この記事では、L字型デスクを超越したO字型デスクを作り上げられましたので紹介します。
筆者はマルチタスクの重要性から3面をデスクに囲まれたU字型のデスク配置にしていたのですが、マルチタスクというモノを突き詰めて考えたときに、4面をデスクで囲う必要に苛まれました。
そこで作り上げたのがこのデスク環境というわけです。
なお、O字といってもデスクを完全なO字にするのはよほど特殊な形にしない限り、デスクから出られなくなります。
また、筆者の部屋の構造上、出口を2つ用意しないといけなくなりました。そのため、正確にはL字を2つ組み合わせた"「」"のような鉤括弧形です。とはいえ、ダブルL字型や鉤括弧型では伝わらないですし便宜上O字型を使います。
また、このような有様なので、CやCIのような形でもO字型を名乗っても良いと思います。ようは前後左右の四面をデスクに囲まれてさえいれば良いと思うのです。
O字デスクの必要性
O字デスクの必要性。
理由⓪ PCは2台持ちが当たり前の時代に。作業デスクを分ける
まずはO字デスクのみならずL字デスクなど2面以上を覆うデスクの効能についてです。
作業ごと、あるいはマシンごとにデスクを分けることができます。
作業ごとに最適なデスク環境は異なります。
筆者は以下のように作業スペースを分けています。
- 正面 M1 Macbookと43インチ4Kモニタを用いたブログ執筆など日常のマルチタスクに特化したメインデスク
- 左側面 GEEKOMミニPCと29インチWFHDモニタを抜擢しピアノ練習に最適化したサブデスク
- 右側面~背面のデスクの右側面~背面右側 ゲーミングノートを2枚のディスプレイに映写し、がっつり作業も片手間の作業もこなせるサブデスク
- 右側面~背面のデスクの背面左側 PCの動作検証などのための検証用デスク
このような感じで分けることで、それぞれのデスクで最適化した作業をこなせます。
理由① U字を超越したマルチタスク適性を確保できる
また、デスクを分けてそれぞれに作業環境を構築することで、それぞれの環境で同時並行で作業が可能です。
例えばブログ執筆を一時中断してMacをスリープにした後に即座にWindowsでSynthesiaを開いて「SPECIALZ」を演奏しつつ、その背面ではStable Diffusionや動画のエンコードをぶん回すといった芸当ができます。
理由② 左右のデスクは使い安い。しかし背面は使いづらい
とはいえ3つまでならU字のデスクでも十分にこなせるはずです。
しかし筆者の部屋はデスクが揺れやすいため、壁にくっつけることで揺れを低減していますが、この芸当ができる壁も限られております。
なのでメインデスクの位置は決まってしまっています。それを踏まえた上で右側にデスクを置きたいと考えました。
O字デスクを実現するまでのみちのり
メインデスクの位置だけは死守しつつ右脇にどうにか作業スペースを
メインデスクの位置を固定した上で右側にゲーミングノートを置くスペースを考えないといけませんでした。
- ゲーミングノートを開いた状態で安定して設置することができる
- キーボードを叩いても画面が揺れない
- 出入りを妨げても良いが、注意すれば十分に入ることができる
- モニターアームを使っても良いが、モニターアームが動いてもゲーミングノートに当たらない
モニターアームと昇降テーブルで背面のデスクをL字化してL字デスクを作成。
ということでこんな感じでO字化に成功しました。
O字デスクの効能
メイン1+サブ2という理想的な作業環境ができあがる
O字デスクにすることで、メイン用のデスクから椅子を回転させるだけでアクセスできる理想的なサブデスクが2つ誕生しました。
仕事もピアノもゲームも楽しめる
それによって、文章の作成もピアノの練習も動画編集もシームレスなマルチタスクが完成しています。
雰囲気も出しやすい
少なくとも筆者がネットの海を渉猟した限りでは、このような圧倒的物量に包囲されたデスクはありませんでした。
マルチタスキング向けのデスク周りも基本的にはL字が大半で、ごくまれにU字デスクっぽいモノを見かけるだけとなっていました。
なのでこのような独特で斬新で珍奇で乱雑なデスクにすることで厄介そうな雰囲気を醸し出せます。
これ以上のマルチタスクはなさそうで満足できる
おそらくO字を超えてマルチタスクに特化したデスク周りは無いはずです。
強いて言うなら以下のような方法でマルチタスク能力を上げられます
- プロジェクターで天井に映像を表示する
- リモートデスクトップを駆使してモニター1枚に複数のPCを接続する
- VRメガネ?を使用する
ただ、こういったことをする必要性は乏しいです。
また、これを超えるデスク周りは無いと筆者は想定しているため、これ以上デスクの配置換えに悩む必要がなくなると思われます。多分。少なくとも数ヶ月は大丈夫だと思います。はい。
O字デスクの欠陥
とはいえ、O字デスクは欠陥もかなりあります。
床の耐荷重がきになることも
家具やガジェットの量が増えるので床の耐荷重が気になる場合があります。
多くの場合大丈夫だと思われますが、耐荷重について調べてから自己責任でお願いします。
デスクの揺れ対策も求められる場合も
筆者の部屋はデスクが揺れやすいので揺れ対策をしています。
たとえばデスクをモニターとキーボードで分けたり、デスクマットを敷いて揺れを吸収したりですね。
圧迫感や出入りのしにくさがある
モノに囲まれるので正直圧迫感があります。とはいえ、これは机の配置を変更するなどして調整しましょう。
O字デスクにあると便利なモノ
- 昇降デスク
- サイドテーブル・キーボードスタンド
- モニターアーム・タブレットアーム
あとがき
参考になれば幸いです。