この度はFlexiSpotさまから三度提供をいただき、E7 Proを実機レビューしていきます。
通常のT字型の脚ではなく、コの字型の足となっており、足元を広々と使える場合があります。
また、今回も前回提供をいただいたとき同様160×70というデカ天板を使っております。デカくて重い天板を使うことで、どれだけ揺れるかも調べていきたいと思います。
結論。やっぱり揺れますしかし、最大限高くしたら揺れ対策を行わなくても揺れはかなり控えめです(揺れないわけではない)
それに昇降の範囲もかなり広めで、安心の5年保証があり、なによりデザインがかっちょいいのが特徴です。
実際につかってみた
実際に使ってみました。
到着と運搬
到着時の配送は佐川さんからでした。
玄関から自室に運ぶまでかなり苦労しました。重くてデカかったので(;´∀`)
二人がかかりで運んだほうがいいと思います。また、組み立て時は広い場所で行いましょう。
組み立て
組み立てはとても大変でしたが、休憩含めて2時間で完了しました。
コツの一つとしては、天板にもともとある穴通りに天板の足を調整して、ねじ止めをするのはとても手間がかかるので、ネジ穴は無視したほうがいいということです。
また、電動ドライバーをぜひ用意しましょう。
今回のような家具の組み立てだけでなく、さまざまな用途で使えますから。
E8と組み合わせてL字デスクとして使ってみる。
E8と組み合わせてL字デスクとして使ってみました。
筆者は長らくL字デスクに憧れていて、今回160cmのクソデカ天板を用いた理由として、L字デスクにしたかったからですね。
結論から申し上げますと、160cm×70cmはL字デスクにはしづらいという印象がありました。
天板の長さが160cmなのはいいとして、幅が70cmもあるので、L字にするとデスクの継ぎ目の部分に手が届きにくくなります。
もしL字にするのなら、幅は60cm以下だったらばもっと御しやすかったと思います。
2段デスクに使ってみる
実際に2段デスクとして使ってみるのが最高だということに気づきました。
2段デスクは僕が考えついた怪しい概念です。
きっかけは動作確認用のデスクが欲しいことから
僕はガジェットブロガーをやっています。
僕はガジェットブロガーをやっていて、その主力としている記事はタブレットとミニPCです。
タブレットやミニPCのベンチマークを計測することが増えてきたのですが、その際にデスクがU字なら常に使いやすいと思います。
メインのPCであるMacとWIndows機に加えて、動作を確認する用のデスクも必要なのですね。
だから、こんな感じのU字にデスクを並べていました。
しかし僕は気づいてしまったのです。デフォルトで5つ、さらにいえば7つものパソコンを同時に起動するためにはそれだけでは力不足なのです。
だからこそO字型のデスクを考案したりもしましたが、人間離れした跳躍力がなければデスクから出られないことに気づきました。あ、あとそれと騒々しく無く着地する身のこなしも。
これで事態は行き詰まりました。
良曲はアイデアをも与えてくれる
そのようなことを考えながら、Youtubeをだらっとみていました。
作業用のBGMに今季アニメの主題歌のミレパのW⚫︎RKのPVをながら見していました。
そこで、キーボード奏者の方のキーボード捌きから閃きました、膝を打ったんです。
要はキーボーディストの方はこんな感じのキーボード台を使っていました。
そうなんです、キーボードを2段上下に重ねて演奏していたのです。
これを作業用デスクに応用できないか、ということで2段デスクを考えてみたのです。
2段のデスクにすれば、上下にPCを置くことができます。
通常2つのPCしか置けない環境なら、さらに上下のどちらかにデスクを置けば、さらに1か2くらいのPCを置くことができます。やったね!
二次元の思考から、さらにZ軸を継ぎ足して三次元的に考えるなどと意味不明なことをほざいて、このような奇策に思い至りました。
デスクの高さはこのようにした
僕は身長186cmある平々凡々に当たらない身長なわけです。
身長が高いことによって僕はさまざまなメリットだけを感受しました。デメリットを除いては。
腰を屈めることなくタイピングをするためには、デスクを高くしないといけないわけです。
キーボード作業をする場合は立って115cm、座って78cmの高さに天板を持ってきています。
2段デスクの高さもそれぐらいにすればいいのですがそれだけではありません。
上段と下段の間に、下段に特にモニターを置くので、そこそこの間にすることが肝要です。
それを踏まえると、上段の高さは121cmとなります。
その上段に今回提供いただいたE7 Proを抜擢してみたわけですね。
2段デスクの上段として最適
そんなわけで、2段デスクの上段として抜擢したわけです。
結論から言って、多少は揺れてしまいます。120cmまであげているのでしかたないとは思いますが。
とはいえ、その揺れもあまり有名でないメーカーのものと違って控えめで、十分に許容ができます。
それに、デスクを完全に揺れをなくすひつようはなく、ほどほどに安定していれば十分なので、これでいいわけですね。
それに天板が広くさまざまなものを置けるため、高い拡張性を誇ります、。
揺れ対策に突っ張り棒を使ってみた。
まだ試していませんが、突っ張り棒などを床と天板の間に通せば、揺れも抑えられると思います。
2023/05/22追記、ということで揺れ対策のために用意してみたのが突っ張り棒になります。
ダイソーで割としっかりしたスペックのものが1本550円で購入が可能になります。
さて、さっそく使ってみました。
2本の棒を使い、一方を天板と床に、もう一本を天板と脚との間にくっつけます。
揺れを完全になくすことこそできないものの、かなり剛性が上がった感じで、揺れを体感では2割程度まで抑えることができました。
メリット
メリットはこちら
天板が一枚板で手触りがとてもいい
一般的な格安な電動昇降デスクは天板が一枚板でないことが多いです。
そのために揺れの原因になったりする可能性もあります。
しかしこのFlexiSpotの天板は1枚板でとても上質な印象を受けます。
手触りも高級な家具のように滑滑です。
保証期間が長い
保証期間がとにかく長いのが特徴。
通常のデスクは1年から2年程度ですが、このFlexiSpotは5年間の保証があります。
長期的に使用する人にとてもおすすめです。
最大限高くしても揺れが控えめで、安定感が強い
前提として120cm程度の高さまで持っていくことができます。
環境や組み立て方や使い方が悪いのかもしれませんが、どうしてもタイピングでデスクは揺れます。
それは電動昇降デスクだと特にそうで、ぐわらんぐわらんと揺れてしまいます。
そしてそれはこのE7 Proも例外では無く、どうしても揺れます。
しかしかなり安定感がある部類で、120cm程度の高さまで持ち上げても揺れはそこまでひどくありません。
2段デスクにして使用するという特殊な使い方をしていますが、そんな妙チキリンな要求にも答えてくれるスペックの高さを持ちます。
コの字型で、足元を広く使える
足元を広く使うことができます。
脚が奥まった箇所にあるので、我々の脚とも当たりにくくなります。
それに、ビーム部分も奥になるのが当たりにくいポイントです。
デメリット
デメリットはこちら。
天板が重い
天板が結構重いです。
たしかに天板が分厚く重いことによって安定感と頑丈さを備えています。
ただし組み立て時や持ち運び時がとても大変です。
E8との比較
E7 Proは足元を広く使いやすい。
E7 Proの特徴はコの字型のデスクであるということで、足元を広く使えます。
また、ビームにも当たりにくいので、椅子や人間の脚がビームに当たってしまうことが少ないです。
E8はシンメトリーで両側から使いやすい
基本的にはE7 Proの方が使いやすい印象を受けました。
しかし、E8もコの字型ではなくシンメトリーであるからこその利点があります。
それは両側から使いやすいこと。
デスクを壁際に配置するのではなく、部屋の中央に配置して使うのなら、両側から使いやすい方がいいと思います。
安定度はさほど変わらない
安定感はさほど変わりません。
個人的に、突っ張り棒を使って揺れ対策をする場合はコの字型の方がやりやすいきもします。
そのほかの情報
そのほかの情報についてまとめていきます。
ボタンはタッチ感度が敏感すぎるが、ロックも可能
ボタンはちょっと触っただけで反応するので不便な点もありますが、ロック機能がありますのでなんとかなる気もします。
ただし、ロック中に触ってしまうとピポピポと音が鳴るので、音が鳴らないようにできたらもっといいなとは思いました。
それと、同じ高さで作業することが多いのなら高さを変えないときは昇降デスクの電源ケーブルを抜いておけば動作しません。
2023/11/17追記、現在の使用感
2023/11/17追記、今は第二デスクとして使用
現状も使っています。どうしても筆者の環境では揺れてしまうので直接キーボードを置くことはないのですが、モニターやノートPCを設置しています。
キーボードはサイドテーブルなどに設置しています。直接置かないことでキーボードの揺れを抑えることにつながります。
あとがき
参考になれば幸いです。
あえて脚をコの字にしていて、結構意欲的な製品だと思いました。
これからもビシバシつかってみて、どれだけ使えるかを検証していけたらと思います。