この記事は、ガジェットブロガーをやっている僕が読んできた本などを記載していきます。
僕は小学校から専門学校卒業後ニートになり、さらに就職して数年は本を読みまくって参りました。
そのような僕がおすすめの本などについて語っていきます。
なお、この記事はSEOやライティングやマーケティングにまつわる本をあまり含んでおりません(2023/04/03現在)
そのため、だいぶ自己満足に近いものはあると思います。
なお、著者名は敬称略としていますが、とても良い本ばかり紹介しているため、様とつけたい気分です。
語彙や書き方に影響を与えた本
ここで紹介する本は、僕の語彙や文章に影響を与えた本です。
影響されるかもです。
ダンテ「神曲」※文語訳版
ダンテの神曲は面白いです。
神曲というからには音楽関連の小説なのかと思われるかもしれませんが、現在の原題としては「神聖喜劇」に近いです。
この本のすごい点は3つあります。
まずは地獄編の恐ろしさです。
神曲は地獄編、煉獄編(または浄罪編)、天国編の3つがあります。
地獄編は地獄について語られるため、結構に悍ましい描写が多数あります。
地獄編が一番人気と聞きますね。
次にいろいろな知識がつくということです。
まあ、中世のイタリアで書かれた本なのでSEOやらCPUの知識は微塵も描かれていません。
しかし、ヨーロッパなどのいろんな知識がみにつきます。
最後に、文語訳の場合とにかく難解な文章になります。
「げに」だとか「沽聖」だとか「むべなるかな」などといった、わかりづらいけれども重みがすごい語彙が多数用いられます。
それを頻繁に使うかはともかくとして、文章表現のは幅は広がります。わかりにくいけれども。
森見登美彦「新訳走れメロス」など
森見登美彦さんは小説家の方で、「夜は短し歩けよ乙女」や「ペンギン・ハイウェイ」などの作品を出しています。
「新訳走れメロス」はとても面白い短編集です。
太宰治の短編小説をとても面白く、クスッと笑える形にしています。
このかたの文章もかなり色々な語彙が使われていて、面白いです。
勉強になります。はい。
田中泰延「読みたいことを書けばいい」
これについてはブログを始めた頃に出会いました。
文章自体が時折噴き出すような面白さを持っています。
文章についてさまざまなことを語っていて参考になります。
もちろんSEOやマーケティングには別の本が適しているかもしれませんが、こうした本も読んでおくと文章に対する姿勢的なものが弛緩して、ほぐれるかも。
成美堂出版編集部「頻出度準漢字検定準一級問題集」
僕は漢検準一級を持っています。
漢検よりも英語とか簿記とかプログラミングを勉強したほうがより役に立つとは思います。思うのですが、漢検を勉強することで漢字についての表現の幅が広がります。
表外読みとかも、漢字の深い意味を理解するために役立ってくれます。
なので、趣味として撮る分には良い資格の一つかなと思います。
読書自体に影響を与えた本
読書自体に影響を与えた本についてです。
ショーペンハウエル「読書について」
読書について、は推しておきたい本です。
色々な考え方はあって然るべきですが、読書については僕の場合、本を読めないことを正当化してくれる本だと思っています。
本を読むことは本のために時間やお金を消費します。
また、紙の本の場合は部屋のスペースもとります。
サブスクなどで読んでいる場合は、本を読まなければという必要に駆られてしまいます。
そのような場面において、本を読まないことを正当化してくれる(とこの記事の筆者である僕は読み取っている)ために、自己肯定感を下げることなく本を読むことといい漢字に距離を取らせてくれます。
佐藤優「読書の技法」
佐藤優さんというすごい方の本です。
読書や勉強に対する圧倒的な知識と経験とが列挙されています。
この本の1割でも取り入れられたからこそ、僕の人生は多少は好転したのかなと。
あとがき
参考になれば幸いです。