この記事では、MT8183の性能を実際に搭載したタブレットの使用感やベンチマークを元に評価していきます。
MT8183はMediaTekのSoCです。
Fireに搭載されていたことは有名ですね。
最近では1万円台のタブレットによく搭載されているのをよく見かけますね。
そのようなMT8183の使用感やベンチマークが気になる人も多いと思います。
筆者も気になっていたのですが、なかなかMT8183を搭載したタブレットをレビューする機会がありませんでした。
しかしつい最近、BlackviewさんからTab11WIFIのレンタルをいただけました。レビュー記事はこちら。
Tab11WIFIもMT8183を搭載しており、これで実機のベンチマークを測定することはできます。
実際に使用したところ、動画視聴やブラウジングには使える性能がある一方で、重い処理は難しそうな印象を受けました。
MT8183のAntutuVer9、Ver10、GB6のベンチマークスコア
Ver9はこんな感じ。
Ver10はこんな感じ。
GB6のスコアはこんな感じ
MT8183の特徴や使用感
MT8183の特徴や使用感をまとめています。
MediatekのSoCで、別名Kompanio500
MT8183は名前からも分かる通りMediatek製のSoCですね。
また、オクタコアです。だいたいスマホやタブレット用のSoCってほとんどオクタコアなのであれではありますが。
また、結構驚いたのはMT8183は別名Kompanio 500という名前がついていること。
KompanioといえばLenovoの人気タブレットのXiaoxin Pad Pro 2022のSoCの一つ、Kompanio 1300Tのブランド名じゃないですか。(謎の感動)
また、話を戻すとMT8183はChromebook用ぷらっとフォームであるとMediaTekの公式サイトに文言がありました。
実際にタブレットのみならずChromebookにも使われているようですね。
動画視聴やブラウジングなどライトな用途には十分
実際の使用感としてはやはりエントリークラスのSoCといった感じです。
Youtubeやニコニコ動画を用いた動画視聴やChromeを用いたブラウジング二は問題なく使えるはずです。
ゲームなど重い処理には不向き
一方で重い動作ではちょっともたつきがある点も見受けられました。
ゲームなどの重たい動作をする分には不向きと思います。
MT8183でゲームをするなら画質を落とすか軽いゲームをやるかいった対策が必要かと思われます。
搭載している端末の価格は1万円から2万円台
タブレットの場合だいたい1万円から2万円程度の端末に搭載されています。
主要な搭載端末はこちら。
まずMT8183搭載Chromebookは2万円台で販売されているようです。
タブレットの場合はAiwaTab AB8やFireタブレットなどが主要端末でしょうか?
おすすめMT8183タブ
個人的におすすめ度が一番高いのはBlackview Tab11 WIFIですね。地味にスピーカーの音質も良かった覚えがあります。
筆者は以前Blackview様よりレンタルを戴いてこちらをレビューしました。
あとがき
参考になれば幸いです。