この記事ではレンタルした、JAPANNEXTのJN-i43TURを実機レビューします。
43インチの4KディスプレイのJN-i43TURは、その画面の大きさと高い解像度から、優れたマルチタスク性能を持っています。
一方で非常にでかいので、デスクの上をとても占領してしまうというデメリットもあるにはあります。
しかしその分、デスクのものの数を減らせる可能性もあるので、かならずしも机の上がごちゃごちゃになるとは言えません。
デスクの上を多少占領してもいいから作業効率を、最高の作業効率を獲得したい方にはとてもおすすめなモニターになっています。
さらに、6.8kgという比較的軽量なのもポイントの一つ
色々なタスクを扱う人に特におすすめです。
JN-i43TURのスペック
スペックはこちら。
メーカー | JAPANNEXT |
メーカー名 | JN-i43TUR |
画面サイズ | 43インチ |
解像度 | 4K(3840×2160) |
パネル種類 | IPS |
VESA | 200×200 |
VGA | 非対応 |
HDMI | 対応 |
DisplayPort | 対応 |
Type-C | 非対応 |
給電 | 非対応 |
ハブ機能 | 非対応 |
消費電力 | 標準18W |
スピーカー | 8W×2 |
特記事項 | 重量6.8kg |
JN-i43TURの使用感
実際にとどいて使用するまでの諸々を記載します。
開封
とにかくでかいです。
箱の手前にあるのがMacbook Pro 13インチモデルですが、それと比べてこのサイズ感。
正直言って、これまで宅配できた荷物のどれよりもでかい記憶があります。
中身はこんな感じです。
サイズ的な制約もあってか、小型のモニターより発泡スチロールの梱包がすくないですね。
付属品類です。
リモコンやHDMIケーブルが含まれます。
ACアダプタは本体と一体になっているようです。
組み立て
実際に組み立てたところ、足を取り付けるのが大変でした。
モニターがデカくて重い上で足をねじ止めするので、なかなか疲れました。
モニターの重さ的に、ガッチリと接合しないといけないからか、ねじ止めがきつい印象があります。
机に置いてみた。
机に置いて見ました。
その感想としては、とにかくでかいってことでしょうか。
この机は横幅140cmあるのですが、そのほとんどを占有してしまっています。
JN-i43TURのメリット
メリットはこちら。
圧倒的なマルチタスク性能
JN-i43TURは圧倒的なマルチタスク性能を持ちます。
僕はブログ執筆をやっていて、パソコンとモニターでウィンドウを3つ表示させて、それとは別個にタブレットで動画やアナリティクスを表示させていることが多いです。
普通のモニターだけでは、ウィンドウを5つ表示することは難しいので、そのようにしているわけです。
しかし悍ましいのはこのJN-i43TURのビッグサイズと高解像度。
1画面だけで6ウィンドウも表示できる包容力があります。
まさに事務作業やブログ執筆に効果絶大でしょう。
JN-i43TURのマルチタスクは非常に強力です。
たった1画面だけで6つものウィンドウを表示できるのですから。(筆者の作業の場合)
物を減らすことができる
先述の通り筆者はこれまで、モニターの他にも2つのタブレットを使っていました。
1つはアナリティクスを表示して、このサイトの閲覧者数を見ていました。もう1つはYoutubeを表示させていました。
こうすることで、モニターの狭い表示領域を補っていたのです。補ってくれていたのです。
しかし、JN-i43TURのおかげで、Youtubeもアナリティクスもモニター単体で表示することができるようになり、2つのタブレットはお役御免となりました。
これによって、机の上からタブレット2つをリストラできるのみならず、タブレットをサポートしていたタブレットスタンドや充電器も解雇できました。
これによって、机の上からものの数を減らすことに成功できました。
スピーカーの音質はまずまず
スピーカーの音質はまずまずです。
安いスピーカー特有のぐさぐさした感じではないですが、めちゃくちゃ感動する音質ではないです。
仕事には十分につかえますし、動画視聴にも使えそうです。
消費電力75W未満
僕は43インチ4Kのモニターやテレビをいろいろと探していたのですが、大体100W近くの消費電力でした。
少なくても80Wぐらいだったのです。
しかし、JN-i43TURは75Wで、比較的消費電力が少ないかもしれません。
43インチモニターの中では軽量
43インチモニターの中では軽量な部類に入ります。
他の製品では9kg以上のものが多いですし、10kg超えてくるモニターも多いので、それを考えると6.8kgは相当軽量だと思います。
モニターアームも使うことができるみたいです。
JN-i43TURのデメリット
JN-i43TURのデメリットはこちら。
大きく、スペースをかなり取る。
とにかくでかいです。
JN-i43TURの横幅は96cm、縦幅は61cmです。
僕のメインの昇降デスクは横幅140cmあるのです。
しかし、デスクに置くと圧倒的な大きさに圧倒されます。
ただ、作業スペースの広さなどを考えれば、個人的にはメリットの方が大きい印象です。
43インチのモニターの中では軽量だが、それでも重く感じるかも。
6.8kgで、他の43インチモニターだと10kg程度なので、それを考えると軽い部類には入ります。
ただ、それでも重く感じることもあるかもしれません。
気軽には手を出しづらい
値段は4万円なので割高感は一切ありません。
しかし、サイズや重さを考えると、おいそれと手を出しにくいモニターではあると思います。
その他の情報
その他の情報はこちら。
モニターアームは不要かも?
モニターアームはモニターのアームです。
モニターアームを使うことで、モニターを自由な位置に配置可能です。
そのため、モニターアームは最近大人気です。
ツーといえばカー、鬼に金棒、モニターにモニターアームです。
しかし、モニターアームはあまり必要ないかもしれません。
まず1つ目に、モニターアームがなくてもかなりの高さがあるという点。
通常のモニターの縦の高さは30cmぐらいですが、このJN-i43TURの高さは61cmです。
普通に使ってもかなりの高さがあります。
僕自身身長が186cmあるのですが、モニターアームなしに満足に使えています。
もう1つはサイズが大きく、重いために、モニターアームもそれに適したものにしなければいけないということです。
一般的なモニターアームは30インチ程度のモニターに対応していますが、43インチものモニターには対応していないことが多いです。
そのため、モニターアームも1万円程度する高価なものが必要になったりします。
JN-i43TURの感想
感想として、かなり高いマルチタスク性能があるということを挙げます。
ブログ執筆のようなマルチタスクが求められる用途では特に、たった1画面で6つ程度のウィンドウを表示できるJN-i43TURは素晴らしいです。
ただし、非常に大型なので人はどうしても選びます。
とはいえ、作業効率をもとめたい人にとってはかなりいい選択肢になると激推しします。
2023/02/28追記、やっぱり作業効率がとても高いモニターでした。
返却してから、とてつもないほどの喪失感を覚えています。