この記事では、Intel N95の各種ベンチマークを検証して、実際に使えるかどうかを調べてみました。
結論から言って、廉価なCPUとしては、かなり使える部類かと思いました。
ただ、各種ベンチマークのスコアを見るとIntel N100のほうが高い数値が出ているようです。
性能を始めとして、N100のほうが優れている部分が多いので、そちらにするのもありかもしれません。
ただし、Intel N95の方が値段は安い傾向にあります。コスパの良いPCが欲しい場合はN95でいいと思います。
なお、この記事ではN95と8GBメモリを搭載したBeelink S12で検証しています。
各種ベンチマーク
Intel N95を搭載したとあるミニPCの各種ベンチマークはこちら。
実際の使用感
個人的な使用感についてです。
ミニPCの消費電力は10〜20W程度
N95を搭載したミニPCの消費電力は10Wから20W程度で推移していました。
文書作成などではほぼ問題ない処理性能
文章を作成したりといった場合には、ほとんど処理性能的な問題はありません。
Stable Diffusionでは時間はかかるが生成可能
Stable DiffusionでCPUだけを使ってイラスト生成ができるかを検証しました。
NMKDで美少女系のモデルを使ったところ、10分ぐらいかかりましたが、生成は可能でした。
評価
Intel N100の方が性能が高い
やっぱりIntel N100の方が性能が高いです。
基本的に性能を求めるならN100の方がお勧めな印象を受けました。
コスパは勝てるかも
価格はN95搭載PCの方が安い傾向にあります。
N95でも簡単なオフィスソフトやブラウジングを行うのには十分な性能があると思います。
性能よりも安さを求める場合には、N95はいい選択肢かもしれません。
あとがき
参考になれば幸いです。