この度MAGICRAVEN A1を提供いただき実機レビューいたします。
モバイルモニターっていろいろな種類がありますよね?どんな機種を選べば良いのかわからないと思いますが僕も同感です。
結局人によって求めるスペックや機能が全く違うので快刀乱麻を断つようなソリューションは提供できません。
それに今回のA1はかなり特徴が多いです。以下のように。
- 2160:1440の3:2と若干幅広な解像度(一般的なモニターは16:9、16:10、あるいは21:9などが多いです)。
- TypeCのみならずMiniHDMIでの接続にも対応
- ベゼルがせまい
- スピーカーとイヤホンジャックを搭載
とはいえ筆者は最近ミニPCをレビューさせて頂く機会が多く、モニターがもっとほしいもっともっとほしい状態です。この度はA1を据え置き用のサブモニターとして使用した際にどのような感想だったかを記載させていただきます。
MAGICRAVEN A1の開封やテスト
開封やテストについてです。
開封
箱の裏面はこんな感じです。
A1はカバーが付属しています。
付属品としてUSBのコンセントとケーブル3種類が付属しています。
- USB TypeA TO USB TypeC
- USB TypeC To USB TypeC
- HDMI To Mini HDMI
別のモニタと厚さを比べてみた
厚さを比較するとこんな感じ。左側がA1で右側が別のモニタです。A1のほうが部分的に薄いですね。
スピーカーの音質テスト
スピーカーの音質チェックのためFirefoxからYoutubeを開き、King Gnuの「SPECIALZ」をA1のスピーカーから流しました。
音質については、良くも悪くもないといったところです。
安っぽくて刺さるほどの音質ではないのですが、音質が優れているタブレットやモバイルモニターほどではないです。
パソコン用のスピーカーなどで音質にそこまでこだわらないのであれば十分に使えると思います。
少なくともミニPCのレビュー用に音を出したいというときには良いと思いますよ。
iPadとUbuntuで映像出力を確認
少なくともiPadとUbuntuでTypeC To TypeCでの映像出力を確認できました。
イヤホンジャックからの音声出力を確認
A1には3.5mmのイヤホンジャックが搭載されていて、外部スピーカーをつなげることができます。
テストに使っているMinisforum MS-01にはイヤホンジャックがないため、これは好機とA1にGEOのサウンドバーを接続しました。
実際に使ってみるとたしかに音が出力されていました。
MAGICRAVEN A1の各スペックや特徴について
液晶はアンチグレアではない
液晶はアンチグレアではなく、反射しやすいです。
筆者はPCの画面をスマホで直撮りすることがおおいので反射があるのは気になります。そこでアンチグレアフィルム、それもモニター用よりも値段の安い傾向のあるMacbook用の15インチフィルムを少しカットして貼り付けたところうまくいきました。
解像度は2160×1440
解像度は2160×1440となっています。
一般的なFHD解像度は1920×1080なので、若干幅広で正方形に近いですね。
また、商品ページいわく縦画面表示モードが記載されており、PC側で設定を変更すれば縦置きにできます。
縦置きでは文章作成やWeb上の情報収集に良いですよね。
なお、説明書や設定ページを一通り拝見しましたが、モニター側で縦画面に設定することはできませんでした。
ベゼルは狭いかも?
筆者の手持ちのモバイルモニターに比べると若干狭いです。
複数のディスプレイを並べる際にフレームがじゃまになりにくて良いと思います。
画面の明るさは330ニト
最大画面輝度は330ニトとなっています。
直射日光が当たる明るい場所では若干太陽に負けやすいかもしれません。
値段が安い(2024/03/08時点で
14インチで2160×1440解像度で2024/03/08時点では10500円程度で購入が可能です。
スピーカーもイヤホンジャックも
めちゃくちゃ高音質というわけではないのですが、スピーカーが搭載されており、簡易的なPCモニター用スピーカーの代わりとして便利です。
また、イヤホンジャックもあります。
例えば最近の機種のiPadなどはイヤホンジャックがありません。A1を経由してイヤホンを使うこともできるかもしれません。
総評、あとがき
価格が安くて普通に使えるモバイルモニターです。
3:2のコンパクトなモバイルモニターを求めている人にはうってつけかもしれません
参考になれば幸いです。