NAS/ストレージ

便利すぎ?NASのおすすめモデルを紹介

2023年2月21日

この記事では、NASのおすすめについてまとめていきます。

僕は最近複数のPC間のデータのやり取りや、データのバックアップの必要性の観点から、NASを導入しています。

NASを導入することで、データのやり取りやバックアップだけでなく、フォトストレージやサーバーとしても使えます!

めっちゃ便利です!

NASは、セキュリティやデータ喪失さえ気をつければ、非常に有用なガジェットの一つであると思います。

おすすめのガジェットについてまとめた記事はこちら。

なお、この記事ではあまりネットワーク上のセキュリティーのことがあまり記載されていません。今後加筆していきます。

価格の安いNASでおすすめなのがこれです。

調べた限りでは、ベイ数やソフトウェアの使い勝手を考えるとアリかと思います。

高性能なNASでおすすめなのがこれです。

Celeron N4505を搭載しており、NASとしてはそこそこ性能があるかと思われます。

NASとは何か

筆者の自宅のNAS。定番のQNAP製

NASとは何でしょうか?Wikipediaを見てみましょう!

てめぇ

ごめんなさい、冗談です。

笑えない冗談なんざ冗談じゃねえよ

ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタこちらが正解です。

その他にはWikipediaを引用した場合のNASの特徴としては、

・LANを介して複数端末でファイルを共有するためのストレージ機器
・代表的なメーカーとしては、QNAP、バッファロー、アイオーデータ、Synologyなどがある。

などでしょうか。

NASの用途、いったいなにができるのか?

QNAPのNASののホーム画面

NASの用途を記載していきます。

データの保存

NASができることは、基本的にはデータを保存し、データを取り出すことです。

その他にもクラウドフォトストレージのように使えたりと言ったこともありますが、基本的にはデータのバックアップに使うことが多いかと思われます。

それでは普通のUSB接続のHDDやSSDでもいいのではと考えられるかも知れませんが、フォルダの共有などを行わない限り、2つ以上のPCでおなじHDDを同時に操作することはできません。

もちろんやろうと思えば、2つのパーティションに分けたSSDとMacbookをWindowsに繋げ、一方のパーティションにはWindowsのデータのバックアップを、もう一方のそれにはMacbookのTimemachineをバックアップするなんて芸当も可能です。

しかし、結構大変ではあります。

とはいえ、データ保管にとっかしたデバイスを用意しておくことでより円滑にデータを保存できるかもしれません。

フォトストレージとして

NASのメリットの一つに、フォトストレージとしての運用があります。

フォトストレージとしては、Googleフォトなどがあります。

しかし、Googleフォトの場合、たとえば画像のピクセルが縦横ともに256ピクセル以上でないと基本的にはアップロードされないようです。

そのため、僕は過去に小さい画像を上げる際には、けっこう大変でした。

画像のうち縦横それぞれで256ピクセル以下の画像を抽出して、縦横それぞれの重複を排除して、それらの画像の短篇を800ピクセル(数値は極力大きい方がいい)にして拡大リサイズして、Googleが読み取れるようにする必要性がありました。

しかし、QNAPのNASの場合はそういったポイントが必要ないらしいので、結構役に立っています。

HDDをついかさえしておけば、容量はほぼ無制限というのも役に立つポイントです。

とはいえおそらく僕だけのQNAPのNASの謎の減少ですが、10万枚ぐらい画像を入れると、バグってしまってうまく画像を表示できなくなってしまいました。

こうしたソフトウェアの不具合などが、場合によっては起こるかもしれません。

ソフトなどを動かすサーバーとして

NASのメリットとしてもう一つ挙げられるのは、データ保存に特化しているということです。

安価なNASなら一万五千円を下回る価格で購入でき、さらに電気消費も少ないです。

費用が少ないのがメリットの一つです。

NASか外付けHDDやSSD、USBメモリか

バックアップ先にNASか外付けHDDやSSDを選ぶかは結構なテーマです。

基本的には用途次第です。

個人的には外付けSSDもNASも両方用意しておくといいかと思います。

外付けHDDやSSDの長所

とにかく速度です。

適当なSATA SSDをUSB3.0で接続すれば、500MB/sの速度を簡単に作り出せます。

一方でNASの場合、200MB/s以上を出すのが結構大変というか、費用がかかるというか・。

外付けHDDやSSDがおすすめな用途

まず、PCなど、データのやり取りをする機器が1台しかない場合は、HDDやSSDで問題ないかと思います。

また、ブート用のドライブを用意するような場合や、素早く大容量のデータをバックアップし、それを別のPCに移行するような場合には外付けSSDを用意しておくと便利です。

NASかクラウドドライブか

NASかクラウドドライブかです。

価格の安さ→NASがコスパ最強

NASとクラウドドライブ、単純なデータのコストパフォーマンスを考えると、NASに軍配が上がります。

一般的なNASは初期投資こと1万円以上の費用がかかりますが、ランニングコスト自体はそこまで高くありません。

一方でクラウドドライブのうち一般的なものでTB単位のデータを保存しようとすると、1万円以上はかかります。

データ利用のしやすさ→甲乙つけ難い。

一般的にはGoogleドライブなどのドライブの方がデータを利用しやすいかと思います。

一方でTimemachineのバックアップはGoogleドライブにはできません。NASであればできます。

NASコラム!速度はどうやって決まる?

NASの速度についていろいろ調べてみました。

基本的にはどこにボトルネックがあるかで決まる。

NASの速度については、どこにボトルネックがあるか次第で決まります。

僕も100MB/s以上を謳った型落ちのバッファローのNASを中古で購入した時に、30MB/s程度しか出なかったことがありました。

何故にこんなに遅いのかをいろいろと考えてみました。

意外と多いのがネットワークがボトルネックになること

結論から言って、400mbpsという普段使いには合切問題のないネットワーク速度でも、NASで頻繁にデータをやり取りするなら遅さを感じるかもしrメア戦。

400mbpsは1秒間に400MBのデータ転送が可能という数字ではありません。

いろいろあって、八で割った50MBが1秒にデータ転送可能です。

ちなみに僕はよく10で割っています。その方が簡単ですので

NASのデータ転送を早くする方法①データの総量を減らす

地味ですが応用が効く基礎的な方法がこれです。

PCをバックアップする前に不要なデータなどを消しておくのがおすすめな方法です。

NASのデータ転送を早くする方法②早さが必要なら外付けSSDを使う

緊急でバックアップが必要なら、SSDを使うという手もあります。

NASは確かに便利ですが、少しでも早くデータを移し替えたいならSSD、オヌヌメです。

NASのデータ転送を速くする方法③ネットの速度を上げる

これはできる人とできない人に分かれる方法です。

5Gbps以上の光回線を導入したりする方法もあるにはあるのですが、大都市圏などに限られてしまいます。

また、ルーターを高性能なものに買い替えても、大元の光回線が遅ければそこまで効力を発揮しない場合もあります。

NASのデータ転送を速くする方法④スイッチングハブでネット回線とNASとPCを繋いでやる

(この方法については、他のサイトなどをみても情報が少ないので、なにか問題があるかも知れません。今後調べます。)
追記、調べてみましたが、他のサイト様でもやっている方がいらっしゃいます。

NASのデータ転送で度だけを考えると、とても楽な方法の一つです。

ルーターの回線速度しかあまり速度がなくても、この方法を使えば100MB/S以上を二千円程度で狙うことが可能です。

5つ口のギガビット対応のスイッチングハブも、今では2000円足らずで購入できます

ルータや中継機、PCのテザリングなどでスイッチングハブにネット回線を送ります。

そのスイッチングハブにPCとNASも繋いでやることで、ネット回線の速度よりも速いスピードでデータの転送が可能です。

ただ、この方法はデータ転送をWIFIではなくイーサネット側から行う必要があるため、ちょっと大変です。

速度があまり出ないと思ったら、イーサネットではなくWIFIで接続してしまっていた、なんてことも結構ありますね。

NASの速度はどれぐらいを目指すべきなのか?

ネットワークを整備したりすることで、NASの速度を上げることができます。

あげようと思えば1GB/sも狙えます。

とはいえ、人によっては難易度を考えると100MB/s程度に留めておくのが楽だと思います。

都会に住んでいれば光回線の5ギガ以上のプランを導入しやすいと思うので、ネットを高速化しやすいと思いますが、田舎だと少し難しいです。

2.5gイーサネットを導入するとすると、PCやNAS、ケーブルやスイッチングハブをそれに対応したものにする必要があります。

例えばWinのPC、Mac、NASをそれぞれ2.5GBで通信できるようにする場合、例えば以下のようなものが必要です。

6A以上のLANケーブル(500円程度)×3本

USB3.0の2.5GbpsLANケーブル変換ポート(3000円程度)×2

2.5Gbps対応のスイッチングハブ(1万円程度)×1

仮に上記のように仮定した場合17500円程度の出費が必要です。

また、NASがそれに対応している、あるいは対応させてやる必要性もあります。

結構費用がかかる印象です。

一方で、1Gbpsのイーサネットであれば、

6以上のLANケーブル(300円程度)×3本

USB3.0の1GbpsのLANケーブル変換ポート(1500円程度)×2

1Gbps対応のスイッチングハブ(1500円程度)×1

スイッチングハブを中心に値段が安くなるため、5500円程度の出費で済みます。

費用を考えれば考えるほど、速度1Gbpsまでがコスパがいいように感じます。

また、そこまで速度を追求しなくていいのでれば、有線で無理やり繋げなくてもいいです。

NASのセキュリティ対策をひたすら語る

NASは非常に便利なサムシングではあるのですが、セキュリティ問題が暫ししばしば取り沙汰されています。

ランサムウェアによって、暗号化がなされてしまい、解錠されたくばお金をくれよ、てな感じで。

僕もとても気になっていて、セキュリティ関連の情報を渉猟しました。その結果、情報が少ない上に難解で、結構大変でした。

NASやQNAP以外のキーワードで検索をかけたり、某掲示板群の情報のレスを読み漁ったりしたわけですね。

①NASを使わ無い時は電源とネット接続を切る

NASのセキュリティ対策について、最もシンプルな方法の一つは、使わないときは電源もネット接続も切るという方法です。

確かにNASは常時稼働させておくことに重点を置いた製品です。

しかし、常に稼働させておくのは、脅威から常に付け狙われるリスクを孕みますし、さらに電気代もかかります。

用途にもよりますが、常時稼働させておく必要がないのなら、シャットダウンしておくといいかもしれません。

②初期からある「Admin」を無効化し、少なくともQNAPの場合NASの名前も変更する

ユーザーであるAdminは無効化しておくためにも、別の管理者アカウントを作りましょう。

また、少なくともQNAPのNASの場合は、NASの名前もNASほにゃららから変更しておくといいらしいです。

③ポートの変更

ポートはデフォルトでは8080になっていたかと思いますが、変更しましょう

④自宅のネットワークからしか接続しない、外部から接続するなら極力別のものを使う

自宅のネットワークから接続するのが一番安全だと思われます。

外部から接続できないような設定にしておくことで、利便性は損なわれるかもしれませんが、防御力を上げてくれます。

⑤NASを別のものに変える

真面目な話として、処理性能の低いNASの場合、ウイルススキャンに結構時間がかります。

僕が元々持っていたTS-231Pも半日かかって、やっと1%終わるぐらいで、まともにウイルススキャンできませんでした。

しかし、TS-453 Proに買い換えることで、半日程度で100%終わったかと思います。

没案

ボツになったセキュリティ対策に、NASをネットワークに接続せずにPCやMacとだけ接続するということも考えました。しかし、難しそうなのでやめました。

NASは自作?市販品?

NASは自作か市販品かについてです。

正直言って、どちらもおすすめな印象です。

自作か市販かについて、まとめた記事はこちらとなっています。

既製品NASの選び方

NASの選び方についてです。

OSを考えるとQNAPとSynologyがおすすめ

僕はバッファローのLinkstationのOS、フリーOSのTrueNASとOMV、QNAPのQTS、SynologyのDSMと5つのNAS用OSを使ってきました。

最後の2つが特に使いやすいです。

少なくとも2つのOSは、NASとしてだけでなく、フォトストレージとしてもサーバーとしても使えます。

コスパ重視なら1ベイの国内メーカーのNAS

とにかく最低限のバックアップだけを考えるのであれば、国産メーカーのものがおすすめかと思われます。

1万円程度で購入が可能なので、バックアップだけやりたいのであれば、それでいい気もします。

ベイ数は1か2か4

ベイ数は目的に応じて異なります。

データの予備としてだけ考えるのであれば1ベイです。

NASの醍醐味ともいえるRAIDを組めるようになるのは2ベイからです。

コスパとNASを楽しむことを考えるのなら、2ベイのNASでRAID0にして外付けバックアップHDDを用意するのがいいと思います。

ただ、4ベイ以上だと冗長性も速度も上げやすいため、スペックを重視するなら4ベイ以上もありですね。

ベイ数のおすすめについては、こちらの記事からどうぞ。

型落ちの中古でもいい。

NASは中古でも大丈夫だと僕は思います。

OSのアップデートも製品によるのですが、結構長いです。

また、NASというものの特性上、そこまで処理性能は必要ありません。

また、データの予備としてだけNASを使うことになる場合であれば、NASが壊れたりしても復旧しやすかったりするかもしれません。

今僕は、中古で買った8年ほど前のTS-453 Proを使っていますが、めちゃくちゃ快適です。

消費電力も気になるところ

消費電力も気になるポイントです。

NASは常時稼働しておくものなので、消費電力が気になります。

セキュリティ対策をするには?

NASで常々気になるのはセキュリティです。

QNAPは結構セキュリティの攻撃を受けているらしいのですが、Synologyも最近標的になる印象です。

セキュリティは気をつけるしかないですね。

僕はセキュリティー対策として、NASの名前をデフォルトのNAS〇〇から変更したり、管理者ユーザーのアドミンから変更したり、外部からアクセスしないようにしたりしています。

セキュリティーについては気をつけるしかないと思います。

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