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【N6005】GMK NucBox7を実機レビュー!

2022年12月6日

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Nucbox7が最近Amazonより発売されました。Pentium N6005を搭載した超小型なミニPCです。また、メモリやストレージの容量が16/512GBと大容量なのも特徴。

また、セール中は37000円程度まで価格が下がります。

N5105搭載で16GB512GBのものは32000円程度なので、それに比べるとお得かも。

CPU性能は必要な分だけあればよくて、メモリとSSD容量が大きいPCが欲しい人向けにおすすめです!

2023/04/22追記、セールで2023/04/22時点で24000円程度まで安くなりました。

お買い得すぎるのと、36000円で買った僕自身が不憫すぎてわらけてしまいます。

いずれ購入する可能性があるので、ちょっと気になっていますので、この記事を作成してみます。

最近購入したので、レビューを記載していきます!

おすすめのミニPCについてまとめた記事はこちらです。

なお、記事執筆時点ではIntel N100を搭載したミニPCも販売されています。

そちらのほうが値段も安く、SSDの速度も早いみたいで、更に処理性能も向上しているようです。

ベンチマークはこちら。

世代PassmarkCBR23 シングルCBR23 マルチTDP
Celeron N5105Jasper Lake約4000604200910W
Pentium N6005Jasper Lake約5400706192010W
N100Alder Lake約520094130206W

これを考えると、Intel N100のPCのほうがいいかもしれません。

GMK NucBox7のスペック

スペックはこちら。

NucBox7
メーカーGMK
サイズ(cm)8.3×8.7×3.9
重量204g
CPUPentium N6005
Passmark約5300
コアスレッド4C4T
TDP10W
メモリ16GB
ストレージM.2 2242 512GB
SSD拡張2.5インチ×1
WIFIWIFI6
BluetoothBT5.2
PD給電対応
ディスプレイ数トリプルまで可能
保証1年保証
WindowsWin11 Pro
ファンあり
ライトあり
端子類USB-A×3
(USB3.2Gen2×2
USB3.1Gen1×1)
HDMI2.0×3
LANポート×2
給電Type-c端子
イヤホンジャック

スペックは公式サイト様を参考にしました。

各種ベンチマークスコア

CrystaldiskMark、CinebenchR15、R23、ドラクエベンチのスコアを掲載します。

GMK NucBox7のメリット

メリットはこちら。

性能は十分っぽい

性能は十分だと思います。

僕は最近Celeronにハマっています。N5095のノートパソコンやN5105のミニPCを使っています。

そういったCeleronのPassmarkは4000程度で、結構快適に使えます。ブログ執筆やウェブブラウジング中にちょっとカクつくことはありますが、特に問題はないです。

そこへいくとN6005のPassmarkは5300程度なので、さらに快適に使えることと思います。

恐らくウェブブラウジング、オフィスソフトの作成などについては全く問題なく使用可能と思われます。

省電力性能も高そう

Amazonの商品ページでは省電力と記載されています。

また、N6005のTDPは10Wとかなり小さめです。

TDPは熱設計電力のことで、最大で消費される電力と相関性があります。

あくまでも目安ではあるのですが、Celeron N5105と同じTDPを持っているので、結構省電力ではないかと思います。

電源コードは12V3Aで36Wです。

ファンの音もそこまで大きくない

負荷をかけまくるとファンが回りますが、そこまで音は大きくありません。

十分静音かと思います;

HDMI端子が3つもついている

NucBox7の良さそうなメリットの1つは、HDMI端子が3つもついていること。

ディスプレイはHDMI端子で繋げることが多いと思いますので、HDMI端子が3つもついているのはいいメリットだと思います。

また、トリプルディスプレイまでも対応しています。

ディスプレイの接続枚数が多いことによって、非常に拡張性が高くなっています。さらにディスプレイも安価でサイズが小さいものを使いやすいと思います。

メモリとストレージが豊富

メモリは16GBでストレージが512GBです。

Windowsのメモリは8GBでもなんとかなる傾向にはあるのですが、16GBもあれば確実だと思います

また、ストレージが512GBあります。長く使っていたり、ヘビーに使っていたりするパソコンほど、ストレージ容量を圧迫する傾向にあるので、なかなかいいかと思います。

そのため、長期使用にも耐えられそうですね。

コンパクトである

とにかくコンパクトな印象を受けます。

10cm四方にも満たないサイズ感です。

それでN5095やN5105以上のパワーを出せるというのが結構衝撃的ですね。

1年間の保証もある。

NucBox7は1年間の保証もあります。

もし何か問題があったとしても、そこに関するフォローがなされるのは素晴らしいですね。

ギガビットLANポートが2つもある

地味なメリットとして、LANポートが2つあることが挙げられます。

僕はNucbox7をファイルサーバーとして使っているのですが、2つLANポートがあることで片方をネットや他の機器との接続に、もう片方をバックアップ用のNASに接続しています。

こうすることでNucbox7側にバックアップを取り、そのバックアップをさらにNASにバックアップが可能になるだけでなく、NASをインターネットに直接接続しないので、比較的安全にできるはずです。

GMK NucBoxのデメリット

GMK NucBox7のデメリットはこちら。

出たばかりなので値段がちょっと高め。

AmazonのN6005搭載の有名なメーカーが作っているミニPCではこのPCだけだと思います。

まだまで製品が充実しておらず、値段があまり下がってくれないように思います。

AlderLakeのN95やN100のミニPCの方が安価かも

第12世代にあたるAlderLakeのミニPCがすでにアリエクスプレスで販売が開始されています。

メモリやストレージの構成が違うとはいえ、値段はそちらのほうが安いです。

Nucbox7をファイルサーバー用途として使うと便利

Nucbox7をNASとして過去に使っていました。

Pentium N6005は十分な処理性能があり、Windowsでもライトな用途であれば快適に使えます。

おまけにLANポートが2つあるためネットにもNASにも両方接続でき、省電力なためランニングコストも低めです。

WindowsだけでなくUbuntuやOMVなども導入できるはずなので、そちらの用途にも使えるはずです。

あとがき

参考になれば幸いです。

また、PenitumではなくCeleronですが、おすすめのPCをまとめた記事はこちらになります。

ご覧頂きありがとうございました!

 

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