このたび提供を頂いてGOLDENMATEのUPSを実機レビューします。
UPSではあるのですが、レビュー時点ではPCやNASと繋げるためのソフトもUSBもわからない状況になっておりまして、現時点ではUPS的にも使えるポタ電的な扱いでレビューをしています。
今後また加筆修正するかもしれません。
GOLDENMATE UPS 無停電電源装置 1000VA/800W リン酸鉄リチウムイオン電池採用 230Wh 常時商用給電 正弦波 サーバー ネットワーク機器 通信システム産業用の高効率バックアップ電源
GOLDENMATE
開封と外観
開封していきます。
電源アダプタは3ピンソケットメスケーブルとなっています。説明書には純正のケーブル以外使わないでほしいという旨の記載があります。
本体の外観は白く、薄型になっております。隙間にフィットしそうですね。
一般的なUPSと同じく背面に入力と出力でそれぞれ端子があります。
手ブレがひどくて住みませんが、右下にPSEがあります。
実際に使用してみた
UPSとして使える?
- UPSとしてつかえるかですが、若干微妙な印象です。
- UPSについて調べてみると、PCをUPSの電源に指しただけでは使えず、UPSとPCとを更にLANケーブルやUSBケーブルで接続する必要があるらしいです。
- しかしそのような付属物などは調べても見つかりませんでした。
簡易的なUPSとしてなら使える
- 現時点ではPCやNASと連携させてシャットダウンさせることができませんが、電源供給が絶たれるとピープ音が5秒間隔で鳴ります。
- ピープ音がなっている間に電源を復旧させるか電源を切る、みたいな使い方もできそうだと感じました。
- ただ、その場合ほぼ確実に手動で電源を切る必要があり、自動化しづらいと感じました。
メリット
リン酸鉄系バッテリーである。
- Amazonで発売されているUPSをざっと調べた限りではほとんどが鉛蓄電池を使ったものですが、こちらはリン酸鉄系リチウムイオン電池を使っています。
- リン酸鉄系リチウムイオン電池はAnkerの公式サイトによれば安全性や寿命などの点で優れていると言われます。
- そうしたメリットがあります
バッテリーの容量(スタミナ的な意味)が大きい
- リン酸鉄を使用しているためか、CyberPower社のものなどに比べても長持ちしそうですね。多分。
- というのもCyberPower社さんはスペック非常に細かく出されているのですが、Whの数値が書かれておらず、どうしてもざっくりとした計算になってしまいそうです。
- あくまでもざっと計算した限りでは、今回の結構持ってくれそうです。
デメリット
残量が%で表示されない
- 電池残量が%で表示されず、あとどれくらい残っているかをざっくりとでしか判断できません。
本体バッテリーを使用するとピープ音が鳴り続ける
- ポタ電的な使い方をする場合にもピープ音がなり続け、解除することができないようです。
- ちょっと使いづらいかもしれませんね
UPS的な機能に乏しい
- 電力遮断時にPCやNASをシャットダウンする機能などがなく、UPS的な使い方が難しそうだと感じました。
その他のポイント
使用時・充電時にファンの音がなることも
- 本体の熱を逃がすために結構大きめなファンの音がなります。
同程度の価格帯のUPSと比較
- 同程度の価格帯のUPSと比較した際、このGOLDENMATEのUPSのメリットはバッテリーの持続力が優れることと、リン酸鉄系リチウムイオン電池を使っていることです。
- 逆にデメリットはUPSとしての機能に乏しいことです。
同程度の価格帯のポタ電と容量を比較
- 同程度の価格帯のEcoflowやBLUETTIなどメーカーのぽたでんと比較すると、若干GOLDENMATEのUPSのほうがWhが少ないです。
充電速度はそこまで速くない
充電速度はそこまで速くありません。
- ポタ電だとエントリーでも250W程度で充電できるものもあるので、それに比べると大幅に遅いです。
- とはいえ、UPSの充電速度にそこまで求めないひともいると思いますし、さしたるデメリットではないかもしれません。
匂いもある
- ドブの匂いとポータブル電源の匂いを混ぜたような匂いがします。
補足 この商品はどんな人向けなのか?
- まず停電時やブレーカーが落ちたタイミングでも機器をいきなりシャットダウンさせたくない人で、常に機器のそばにいることができる人ですね。
- また、一般的にネット回線は光回線のため、停電時などはONUやルーターも止まってしまうものと考えれれ、そのため工夫をしないと殆どの場合ネットに繋がらなくなるものと考えられます。
- その場合、基本的にはリモートで機器を停止させたりもできなさそうですよね。
- そういった場合、リモートで停止することが難しそうですよね。
特定の機器を電源遮断時もつかい続けたい人向け
- ポタでん的な使い方ですが、普段はUPSとして使って、停電時などはスマートフォンを充電したり、PCで作業をしたりしたい人向けかなと感じました。
あとがき
参考になれば幸いです。