この記事ではBlackview Tab 10 Proを実機レビューします。
Blackview Tab 10 Proは、2万円程度のタブレットですが、
・Antutu23万のそこそこな性能
・WidevineL1に対応
・GPS搭載でカーナビにも使える
・そしてそこそこ高いカメラ性能
などなどのメリットがあり、かなりおすすめなタブレットになっています。
今回はそんなBlackview Tab 10 Proを
Blackview さんよりご提供いただきましたので、
レビューしていきたいと思います
そして、おすすめAndroidタブレットを
まとめた記事も作りました。
エアプでは決してない、
実際に使った情報をお届け!
2022年11月追記、などと書いていたのですが、
なぜか2万円までTab 10 Proの価格が下がっており、
コスパがかなりよくなっています。
今買うならありです。
Blackview Tab 10 Pro のまとめ
Blackview Tab 10 Proの主なスペックとして、
SOCにMT8788V、RAMが8GB、
ROMがUFS2.1など、
エントリーミドル程度の処理性能。
10.1インチで、デュアルスピーカー、
GPS搭載でAndroid11ベースのOSが使われている。
Antutuスコアは236991
Geekbenchのシングルは293
マルチは1363
主なメリットは
Android11ベースのOSで、そこそこ多機能であること
30wの急速充電に対応していること
10.1インチのサイズ感
カメラ性能が充実していること
主なデメリットは以下の通り
処理性能と価格だけで考えると、
ほかの機種のほうがいいかもしれないということ、
ちょっと本体の厚みが
分厚いかもしれないということ
Blackview Tab 10 Proの主なスペック
Blackview Tab 10 Proの主なスペックはこちらです。
Tab 10 Pro | |
メーカー | Blackview |
画面サイズ | 10.1インチ |
サイズ(mm) | 243×162×8.8 |
重さ | 588g |
SOC | MT8788V |
GPU | Mali G72 MP3 |
RAM | 8GB LPDDR4X |
ROM | 128GB UFS2.1 |
OS | DokeOS P2.0 |
OSのベース | Android11 |
antutuver.9 | 約23万点 |
指紋認証 | 非対応 |
顔認証 | 対応 |
充電端子 | Type-c |
電池容量 | 6580Mah |
最大充電電力 | 9v 3A |
付属品 | 充電器、 |
Type-cとUSB-Aの変換機 | |
カバー | |
有線イヤホン | |
など | |
5g | 非対応 |
イヤホンジャック | なし |
カードスロット | nanoSIM×1 |
SIM SD排他スロット | |
デュアルSIM | 対応 |
SDカード | 対応 |
ワンセグフルセグ | 非対応 |
防水防塵 | 非対応 |
前カメラ画素 | フロント8MP |
前カメラセンサー | IMX219 |
後カメラスペック | リア13MP |
後カメラセンサー | IMX258 |
GPS | 対応 |
WIFI | 対応 |
USB規格 | 未検証 |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
スピーカー | デュアルスピーカー |
画面 | IPS |
ディスプレイ解像度 | FHDプラス |
画面解像度 | 1200×1920 |
その他特記事項 | 純正メモアプリあり |
ペンが付属するモデルもある | |
カメラフォローモード? | |
WidevineL1 |
Blackview Tab 10 Proの主なスペックは、
公式サイトを参考にいたしました。
また、「ROMはUFS2.1」という情報については、
Blackviewの担当者様より確認いたしました。
Blackviewというブランドについて、
詳しく解説した記事はこちらです。
Blackview Tab 10 Proのベンチマーク
Tab 10 Proのベンチマークです。
antutu
antutuver9総合 | CPU | GPU | MEM | UX |
236991 | 66114 | 50007 | 52772 | 68098 |
Blackview Tab 10 ProのAntutuは236991でした。
エントリークラスの性能といえると思われます。
antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。
antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値
目安を下記
CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス
総合スコアの体感(個人の感想です。2023年6月中に修正予定です。)
性能が低く計測不能→ブラウジングは結構カク付き、
モンストすら重く、すぐにタスクキルされる
(例、すごく古い機種名も忘れたスマホ)
7万点→ブラウジングはカクツク
モンストは少し重いが動く
(例、AQUOSのとある古めのスマホ)
15万点→ブラウジングは比較的快適
原神は最低画質でもカクツク
(例blackview tab6)
20万点→ブラウジングは比較的快適か快適
原神は最低画質なら快適に遊べる
(例bmax i10・redmi 9t)
26万点→ブラウジングは快適
原神は低画質なら快適に遊べる
(例Teclast M40)
35万点→原神は中画質なら快適に遊べる
(例blackview bl5000)
48万点以上→原神は最高画質でもほぼ快適に遊べる
(例ipad pro 10.5)
55万点以上→原神は最高画質でも快適に遊べる
(例ipad air3・Xiaomi pad5)
antutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)
Blackview Tab10Proの読書速度のベンチマークはこちら。
読み書き | SR | SW | RR | RW | mc |
Antutu | 512.3 | 207.6 | 154.8 | 155.1 | |
CPDT | 342.93 | 140.64 | 12.00 | 21.02 | 3660 |
ストレージのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度
(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)
メモリのベンチマーク
MC→メモリコピー?
geekbench
geekbench5 | single | multi | opencl | vulkan |
293 | 1363 | 1205 | 1299 |
Blackview Tab 10 ProのGeekbench5のスコアは、
シングルが293、マルチが1363でした。
geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト
single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
opencl→GPUのベンチマークスコア
vulkan→GPUのベンチマークスコア
Blackview Tab 10 Proの実機画像
Tab 10 Proのメリット
Tab 10 Proのメリットは以下の通り
30wの急速充電に対応
Blackview Tab 10 Proは30wの急速充電に対応しています。
格安タブレットで30Wの充電速度は速いほうだと思います
特にタブレットを酷使する人には、
この急速充電も役に立つと思います
GPS搭載
Tab 10 ProはGPSを搭載しています。
そのため、カーナビとしても使えるはずです
MT8788V+8GBRAM+UFS2.1で動作は快適
Tab 10 Proは、
SOCにMediatekのMT8788Vを採用しています。
また、RAMも8GBと大容量です。
さらに、ROMは128GBと大容量でありつつ、
eMMCより読み書きが早い、
UFS2.1を採用しています。
UFS2.1が採用されていることもあってか、
動作は快適です。
処理性能は、最低限必要十分なぐらい。
ブラウジングや動画視聴などをする分には
Tab 10 Proはまず困りません。
また、原神についてもプレイを行い、
簡単に試した結果、低画質なら
快適にプレイできました。
付属品がめちゃくちゃ豪華
Blackview Tab 10 Proは付属品が豪華です。
充電器はもちろんのこと、
純正の手帳型カバーが付属し、
さらにType-cとUSBを変換する
ケーブルも付属。
果てには有線イヤホンまで付属します。
至れり尽くせりですね
WidevineL1
Blackview Tab 10 ProのWidevineはL1です。
有料動画サービスなどを
高画質で見ることができます
ディスプレイはきれいなので、
それ含めて動画視聴に向きそうですね。
UFS2.1のROM+SDカード
Blackview Tab10Proは、
128GBの大き目なROM(ストレージ)になっています。
さらに、UFS2.1が採用されており、
読み書きが高速です。
また、SDカードを搭載できます。
デュアルSIMに対応
Blackview Tab10ProはSIMを挿せます。
さらにデュアルSIMに対応。
SIMを2枚させるので、
SIMを使いたい人に、
いいと思います
カメラ性能は意外といいかも
Blackview Tab 10 Proのカメラは、前が8MP、後ろが13MPとなっています。
また、SONYのカメラセンサーが使われており、
特に後ろは、IMX258が使われています。
実際にTab 10 Proを使って
撮った画像はこちらです。
また、Tab 10 Proのフロントカメラには、
カメラフォローモードがあり、
自動的に人間などの被写体を
撮り続ける機能があります。
この一連の画像は、ZOOMで自分のことを
録画した、画面のキャプチャです。
私自身の立ち位置が変わると、
カメラがズームするというか、
私自身を中心に収めようとしてくれます。
Blackview Tab 10 Proのデメリット
Blackview Tab 10 Proのデメリットはこちら。
スピーカーは、性能、数ともに微妙
僕は、かなりいろいろなタブレットの
スピーカーを聞いてきました。
だからこそ思うのですが、
Blackview Tab 10 Proのスピーカーは
ちょっと微妙な印象があります。
音が少し不明瞭で、重低音が弱い印象があります。
とはいえ、慣れさえれすれば、
どうということはありません。
しかし、音質にこだわるなら、
iPad Pro 11(2018)やMatepad 10.4 (2021)のほうが、
いいかもしれません。
処理性能と値段だけを考えると、
割高感は否めない
処理性能と値段だけを考えると、
割高な印象を受けます。
処理性能と値段だけを考えるなら、より安い中華タブレットでも
いいかもしれません。
純正ケースのスタンドが
倒れやすい
純正ケースは、お風呂のふたみたいに、
折りたたんでスタンドになるのですが、
ちょっと分厚くて、倒れやすい印象です。
Tab 10 Proの感想
処理性能と価格は少し微妙な印象ですが、
30wの急速充電や、センターフレーム、
機能性の高いOSなどがあります。
そういった点で、ほかのタブレットとの
差別化が図られている印象です。
個人的に、意外とありな印象を受けました。
ご覧いただきありがとうございました
また、なぜか価格が2万円になっているので、
非常にコスパが良くなっています。
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