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【アクセサリ】M1 Mac mini 8GBメモリモデルを実機レビュー

2022年12月9日

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この記事では、M1 Mac miniを実機レビューします。

M1 Mac miniを数時間使った感想として、予想以上にでかいという感想しかありません。

確かに小型PCの部類には入るでしょうが、他の小型PCよりも広々としたサイズ感すぎる気はします。

とはいえ、実際に高い性能を持ち、予想以上にキビキビと動くだけでなく、ファンの音がするどころか筐体に触っても発熱が一切合切全くないという凄まじさを感じます。

やべー、M1 Mac mini。

ただし最近では円安によって、価格が高騰してしまっています。

Apple公式では9万円程度、楽天では安い中古品なら7万円程度、メルカリの中古なら6万5千円が相場でしょうか。

2023/04/14追記、M2 Mac miniの発売や経済情勢のためか価格が下がってしまっていて、楽天や公式の整備済製品なら6万5千円程度という価格設定です。

そしてすさまじい価格の急落が起きたのがメルカリの相場で、吊るしモデルで6万5千円程度だったのが、57000円程度まで下落してしまっていました。

ちなみにM2 Mac mini発売前にM1 Mac miniを売ろうとしていて、価格が急落したために五千円程度の大損をしてしまったのは記憶に新しい、忌まわしい悪夢でございます。

とはいえ、M1 Mac miniの性能や機能性の高さは本当に素晴らしく、値段を許容できればアリな端末だと思っていたので、より一層コンペティティブな端末になりました。

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なお、記事のスペックについては、公式サイトを参考にしました。

おすすめのデスクトップパソコンについてまとめた記事はこちら。

M1 Mac miniの動作

M1 Mac miniの動作についてです。

ブラウジング

Safariを使った限りでは結構目に快適ですね。

メモリは8GBで足りているのを感じ、動作はめちゃくちゃキビキビと動きます。

ただ、メモリプレッシャーは黄色になったりしますね。

スワップメモリはどうしても発生してしまうようです。

ブログ執筆

一切カクツキはないレベルで快適です。

また、軽く使うレベルでは、スワップメモリなども発生していないようですね。

iPadのリカバリーモードからのアップデート

最近iPad OS16.2が配信されました。

それを確実にダウンロードするために、リカバリーモードにした上で、このMac miniからアップデートしました。

Mac miniで普通にアップデートが可能でした。

Stable Diffusionにて

Stable Diffusionの動作をM1 Mac miniと同じ性能のSoCを積んでいるM1 Mac Airの16GBメモリモデルで動作を検証しました。

MacやiPadなどで使えるDraw THingsというアプリを使うことで、簡単にStable Diffusionの環境を作ることができます。

また、生成速度やモデルの設定ができたりと芸が細かいです。

そのようなアプリを用いることでM1 Macbook Air 16GBモデルにおいては、美少女系、25ステップ、512×512の画像をデフォルトに近い設定で38秒で、速さを追求した設定で1枚21秒で生成できました!

NVIDIA製のグラボを積んだマシンを用意するのは大変だけれども、ちょっとしたイラスト生成はしたい方におすすめです

M1 Mac miniのメリット

M1 Mac miniのメリットはこちら。

性能がべらぼうに高い

性能が結構高めなのが特徴です。

CPUやSoCの性能を図るためにはベンチマークテストをする方法があります。

ベンチマークについて一番簡単なのはPassmarkという数値です。

使えるCeleronだと勝手に僕が思っているN5095やN5105は4000程度

Macbook Proの2019年や2018年モデルのi5は8000程度です。

そして、M1チップのPassmarkはそれらを軽々凌駕する14000程度です。

さらにGPU性能も高いと言われています。

Appleはとんでもないものを作ってしまいました、それは、高性能プロセッサです。

べらぼうな低発熱で、静音。

そして悍ましいのがM1チップが省電力なことです。

高性能なCPUは大概が電力をめちゃくちゃ喰います。

そして電力が喰われると、熱もいっぱいこと発生します。

M1はTDPが15W程度ということです。

性能が高いのに電力を食わないという凄さです。

そして、発熱もライトな用途ではほぼしません。

そして発熱が少なく、ファンも音が小さくて済みます。

ヘビーな用途に足る性能を持つだけでなく、ライトな用途では高い静音性や省電力性能を持つようですね。

中古価格はコスパがいい

中古価格であればコスパはいいと思います。

M1 Mac miniはメルカリなどのサイトでは6万5千円程度の相場で買われています。

また、楽天でも7万円程度で購入が可能です。

高い性能や、対抗馬がいないことなどからおすすめです。

2枚まで外部ディスプレイを接続可能

M1 Mac miniは2枚まで外部ディスプレイを接続可能です。

多くのミニPCやIntel Mac miniは3枚まで接続が可能でした。

しかし、2枚もディスプレイがあれば、サイズや用途にもよりますが、問題なく使えるかと思います。

メガネケーブルで電力供給

メガネ型の電源ケーブルを用いて電力を供給します。

PD給電には対応していないようですが、
それでも独自端子で、さらに間違って別のところに刺さらないようなサイズ感はいいと思います。

というのも、ミニPCなどの中には、電力供給用のケーブルがType-cのものがあります。

ミニPC用のType-cケーブルを間違えてタブレットなどに刺してしまうとちょっと壊れる可能性があります。

それを考えるならば、間違えて刺しにくい大きさになったのは良いかと思います。

デザインもなかなかいい。

僕はミニPCをこれまで7個程度使ってきました。

WindowsのミニPCはガジェット感というか仰々しさというか角ばった感じがあります。

それはそれでかっこいいのです。

ですが、M1 Mac miniはそれらとは違い、美しさがあります。

アルミニウムのボディは洗練された高級感を醸成します。

また、妙に角ばっておらず、ただそこにポツンと佇みながら仕事をするというような存在感は、
まさに燻銀と言えるでしょう(色的には明るいシルバーですが。)

M1 Mac miniのデメリット

M1 Mac miniのデメリットはこちら。

(ミニPCとして)でかすぎなのだ(と思います。)

一般的なミニPCに比べると、サイズは少々大きいですね。

新品価格が高すぎる。

ちょっと新品価格が高すぎる印象は受けました。

2023/01/18追記、なんと本日、M2 Mac miniが発表されました。

価格が下げられているのが特徴です。M2 Mac miniを買うべきかまとめた記事はこちらです。

16GBモデルも高い

16GBモデルは、8GBモデルから28000円新品価格で高くなります。

8GBメモリを増設するだけで非常に高額になってしまいます。

Vesaマウントにデフォルトで対応していない

デフォルトではVesaマウントに対応しておらず、モニターの裏などに取り付けるのがアクセサリが必要だったりします。

スピーカーの音はちょっと微妙かも

スピーカーの音はおまけ程度に捉えておくといいかもしれません。

聞けない音質ではないのですが、iPadやMacbookの音質に比べるとちょっと重みがない気がします。

停電に弱い。

僕はこれまで、画面に表示不良のあるMacbookをクラムシェルモードで使用することが結構ありました。

この方法のメリットとして、Macbookにバッテリーがあるためにコードをぶっこぬいても問題ないのです。

ただ、Macminiにはバッテリーがないために、ぶっこ抜くと電源が落ちますし、あまり優しくない手法だと思います。

ぶっこ抜けないのは当たり前ですが慣れが必要ですね。

外に持ち出すことがとても難しい

Mac miniはデスクトップパソコンなので、外に持ち出して作業に使うのが、結構難しいです。

結局M1 Mac miniを手放した理由

M1 Mac mini自体は非常に強力なデバイスです。

ただ、ノートパソコン1台に一元化した方がいいかなと思い、結局手放すことにしました。

M1 Mac miniのおすすめアクセサリー

M1 Mac miniのおすすめアクセサリーもまとめて紹介します。

最低限必須である、モニター、キーボード、ハブ、マウスの4つと
面白いアクセサリについて紹介します。

やっぱりキーボートとマウスは大切

大切なのはキーボードとマウスです。

パソコンを操作する時にはキーボードとポインティングデバイスはほぼ必須です。

まずはキーボード。キーボードを使ってゴシップやファッションをググったり、
友人とたわいもない会話のデッドボールを繰り広げていることと存じます。

そのためにも、キーボードを選ぶことは肝要でございます。

キーボードに関しては種々様々なものがありますが、
おすすめのものを3つ紹介します。

まずは、パンタグラフ式のキーボードです。

パンタグラフ式キーボードは薄型で、
電卓のような打鍵感が特徴です。

おすすめのパンタグラフ式キーボードはこちら

Ankerのキーボードは、2000円という激安格安超絶価格なのに、目立ったデメリットがないのが特徴。

唯一のデメリットとして、ファンクションキーが何故かちょっと微妙な印象もありますが、
意外とファンクションキーを押さないように回避できる方法がパソコンにはあったりします。

特にMacではその傾向が強いような印象を受けます。

次にメカニカル式のキーボードです。

メカニカルキーボードは頑丈で打鍵感がよく、奥も深いのが特徴。

おすすめなのはKeychron K2ですが、愛用している僕も価格が高いと思っています。

なのでその半額以下の価格であるHUO Jiのメカニカルキーボードがおすすめ。

ハブで拡張性をアップ、変換ケーブルも。

なお、変換ケーブルやハブは使用する機器との相性がある場合があります。

僕もLenovoの変換ケーブルをMacに使ったらとてつもなく不安定になったことがありました。

M1 Mac miniは拡張性というか、端子の数が少ないです。

もちろんなんとかなることはなんとかなります。

端子の数が足りないのなら端子を増やせばよろしいと思います。

そこでおすすめなのがハブや変換ケーブルです。

ハブを使うことで、端子の数を増やせます。

おすすめのハブはいくつかありますが、USB Type-Aのポート数を増やすものや、

Type-cやThunderboltからHDMIやType-Aなど複数のポートに増やすものがおすすめ。

また、意外と役に立つのがハブではなく変換ケーブル。

変換ケーブルを使うことで、端子を別の端子にシンプルに変換可能です。

Type-CをHDMI端子に変換するケーブルなどがあると便利です。

古いモニターを使う人におすすめなのはHDMIをVGA端子に変換するケーブル。

古いモニターではVGAを使うものもあります。

ちなみにVGAでもFHDには対応しているらしく、少々映像は荒くなるものの、問題なく写せます。

QHDモニターで作業効率をかち上げる

QHDモニターに興味がありますね。

モニターの裏にマウントできちゃう

できちゃいます。

M1 Mac miniの感想

非常に高い性能と実用性を持ったミニPCです。

ただ、値段が発売当初より暴騰し、購入しづらくなっているのが非常に難点です。

メルカリなどでは6万円以下なら買いだと思います。

ご覧頂きありがとうございました!

 

The Moneytizer

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