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↑諸事情からかなり低品質な記事になってしまいました。申し訳ございません。

NAS/ストレージ

ASUSTOR FS6712Xを実機レビュー【オールフラッシュの極北】

2024年2月2日

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なんとこのたびASUSTOR様より製品貸出をいただきFS6712Xを実機レビューさせていただく事となりました。

このような状況になったことに当惑せざるを得ません。

NVMe SSDを12枚搭載可能という笑っちゃうほどのゲキヤバスペックのお陰でN5105や10GBE RJ45を搭載していることがあまりにも霞んでしまいます。

そのような夢のようなNASを貸出いただくことになりました。なりましたので好奇心を赴くままに暴走させてレビューしていきます。

提供に至った経緯

NASの現時点での結論

筆者は様々なNASを試しています、そして現在は2.5GBE接続でランダムアクセスの速いNASがいいという結論になりました。

2.5GBEはUSB2.5GBE変換アダプタを使えばほぼすべてのPCで増設が可能になりますし、アダプタの値段も2000円程度と低廉です。

10GBEの増設のためにはPCIe接続の10GBE拡張カードやThunderbolt4用の10GBE変換アダプタが必要だったりして、PCの端子によっては増設ができなかったり、増設するために3万円ぐらいかかったりします。

また、USBから5GBEに変換するアダプタもQNAPから出ていますが、少なくとも2024/01/28時点での段階では実測値は3.5GBps程度であることを筆者は確認しています。また、ほかのレビューなどを見てもその程度の速度しか出ていないようです。

それを考えると2.5GBEが非常に選びやすいなあと思ったり。

また、2.5GBEだからといって、ランダムアクセスが遅い場合は大量の小さなファイルを送るような場合に速度が低下しやすいです。

そのため、ランダムアクセスの追求も大切です。

それらを考えたところF2-223を以前Terramasterさんから提供もらっていたので使ってみるとうまくいきました。

そしてらもっとCPU性能が強くてNVME SSDを積める枚数が多いASUSTORのNASに興味が出てきて、たまたまAS5402Tを中古で購入できました。

私のブログのPV数は減少したままずっと横ばいですが、それでもAS5402Tはいい製品だったのでレビュー記事を書いてみて投稿したらば、そしたらば。

即日ASUSTORさんから連絡が来ました。僕は当惑しました。

いろいろあってFS6712Xをレビューさせて頂ける運びとなりました

疾風迅雷!FS6712Xの魅力!

NVME SSDでオールフラッシュ化が可能

FS6712Xは非常に魅力的な製品ではありますが、最大の特徴は12枚ものNVME SSDスロットを搭載していて、オールフラッシュで運用しやすいNASです。

NASをNVME SSDでオールフラッシュ化するメリットは以下のものがあります

メリット1 ランダムアクセスの高速化が見込める

オールフラッシュ化のメリットの一つとしてランダムアクセスを高速化できる可能性があることが挙げられます。

例えば大量の写真が入ったフォルダなどが挙げられますし、例えばアプリのフォルダでもStability MatrixやCinebench 2024などはランダムアクセスが遅いと転送に時間がかかる傾向にあります。

そうした場合にランダムアクセスが速いと小さなファイルを大量に送っても速度が落ちにくく、データ転送時間の短縮が可能になります。

メリット2 省電力も静音化も見込める

製品にもよりますが、一般論として3.5インチHDDよりもNVME SSDのほうが消費電力は低い傾向にあります。

また、HDDを使わずにSSDのみを搭載したほうが一般論として静音化できます。

メリット3 筐体を小型化できる

今回のFS6712XのようにストレージがNVME SSDだけの場合には、筐体を小型化できるというメリットもあります。

とはいえ、すべからくデメリットも。

たとえば容量を追求したい場合は、NVME SSDだとあまり大きな容量を積めなかったり、コスパが極端に悪くなってしまったりといった場合があります。

たとえば容量あたりの単価で言えば

とはいえ、今回のFS6712Xは12枚ものNVME SSDを搭載できるため数の暴力でどうにでもなりそうですね。

余ったNVME SSDの活用法として優秀そう

128GBや256GBなどあまり多くない容量のSSDなどもとりあえずFS6712Xに挿して有効活用できそうで面白いですよね。

10GBEもN5105も

RJ45の10GBEポートを搭載しています。

また、CPUもCeleron N5105となっていて、10GBEやM2 SSDスロットを備えたNASとしては十分な性能のように思います。

10GBEの検証について

10GBEについてですが、非常に申し上げにくいのですが筆者は10GBE対応の機器を持っておらず速度検証ができません。

実はF5-422という10GBEのNASも持っていたのですが、売却してしまっています。

また、PCIEスロットを搭載したデスクトップPCなどがあれば1万円程度で10GBEを増設できるのですが、そうしたものも持っていません。

また、Thunderbolt To 10GBEアダプタも狙ってはいますが、いかんせん新品価格3万から4万と高額なため購入が難しいです。

なのでSMBマルチチャネルで擬似的に検証していきます。

また、実行速度が3.5GbpsぐらいのQNAPの5GBEアダプタも使用して検証します。

今後の検証について

現時点では10GBE搭載のPCなどを所有する目処は立っておりませんが、Minisforum MS-01やMinisforum B550?などを入手する機会があれば検証できると思います。

また、Thunderbolt To 10GBEアダプタも不定期で探していきます。

使用したSSDについて

SSDが12本も積めてしまう。

12本のNVMe SSDが必要となりました。

一応4本程度のNVMe SSDは自前で用意できましたが、残りの8本を工面することになりました。

すべて新品のNVME SSDで検証すると費用がかさむので折衷案として8本を新品で用意しました。

一般的な通販サイトを漁ったところ、以下のような条件で8本を揃えることに

  • LaxerやキオクシアやSAMSUNGほどではないにしろある程度信頼性があるメーカー
  • TLCと明記がされているもの
  • DRAMの有無は問わない

として、探すとエッセンコアクレブの256GB SSDに行き着きました。

なお、512GBだとAcerやキオクシアなど魅力的なメーカーのものが多かったですが、懐が寒いので今回は見送りました。

開封、外観、分解

開封

電源アダプタは3ピンソケットメスケーブルを刺すタイプのやつですね。

本体はこんな感じのメッシュ的な袋に入っています。

サイズの比較

FS6712Xで一番驚愕したことの一つはそのサイズです。

個人的にはちょっとしたミニPCやルーターぐらいのサイズ感を想定していました。

しかし…。ミニPCやルーターと比較したサイズ感がこちら。

圧倒的なサイズ感です。

iPad Pro 12.9インチと比較するとこんな感じ。

別のNASと比較するとこんな感じ。FS6712Xはかなりの薄型ですが、フットプリントがかなり大きいです。

分解とSSDの取り付け

詳しい手順などは他の人の動画を見ていただけると助かります。

今回はLaxer NM790にOSを入れることにしました。NVMe SSDスロットはプラスチックでSSDを固定するタイプで、ネジで固定するタイプではありません。

ネジで固定するタイプだと固定がめんどくさい上にネジが外れて紛失することがありそうです。

なのでFS6712Xはそこがメリットだと思いました。

SSDのヒートシンクを取り付ける場合は、薄型のものを用意したほうが良さそうです。

NVMe SSDスロットは本体の上部側と下部側の2箇所がありますが、下部側は隙間が少なくヒートシンクを取り付けにくいです。

上部側は比較的余裕があるようで、ちょっと気をつければ厚型のヒートシンクでも取り付けられそうです。

初期設定

初期設定は非常に簡単です。

強いて言うなら、管理者パスワードを入力するときに管理者パスワードを可視化できる設定があると楽でした。

筆者はランサムウェア対策にそこそこ複雑なパスワードを使っていて、更にそれを直打ちしているのでとても大変でした。

また、初期設定が終わった後にはクイックガイド機能があるので、使いかたを勉強できます。

RAID0速度調査 1本~8本まで

1~8本までのSSDをRAID0あるいはシングルで構成したときの速度を検証しました。

今回の検証では考えられるパターンを試せば3桁通りにはなってしまうので、ちょっと現実的ではないのでいくつか条件を絞ります。

  • RAID0あるいはシングルのみ検証
  • メモリは初期状態の4GBのみ
  • 基本的にGEEKOM IT13の2.5GBEポートからスイッチングハブを経由して書き込む。ただし、SSD枚数が1枚、4枚、8枚の場合に2.5GBE3本のSMBマルチチャネルと、QNAPの3.5Gbpsぐらいの速度の5GBEアダプタも検証する
  • SSDは1~8枚
  • Crystaldiskmarkはデフォルトの条件のみ

SMBマルチチャネルを使って検証しようとしたら不可解な現象に遭遇したので、SMBマルチチャネルを使った動作は省いています。

テスト結果 シングル2.5GBE編

ランダムアクセスのみに絞った測定結果がこんな感じ

Q32T1 ReadQ1T1 ReadQ32T1 WriteQ32T1 Write
1枚187.5613.96132.4812.78
2枚193.0513.86142.5513.03
3枚186.1713.86141.3913.45
4枚187.1214.33144.4713.9
5枚185.115.3140.0612.47
6枚202.4114.94146.5415.28
7枚201.715.15148.912.63
8枚173.5515.3137.3314.82

傾向が掴みづらい結果になりました。

余談、SMBマルチチャネルの不可解な現象

2.5GBEを複数本SMBマルチチャネルでつなげて、BUFFALOのLXW-10G2/2G4というスイッチングハブを経由させて10GBEのFS6712Xに転送させたところ2.5Gbpsを大幅に超過した速度が出ました。

SMBマルチチャネルの特性を考えたら意味がわからない現象ですが、なんかこうなりました。これは一体…。

とおもって試しに別のPCにも似たような状況を作り出して書き込んでみても似たような現象がありました。

まあスピードが出るので個人的にはとても助かる現象ですね。

ちなみにIT13に2.5GBEアダプタなどを5本使って、IT13から6本の2.5GBEを生やしてそれをLXW-10G2/2G4に流し、さらにLXW-10G2/2G4の10GBEからFS6712Xの10GBEに接続してCrystaldiskmarkを回すとこんな感じ。なお、NAS側のストレージとメモリはちょっと失念してしまいました。

シーケンシャルがほぼ10Gbpsの速度となっていてとにかく強力です。一方でランダムの速度が微減している印象です。

動画ファイルなど大きなファイルを転送する際には役立ちそうな現象ですね。

同じSSDを搭載した別のNASとの比較

Terramaster F2-223やASUSTOR AS5402Tとの比較

筆者は同じSSDを搭載していてもNASによってランダムアクセスを中心とした速度が変化するのではないかと勘ぐっておりました。

そこで、F2-223やAS5402Tを用意し、同種類のSSDを入れて速度検証をしてみることに。

FS6712XAS5402TF2-223
メーカーASUSTORASUSTORTerramaster
CPU/SoCCeleron N5105Celeron N5105Celeron N4505
Passmark約4000約4000約2000
初期メモリ4GB4GB4GB
メモリスロット222?
2.5GBEなしRJ45×2RJ45×2
10GBERJ45×1なしなし
TB4/TB3/USB4なしなしなし
3.5インチベイなし2ベイ2ベイ
NVMESSDスロット12スロット4スロット2スロット
OSADMADMTOS
SMBマルチチャネル対応(ベータ対応(ベータ対応?
特記事項S/PDIFあり

3機種にLexar NM790 2TBかエッセンコアクレブ C710を1枚搭載し、ミニPCであるGEEKOM IT13の2.5GBEポートとスイッチを介して接続し、Crystaldiskmarkで速度を計測します。

テスト結果はランダムアクセスの4スコアのみ抜粋しています。

Q32T1 ReadQ1T1 ReadQ32T1 WriteQ32T1 Write
NM790 F2-223165.5815111.098.99
NM790 AS5402T142.0614.4115.4210.04
NM790 FS6712X201.3214.06146.8712.89
C710 F2-223217.2715.0779.478.89
C710 AS5402T163.5514.5122.259.97
C710 FS6712X187.5613.96132.4812.78

こうしてみると、WriteスコアにおいてFS6712Xが特に優れている傾向ですね。

一方でReadについては地味にF2-223が大健闘しています。面白い。

2024/06/10追記 10GBEで速度をチェック!

CenturyのTB3 TO 10GBEアダプタを入手できたので、GEEKOM A7に接続して、FS6712Xとの間に10GBEで接続します。そしてCrystalDiskmarkをFS6712X上のLaxer LM790上に走らせて見た結果がこちら!

その他の検証

使えるアプリは?

App Centralにて、以下のアプリを確認しました

Photo Prismで試しにFS6712Xに導入して、17万枚ぐらいの画像を投げてみるとCPUが100%に張り付きながらゆっくりと処理が行われていました。

Nextcloudについて

Obsidianの同期のためにNextcloudをFS6712X上に立てて使っていますが、特に問題なく動作しています。

意外とNextcloudって処理性能食わないんですね。

パルワールドのサーバーになるのかを完全エアプで調べてみるなど

最近流行りのゲームがパルワールドです。そのパルワールドはマルチプレイ時にサーバーを使うらしく、そのサーバーとして今回のFS6712Xは使えるのかを完全にエアプですが調べてみました。

まず、ネット上ではASUSTORのNASでも立てられるらしいという口コミがありました。他社製のNASでパルワールドのサーバーを立てた記事を参考にする限り、恐らくDockerを使っているようなのでASUSTOR NASでもソフトウェア的には可能です。

また、CPUが4コアで16GBなどが要件としてあげられています。ただ、口コミを見る限りCPU性能が結構重要そうで、N5105では厳しいかもしれません。

結論としては、ソフトウェアやメモリ容量的には可能と思われますが、CPUがボトルネックになる可能性があります。なお、あくまでも完全にエアプでパルワールド門外漢の筆者の情報なので役に立たない可能性は高いですが。

消費電力は?

まず初期状態のFS6712Xに10GBE LANを接続し、NM790 1枚のみをマウントした際の消費電力の一例がこんな感じ。

大体20W程度となっていました。

また、それに加えてC710を8枚、DDR4メモリを8GB2枚に換装した上で2つのPCから同時に大量に書き込ませた場合の消費電力はこちら。

大体40W程度となっています。

RAIDを連続して削除して組み直すと動作が重くなる

テスト中に気づいたことですが、何回もリビルドすると動作がそれなりに重くなります。

そういう場合は再起動したら改善するのでそうしたほうがよさそうです。

縦置きについて。

FS6712Xは平べったい形状なので、縦置きしたいという方が多いと思います。

そこで筆者がASUSTORさんの担当者さんに確認したところ「基本問題ありません」とのことでした。

メリット

RJ45で10GBE対応

とても嬉しいことに10GBEポートをFS6712Xは搭載しています。

現時点では搭載している機器は少ないものの、将来的に10GBEが普及すればより速い速度でデータの転送が可能になるものと思われます。

幸いなことにFS6712XのCPUはNASとしては少々性能の高いN5105ですし、メモリも簡単に増設できるので、長く使いやすいと思います。

また、10GBEとは記載されているものの、2.5GBEにもなります。

それとSFP+ではなくRJ45であることも個人的にはメリットだと思います。

少し値が張る変換アダプタを使わなくてもすみます。

N5105搭載

Celeron N5105を搭載しています。

少なくともNASのCPUとしては十分な性能でしょう。

その他Nextcloudなどのアプリを動作させるのに使いやすいです。

動作音がとても静か

冬場ということもあり室温は15度ですが、サムネイル作成やデータの転送などを行いNASに継続して負荷をかけてみても非常に静かでした。

振動もほぼありません。

デメリット

コスパは良く唯一無二のスペックだが、それでも値段は高い。

10GBE搭載でNVMEを12つも搭載できる唯一無二のスペックです。さらに3.5インチベイもありません。

そのほかにもN5105搭載やかっこいいデザインなど非常に優れたメリットが多い一方で、どうしても値段が高いです。

とはいえ、ここまでの実用性とロマンを備えたNASですしコストパフォーマンスという観点で見るとそこまで高いものでもないかもしれません。

少なくとも2024/02/02時点ではこのようなスペックのNASは少なくとも日本市場にはなさそうです。(某U社が以前発表したNASにはそのような機種もあるにはありますが、現時点で日本では発売されていません。)

余談、別のASUSTORのNASでおすすめは?

FS6712Xほどでもないものの、ある程度の数のNVMe SSDを搭載したい場合におすすめのモデルを紹介します。

まず下位モデル的な位置づけのFS6706Tです。こちらは10GBE非搭載でNVME SSDも6つしか積めないものの、共通点も多め。CPUもN5105です。

個人的に特段おすすめなのがAS5402Tです。こちらは筆者が自費で中古でこうにゅうしました。

エントリーのNASですがそれでもNVMe SSDを4つも搭載できる上、CPUもN5105となっています。

その他のポイント

サイズや形状が特殊で、置き場所を選ぶかも?

とても特殊な形状のFS6712Xは置き場所を選ぶかもしれません。

フットプリントが大きく、さらに立てて置くことも端子の位置的に難しそうです。

考えられる置き方としては、なにかの上に置くことですね。逆にFS6712Xの上に置くことは、FS6712Xがプラスチック筐体なのでやめておいたほうが良さそうです。

個人的にあったらいいな、Thunderboltという願望

個人的にはとても優れた製品だと思います。

ただ、このような製品があると良いなあと思ったので追記しますね

特にThunderbolt4搭載は難しいとは思うのですが、TB4同士でのデータ転送はおぞましいほどのスピードで転送が可能になる上、ケーブル一本で転送できる場合があります。

実際GEEKOMのUSB4搭載(TB4でない)同士を接続して、片方のPCからもう片方のPCに内蔵したSSDに書き込ませると…

このような速度を出すことができます。2.5GBEに比べてランダムアクセスが早い印象を受けました。

将来的にThunderbolt対応のNASがもっと増えてくると嬉しいですね!

特にFS6712Xのようにストレージを高速にしやすいNASの場合Thunderbolt4の恩恵はかなりありそうです。

2024/06/10追記 Flashstor Gen2にはUSB4が搭載される見込み

Flashstor Gen2なる次世代型のFlashstorも発表されています。

Ryzen Embedded採用らしく、さらにUSB4も搭載のことです。

10GBEかつ複数のNVME SSDを搭載可能で、そこがASUSTOR NASの中では貴重な選択肢の一つかも?

色々あってASUSTORさんのNASのラインナップについて調べてみたところ、少なくとも2024/02/06時点では、FS6712Xは10GBEと4枚以上のNVME SSDを搭載できるNASの中ではとても貴重な選択肢の一つだと思われます。

他にも10GBEかつ複数のNVME SSDを搭載可能な機種はあるのですが、それらにはちょっと難しそうな点もあるからですね。

  • Atom C3538で、N5105よりもPassmarkスコアが半分
  • Xeonを採用しているエンタープライズ向け製品

また、10GBEをPCIEスロットで取り付けられるものの、M.2 SSDスロットと排他になっている製品もあります。

そういった点を踏まえるとFS6712Xはとてもいい選択肢の一つです。

追記、Ryzen EmbeddedやUSB4を搭載した後継機種が出るらしい、下位モデルは5GBEを搭載

とても気になりますよね。

あとがき

参考になれば幸いです。

極めて満足度の高いNASでした。

ご覧頂きありがとうございました!

 

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