今回のEZ1B BARのドリンクホルダーの話に戻りますが、ドリンクを入れられないとはいえ、ドリンクではなく、文房具や工具を入れたコップ的な小物入れを入れておくには最適だと思います。

また、今回のドリンクホルダーもヘッドホンホルダーもはネジで止めるタイプのため、天板によっては他のデスクにも取り付けられるものと思われます。

EZ1B BARを使ったデスクレイアウト

メリット

  • 数少ない40cm奥行きの電動昇降デスク
  • キャスタータイプで汎用性が高そう
  • 安定感は意外とある
  • 3つの充電用USB端子
  • 127.5cmまで上げられる昇降範囲の広さ
  • 価格も3.5万円程度と低廉な部類

いくつかのメリットを深堀りします。

数少ない40cm奥行きの長方形型電動昇降デスク

L字など特殊な形ではない長方形型の電動昇降デスクは、奥行きが大きいものが多いです。

幅が140cm以上の大型なものだとそれは顕著で、ほとんどが小さくて奥行き60cm、大きいと奥行きが80cmまであります。(一応50cm×140cmの昇降デスクはあるのですが、値が張ります。)

また、脚を自分で用意して天板を張り替えるにしても、ほとんどの電動昇降デスクの脚は奥行き60cm程度までを想定して作られていて、頑張っても45cm~50cm程度までの奥行きの天板しか置けないということもあります。

とはいえ、本来はキーボードもモニターも一緒のデスクに置くことが基本なので、致し方ないとは思うのですが、筆者のように奥行きが小さい電動昇降デスクが欲しい人にとっては厳しい選択になります。

しかしEZ1B BARは奥行き40cmのデスクとなっていて、とても素晴らしいです。

3.5万円と低廉な価格設定

こうした斬新な特徴の電動昇降デスクとしてはそこまで高くない価格設定だと思います。

確かに140cm程度で普通の奥行きのの電動昇降デスクでは、1.5万円程度の製品もあります。

しかし、奥行きが狭いという結構な特徴のデスクでし、以下のような特徴もあるので、コスパがいいとは言えないかもしれませんが、納得の価格設定だとあくまでも筆者は思います。

  • アジャスターではなく移動しやすいキャスターを搭載していること
  • 127.5cm(キャスター使用時)の高さまで昇降できること
  • ロック機能がないとはいえ、豊富な充電用ポートを搭載していること
  • 電動昇降デスクの第一人者的メーカーのFlexiSpot製であること
  • 比較的長めな5年間の保証があること

デメリット

  • タイピング時にぐらぐらする
  • モニターとキーボードを併用するならモニターアーム必須

その他のポイント

  • ロック機能なし。
  • ピアノや鍵盤数の多いMIDIキーボードを天板下に収納出来そう。

ピアノや鍵盤数の多いMIDIキーボードを下に収納出来そう。

EZ1B BARは横に長いデスクなので、脚の間にピアノや長いMIDIキーボードをそのまま収納できそうです。

筆者が組み立てた場合、脚の幅は約130cmでした。

製品にもよりますが、ピアノや長いMIDIキーボードでも収納できる可能性があります。

ちなみに今回の記事に写っているKARINAのピアノは全長125cm程度でした。

いくつかのピアノを調べたところ、製品によっては132cmなど、130cmを超過してしまうものもあります。しかし製品によってはEZ1Bの脚の間に設置できる場合もありそうです。

あとがき

参考になれば幸いです。

【重要度低】個人的に良かったこと

今回FlexiSpot EZ1B BARを提供いただいてとても良かったことを話していきます。

スリムになったことで、メタルラックへのアクセス性が大幅に改善

キーボードやピアノスタンドとの相性も大幅に改善

奥行きが減ったことで、キーボードを引き出さずともキーボードの印字を視認できるようになりました。

また、ピアノスタンドも引き出しやすくなりました。

強いて言うなら、キャスターじゃなくてアジャスターでも良かった

安定感の向上のためにあアジャスターでも良かったと思います。

また、アジャスターの場合キャスターよりも脚が低くなるので、脚の上にワゴンを載せることが出来ます。

とはいえ、必要であれば電動昇降用のアジャスターを用意すればいいのです。筆者は別のデスクのアジャスターを流用しました。

DTMerさんやピアノの練習をしたい人にいいかも。

実際に使ってみて、DTMerさんなどにもおすすめのデスクではないかと分析しました。

例えば、キーボードとモニターをEZ1B BARに設置して、キーボードスタンドをその下に設置してしまうというのもありかもしれません。

また、ピアノを練習する際にもこうしたデスクは役に立つかもしれません。EZ1B BARのような細長いデスクであれば、ピアノ+ピアノスタンドとPC環境のデスクとを奥行きを少なめに併存させることが出来ます。

ピアノとPCキーボードを別々のデスクに置くことで、どれだけピアノを弾きまくってもモニターはほとんど揺れません。揺れを蛇蝎の如く嫌う人におすすめです。

こぼれ話 これまで使っていたE7 Proは一体どこに行ったのか?

結論から、E7 Proは天板を張り替えて撮影用デスクとして活動することになりました。

これまでは撮影用デスクに山善の高さ1mで固定のスタンディングデスクを使っていましたが、高さを変えられないために、身長が高めの筆者としては使いづらかったです。

しかしこれを昇降デスクとすることで、自分の身長に合わせて高さを調整できるようになりました。

筆者の場合ですと、背筋を伸ばさないとうまく発声できないので、物撮りをしながらの収録では、声のボリュームを挙げられそうです。

さらにE7 Proは脚の幅も調整できるので、120cmの天板にフィットさせることが出来ました。

欠点を上げるならあまりにも重すぎることでしょうか。重量は脚だけで33.6kgらしく、コレまで使っていた山善のデスクが13kgらしいので、3倍近くもの増量となりました。

ご覧頂きありがとうございました!

 

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