この度Fifine様より提供を頂いてBM88というマイクアームをレビューします。
マイクを使いこなすためによく大切といわれるマイクアームですが、非常に様々な種類があります。
この度は別の低廉なマイクアームともBM88を比較してみて、それぞれの長短をお伝えできたならとても幸甚です。
レビューに至る経緯
レビューに至る経緯はこんな感じです。
マイクアームが欲しかった、そしたらば渡りに船
筆者はガジェットブロガーですがブログの収益はどんどんどんどんどんどん下落していきました。
しかしガジェットに囲まれて生活がしたいということでなんとかガジェットを生かせる仕事を探し、ガジェット系Youtuberに挑戦することに。
そんな折Fifine様からコンデンサーマイクの提供をいただき以前レビューしました。
マイクアームも必要になったのですがなんやかんやあってFifine様よりこのBM88を提供いただきました。本当にありがとうございます。
せっかく提供をもらったのだから…と散財
しかし提供をいただいたのだからしっかりとレビューしなければなりません。
マイクアームなのだからマイクアームとして役に立って当然で、それを記事に書いたからと言って…。
そこで重要なのは他商品との比較です。
今回ありがたく提供いただいたBM88は高価格帯の製品のため、より低廉でチープでアフォーダブルな製品の比較が求められると思いリサイクルショップに行ったらFifineさんのマイクとマイクアームのセットが投げ売られていたので買ってみました。
買ってみたらマイクアームのクランプ部分だけ付属しておらず、Amazonを探したらいい感じのサードパーティ製クランプがありそれを買い足しました。
実際に低廉なまいくあーむもそれはそれで便利で、汎用性が高くなにより安っぽい、それもいい意味で安っぽいデザインが特徴的。
バネと鉄骨?でできていて、これがまた実に合理的なんですよね。
実際の使用感
開封
中身を取り出していきます。
部品の数が安価なマイクアームと比較して少ない印象ですね。組み立ても簡単そうです。
安価なマイクアームとの比較
形状
廉価なマイクアームは細い金属の棒が組み合わさってできていて良くも悪くもチープなデザインとなっています。
一方でBM88は重厚な一本のパイプっぽい形状をしていて高級感があります。
あと、体感ではT669付属のアームのほうが軽い印象を受けましたが、重量を計測できないのであくまでも参考程度にお願いします。
クランプについて
クランプについてはBM88のほうがクランプハンドルが大型で持ちやすく回しやすいため、比較的簡単に脱着可能です
よくマイクアームのマウント箇所を変更する場合は回しやすいほうがいいと思います。
設置について
両者を数日ほど比較してみてそれぞれに長短がありました。しかしうまく伝えることが難しいです。
T669の付属アームのメリットはなんといっても上下の可動域が広く以下のように使えます
- モニターやパソコンなど何かの上にブリッジ上に通せる
- 高い机の上にマウントし、下方向に伸ばすことでより低い位置でも使用が可能で、お布団の上に座って通話するのに便利
特にマイクアームをより低い位置に設置するならT669の付属アームのほうが良い印象です。
逆にBM88のメリットとしては左右の可動域が広いことが挙げられます。
左右に回せる可動部がT669の付属アームは1箇所ですが、BM88は2箇所です。そのため左右方向に強いです。
それとBM88はアームの長さを半減させることもできます。
メリット
メリットはこちら。
高級感あるデザイン
重厚感ある金属製で、黒く塗装されています。
一般的な細い鉄骨のようなマイクアームにくらべると高級感がありそうです。
ケーブルを内部に通すこともできる
ケーブルを内部に通すことができます。
回しやすいクランプ
クランプに大型のハンドルが付いていて回しやすいため、何度も場所を付け替えるような場合にも使いやすいと思われます。
ロープロファイルで長さを縮減可能
ロープロファイルで場合によっては使いやすいです。
また、アームの長さを半分に調整できるのもメリットですね。
左右の動きに強い
左右に回せる可動部が2つあり、左右の動きに強いです。
その他のポイント
上下の動きに若干弱い
上下の動きにあまり強くありません。
とはいえマウント箇所を変えたり通し方を変えたりすれば工夫次第でどうにかなるかもしれません。
薄い天板の場合隙間があくことも
天板が薄い場合クランプを取り付けられなかったり取り付けられても隙間が空いてがたがたになる場合があります。
あとがき
参考になれば幸いです
大体7000円なので選択肢になると思います。