この記事ではLUCA TM152M4N1を買うべきかを考察してみました。
2022年9月、アイリスオーヤマから発売されたLUCA TM152M4N1。
15.6インチという圧倒的な画面の巨大さと、8万円以上するその価格はかなりの話題を産みました。
僕は当初ちょっと微妙だなと思っていたのですが、なんと現在4万円台まで値下げが楽天とAmazonではされているそうです。
やばいですね。
当初の価格よりかはだいぶ現実的、というかかなり安価にも見える価格になりました。
果たしてこれは本当に買いなのか、買うべきなのかをこの記事で考察していきます。
僕自身、タブレットを2022年で60台以上は買ってきたはずなので、ちょっと気になります。
なお、この記事では実機レビューではありません。情報などを集めて全力で作成した、いわゆるコタツ記事です。
LUCA TM152M4N1のメリット
LUCA TM152M4N1のメリットはこちら。
15.6インチAndroidタブレットという希少性
希少性はかなりあります。
15.6インチタブレットという、最近のタブレットの中では最大のタブレットといってもいいと思います(あくまでも一般的な製品の中では)
iPadは12.9インチが最大です。
Androidタブレットは、一般的な製品では、Lenovo Yoga Tab 13が13インチ、Galaxy Tab S8 Ultraが14.6インチです。
それらを上円サイズがあるのがLUCA TM152M4N1のデカさです。
とにかくデカいAndroidタブレットが欲しい方にはいいのではないでしょうか。
5万円以下で買える大画面タブレット
また、5万円以下で購入が可能というのも強力なところ。
Amazonでは最近5万円以下で購入することが可能になりました。
iPadの12.9インチは現行機種だと14万円ぐらいしますし、中古でもType-C端子のものは6万円ぐらいです。
Lightningでもいいなら3万円ぐらいで買えます。
また、Yoga Tab 13は7万円ぐらいですし、S8 Tab Ultraは15万円程度です。
それらに比べると、新品5万円以下というのは、たいそう廉価に見えます。
クアッドスピーカー
クアッドスピーカーが搭載されています。
4つスピーカーがあるため、音の広がりが良かったりします。
ただ、レビューした方によるとあまり良くなかったりという意見もあるようですね。
普通の機能はある
Type-C端子があったり、SDカードを搭載できたりといったメリットはあると思います。
LUCA TM152M4N1のデメリット
デメリットはこちら。
特筆すべき特殊機能がない
特筆すべき特殊機能がないのがちょっと残念なところです。
例えば、Yoga Tab 13は小型のHDMI端子が搭載されており、パソコンのサブモニターとして使えます。
有線で。
しかし、LUCA TM152M4N1は、それがタブレットにとって普通ではあるもののHDMI端子は備えていません。
また、先述のYoga Tab 13、Galaxy Tab S8 ultra、iPad Pro 12.9インチはそれぞれ専用のスタイラスペンがあります。
しかし、LUCA TM152M4N1はそういったものが存在しません。
そうした、大画面を活かせるような特殊な機能がLUCA TM152M4N1には搭載されていないのはちょっと微妙だと僕は思いました。
性能があまり高くない
僕はあまりAndroidタブレットに性能は求めません。
ただ、どうせならちょっと性能が高い方がいいかなと思いました。
LUCA TM152M4N1のSoCはHelio P90で、Antutuは18万程度だそうです。
もちろんそれでもAndroidタブレットに求められているような用途には使えます。
ただ、もう少し性能が高い方がロマンがあったかなと思います。
ちなみに、中華タブレットにはUnisoc T618やT610、T616、T606などのSoCが搭載されており、それらは少なくともAntutu18万以上はほぼ確実に出ます。
モバイルモニターとタブレットを別個に買えばいいのでは
僕は正直な話、15.6インチのモバイルモニターと、10インチ程度のクアッドスピーカーのAndroidタブレットをそれぞれ買った方が幸せになれるのではないかと思いました。
もちろん人によって用途は違うのではありますが。
中華タブレットを買えばいいのでは
モバイルモニターを買えばいいのでは
他の大画面タブレットに実用性で負ける
後書き
参考になれば幸いです。
個人的にはそこまで惹かれませんでしたが、人によってはグサグサと刺さる可能性があると思います。