この記事は、Ryzen7-5800Uと5800HのPCのどちらかが欲しいのでその物欲を抑えるために書いたエアプ記事です。
買ったつもり貯金ならぬ、買ったつもり執筆ですね。
両者共に4、5万円程度で搭載ミニPCが購入でき、Passmarkスコアは2万点周辺と比較的高めです。
そのため、最近めちゃくちゃ欲しいのですが、そんなにぽんぽんミニPCを買えるわけがありません。お金はあるのですが、貯金しなければなりません。
高性能なミニPCの中華メーカーさんから提供を受けられる望みも薄く(桂むきの大根と同じくらい薄いです)、、、
であればエアプ記事を買いて物欲を削除しなければならないと思いました。
5800Hと5800Uの性能比較
公式サイトなどを参考にした情報を記載していきます。
5800H | 5800U | |
メーカー | AMD | AMD |
コア数 | 8コア | 8コア |
スレッド数 | 16スレッド | 16スレッド |
基本周波数 | 3.2GHZ | 1.9GHZ |
最大ブースト周波数 | 4.4GHZ | 4.4GHZ |
デフォTDP | 45W | 15W |
AC TDP | 35-54W | 10-25W |
プロセス | 7nm | 7nm |
L2キャッシュ | 4MB | 4MB |
L3キャッシュ | 16MB | 16MB |
GPUコア数 | 8コア | 8コア |
GPU周波数 | 2000MHZ | 2000MHZ |
アーキテクチャ | Zen3 | Zen3 |
また、Passmarkスコアは5800Hが21200程度、5800Uが18700程度でした。
そのほかのベンチマークスコアを見ると、5800Hと5800Uとでシングルスコアはほぼ差がなさそうですが、5800Hの方がマルチスコアが高めな印象です。
価格比較
5800Hと5800Uを搭載したミニPCの価格を比較します。比較するPCはメモリ16GB、ストレージ512GBのものとします。
比較した結果、5800Hのものは2023/04/15時点で47000円程度で、5800Uのものもその程度でした。
というか5800U搭載のミニPCってよくみると1製品ぐらいしかないようですね。
5800Hの強み
5800Hの強みは、製品数の多さと性能の強さですね。
47000円程度でPassmark21000円程度なのは強力かと思います。
TDPから判別するに消費電力は5800Uよりも高いですが、それでも性能が高いのはいいですね
5800Uの強み
5800UはTDPが15Wなのに5800Hの6/7程度の性能があるのが強力ですね。
ただ、ミニPCの製品が少ないです。
Nucboxシリーズにあるよですが、ファンの音が大きめらしいです。
僕はNucbox9という5600Uを搭載したミニPCを持っていますが、音は大きめです。
個人的な結論
どっちもいいなあ
正直言ってどちらもいいなあという感想があります。
5800Uは省電力なのにPM18000程度で十分性能が高いです。
5800HはPM21000とかなり高い性能を持っているように感じられます。
Passmark20000越えのWIndowsミニPCの中では一番安価な印象です。
買う必要はないと決心がついた
とはいえ、買う必要はないかなとは思いました
僕は今Stable DIffusionをいろいろ弄っていて、そのためにRyzen搭載のミニPCが欲しかったのですが、NVIDIAのGPUじゃないとダメみたいですし。
5600UでもStable DIffusionを動かしているのですが、内蔵GPUをどうやっても活かせないので。
やっぱり現状はM1 MacなどAppleシリコンが最強だなと思いました。まる。
MacでStable Diffusionを動かしてみた感想はこちら。
感想
参考になれば幸いです。