2023/05/09追記、この記事を実機をもとに作ったのは2022年1月ごろで、現在はすでに手放してしまっています。
今回はblackview製のスマホBL5000をレビューします。
こちらのスマホの大きなメリットは3つです。
・5G対応
・Dimensity700+8GBRAM+UFS2.2でantutu36万点に液冷システム搭載でゲーミング性能はそこそこ
・IP68の防塵防水+IP69K+MIL-STD-810Gで堅牢。
お値段は34000円程度です。
このスマホを数日使ってみて、この記事を作り、その後実際に1か月ほど、メインスマホとして使っていました。
おススメです!
それはそれとして、スペックとメリットとデメリットを記載します。
なお、BL5000で楽天モバイルがつながらない現象を解消するために「カステラ王子」さんのこちらの動画がとても参考になりました。
ちなみに、現在はまた別のスマホに買い替えています。買い替えたスマホは、Redmi Note 10 Proです。こちらの記事で紹介してます。
さらに最近では、同メーカーのタフネススマホBV8800を購入しており、
こちらは、より価格が安く、僕自身に不必要な5Gに対応していないため、
僕はかなり気に入っています。(BV8800の記事はこちら)
個人的にはこちらのほうがおすすめです。
BV8800とBL5000 5Gの比較もこの記事にあります。
また、2022年6月時点では、
そのBV8800とBL5000 5Gのいいとこ取りをしたような、
BL8800 5Gというモデルも出ています。そちらもおすすめです(BL8800リンク)
また、これら3機種の比較記事も現在作成中です。
こちらからどうぞ。
そ
Blackview BL5000の主なスペック
Blackview BL5000の主なスペックはこちら
機種名 | BL5000 |
メーカー | BlackView |
購入時価格 | 38000円程度 |
画面サイズ | 6.36インチ |
重量 | 273g |
SOC | Dimensity700 |
RAM | 8GB |
ROM | UFS2.2 128GB |
急速充電 | 30W |
バッテリー容量 | 4980mah |
OS | android11 |
防水防塵などのスペック | IP68 |
MIL-STD-810G | |
IP69K | |
液冷システム | 搭載 |
デュアルSIM | 可能 |
SDカードスロット | なし |
イヤホンジャック | なし |
5G | 対応 |
リフレッシュレート | 60hz |
BL5000のスペックはBlackviewの公式サイトを参考にしています。
主なスペックはこんな感じです。
・ Dimensity700+8GBRAM+UFS2.2で
液冷システム搭載
・ IP68の防塵防水+IP69K+MIL-STD-810G
・5Gに対応
・30Wで充電できる4980mahの大容量バッテリー
・指紋認証対応
Blackview BL5000のベンチマーク
BL5000のベンチマークはこの通りです。
Blackview BL5000のantutu
antutuver9総合 | CPU | GPU | MEM | UX |
364321 | 106162 | 78313 | 81631 | 98215 |
BL5000のAntutuベンチマークは364321でした。
antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。
antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値
目安を下記
CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス
antutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)
読み書き | SR | SW | RR | RW | mc |
antutu | 999.8 | 316.1 | 235.5 | 166.6 | |
CPDT | 437.03 | 328.88 | 18.55 | 24.54 | 58500 |
ストレージのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度
(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)
メモリのベンチマーク
MC→メモリコピー?
Blackview BL5000のgeekbench
BL5000のgeekbench5のスコアはこちら。
geekbench5 | single | multi |
528 | 1663 |
BL5000のGeekbench5のスコアは、
singleが528、multiが1663です。
geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト
single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
BL5000 5Gのメリット
この端末はミドルレンジの性能やタフネスさが
メリットです!
Dimensity700+8GBRAM+UFS2.2でantutu36万点に
液冷システム搭載でゲーミング性能はそこそこ
スマホの情報処理を担当するSOCには
MediatekのDimensity 700を搭載しています。
ちなみに、DimensityはMediatekの5G対応のSOCシリーズです。
Mediatekでは4GのSOCはHelioシリーズとなっているようです
また、マルチタスクなどに影響するRAMは
8GBを搭載していて、大きめです。
さらにROMはUFS2.2を搭載していて、
読み書き速度は速いです。
なお先述の通りAnTuTuベンチマークはVer9で36万点です。
Matepad 10.4の2020年モデルや、
Xiaoxin Pad Pro 2020と同程度のスコアで
性能は高めです。
さらに液冷システムを搭載していて、
Amazonの商品ページによると、CPUの温度を8.5℃低下
させられるみたいです。
そのため、冷却能力は高いと思われます。
ってなわけで、実際にゲームなどをしました。
原神→最高画質では少しカクつく
原神を最高画質でプレイすると、
敵が出てくるとカクツキました。
いろいろと試しましたが、
中画質までなら、カクツキなく
サクサクで遊べました
画質にこだわらなければ十分だと思います!
なお、あくまでも体感的なデータとなっております。FPSを測定しておりません。
Chromeのブラウジング→サクサク
サクサクです。
antutu20万点程度のredmi9tだと多少カクツクのですが、BL5000では快適です。
ゴリラオンライン→サクサク
サクサクです。
重たいゲームでなければ十分に遊べると思います。
追記 1週間ほど使った感想
ブラウジングなど、いろいろな動作をしても、明らかにredmi9tより
サクサクで動いてくれます。
IP68の防塵防水+IP69K+MIL-STD-810Gで堅牢
BL5000はとにかくタフネスです。
IP68の防塵防水+IP69K+MIL-STD-810Gで、
防塵防水や耐衝撃などのスペックがかなり高いです。
ゲーミングスマホに耐衝撃性はいらない
と、思うかもしれませんが、私は必須だと思います。
ゲーミング端末に耐衝撃性が必要な理由
ゲームに破壊はつきもの
というのも、私はゲームに熱くなるタイプです。
ゲームで見事無様に敗北すると、
段ボールを潰し、
ティッシュ箱を引きちぎります。
すべからくスマホやタブレットも例に漏れず、
ほっぽり投げたり、平手でぶっ叩いたりします
ええ ええ、デストロイヤーでございやす。
来る破壊の衝動
先述の通りブログ執筆のために
このスマホで
ゴリラオンラインをプレイしました。
ゴリラオンラインは、ゴリラ3体がサバイバー1人を追い詰めて
殴り飛ばす鬼ごっこのようなゲームです。
ゴリラ側になるかサバイバー側になるかはランダムです。
私はゴリラ側でのみプレイしていました。
いましたが…、
サバイバーをだまし討ちしたり、
3匹がかりで追い詰めて叩きのめしたり、
悦楽に耽っておりました。
オデ、ゴリラ、ニンゲン、ナグル
しかし、自分にも人間の番が回ってまいりました。
が、ゴリラ側の布陣を見て思いました。
勝てる
と、
ことの顛末
ヒトの時は序盤から隠れていました。
ゲーム中盤に差し掛かると、
よりにもよって、私の隠れ場所にゴリラ3体同時に急接近。
大丈夫、大丈夫、落ち着け
そして、挟撃を食らいました。
しかし流石は私、
相手の攻撃を誘発し、
その間隙を縫って突破し、
たのはいいものの、ほどなく追いつかれ、
パンチを決められ轟沈!
無様に負けた私のムカムカボルテージは最高潮です!
癇に障った私は、手元に壊れないものがあることに気づきました。
衝撃の結果
怒りに身を委ね、
BL5000を固い床に4割+6割ぐらいの力で投げつけました。
壊れません。
そのあと、さらに5回たたきつけましたが、
一向に壊れる気配はありません。
むしろ床が壊れるんじゃないかと思うくらいです。
耐衝撃に関しては素晴らしいですね。
耐水性はどうか?
いろいろと試しましたが、
・BL5000を水深30㎝ぐらいのお湯が入った湯船に投げ入れる。
・BL5000にお湯のシャワーを浴びせる
・雪の中に埋める、投げ入れる
の3つをしても合切壊れる気配がないのは衝撃でした。
壊れにくそうです!
BL5000は5Gに対応
BL5000は5Gに対応しています
しかし、私が使っている1.5mbpsで使い放題のプランは
5gの恩恵を受けられないので、
私には現状必要ないです。
ただ、5Gが必要な方にはお勧めです。
持ちやすく、近未来的でごつごつしてカッコいい外観。
裸で使っていたこともありましたが、
ざらざらとしたゴムのような質感で
かなり持ちやすいです。
この端末の前に使っていたredmi9tに比べて重いですが、
持ちやすさのおかげで、
そこまで気になりません。
もし、落としても、耐衝撃性が高いので、
そこまで気にならないと思います。
また、ゲーミングスマホとタフネススマホのいいとこどり
みたいな外観で私はカッコいいと思います。
近未来感ある!
バッテリーは4980mahで30Wの急速充電に対応
redmi9tが6000mahなので、それよか電池容量は少なかったので、
電池持ちを少し危ぶんでいました。
しかし、1週間ほど使ってみた結果、
電池持ちは十分いいと思います!
また、30Wの急速充電に対応し、
急いで充電したい人にもおすすめです。
そのうえ先述の液冷システムがあるため、
バッテリーの発熱も抑えられ、寿命も長くなるのでは?と思います。
指紋認証にも対応
指紋認証に対応し、セキュリティが高いだけでなく、
本人確認などの際に、いちいちパスワードなどを打ち込まなくて済むので、
利便性も高いです
指紋認証便利
BL5000 5Gのデメリット
あまりデメリットはありませんが、あるにはあります。
イヤホンジャックがない。
BL5000にはイヤホンジャックがありません。
私は最近有線イヤホンを使いませんが、イヤホンジャックがないのは不便かも?
SDカードが搭載できず、容量も128GBまで
大量のゲームを入れるため、本体の容量が必要だと思いますが、
内蔵容量は128GBです。
また、SDカードが搭載できないため、容量の積み増しができません。
もちろん、速度が遅いSDカードで積み増ししても
読み書きの速度が遅くなってしまうだけ、かもしれませんが、
個人的にはもっと内蔵容量が必要かもしれないと思いました。
例えば、人気ゲームの原神やウマ娘では、
10GB以上容量を使ってしまいます。
容量は重要だと思います
値段が少し高いかも
38000円は少し高い気もします。
もちろん、
・ Dimensity700+8GBRAM+UFS2.2でantutu36万点に
液冷システム搭載
・ IP68の防塵防水+IP69K+MIL-STD-810Gの
超絶な頑丈さ
・5Gに対応
・30Wで充電できる4980mahの大容量バッテリー
・指紋認証対応
・かっこいいデザイン
などなど素晴らしいのですが、
38000円をスマホに出すのは高いなあと、
12000円で買ったRedmi9Tを見て思いました。
少なくとも、1.5mbpsで大満足の私には5Gは
当分必要ないです。
2022年10月追記、今では34000円ぐらいになっているので、
タフネスさと処理性能を考えれば悪くないと
思いました。
防水性はとにかく高いが、気を付けることもある
防水に対応させるために、充電口?のフタを閉じる必要があります。
私は一回フタを閉じずに水をかけてしまって
戦々恐々としました。
また、端末を水(特に流水)につけると画面が反応してしまうので、
私は水中の操作が難しいと思います。
さらに、スピーカーがぬれると乾くまで
音が小さくなってしまいます。
ここは注意ですね
スピーカーが1個だけ?
スピーカーは、画像の右の1つだけみたいです。
横持ち時で左右から音が出るように
スピーカーは2つ必要だと思います。
ここは少し弱いかもしれません。
リフレッシュレートは60HZ?
リフレッシュレートはAnTuTuではこのように書いてありました。
リフレッシュレートは60HZと記載されています。
ゲームではリフレッシュレートが大切みたいですね
私は気にしませんが、リフレッシュレートが高いほうがいい人は
別の端末がいいかもしれません。
ホーム画面に大量にアプリを表示できないみたい?
私がやってみた限りでは、あまり多くのアプリを
表示できないみたいです。
少し不便なので、novalancharを導入しました
カメラが少し弱いかも
実際にブログなどの物撮りに使うと、
微妙に荒い印象でした。
もし、カメラにこだわるならBL8800やBV8800のほうが、
良いと思います。
BL5000とBV8800の比較
この記事ではBL5000とBV8800の比較も行います。
両者ともにBlackview社製で、
タフネスでミドルレンジ性能なスマホですが、
相違点がっけこうあります。
BL5000のほうがいい点
BL5000のほうがいい点はこちらです。
処理性能
まず、ROMはBV8800がUFS2.1ですが、
BL5000はUFS2.2となっており、
より速くなっています
5Gに対応
BL5000はBV8800と違って5Gに対応しています。
重量
BL5000は200g台ですが、
BV8800は300g台ととても重くなってしまっています。
入手のしやすさ
BL5000はAmazonでBlackviewさんの公式が販売しているようですが、
BV8800は少なくとも現在はこうしたことは行っていないみたいです。
その他
その他、BL5000のほうがより高速な充電に対応しているようです。
BV8800のほうがいい点
BV8800のほうがいい点はこちらです。
電池容量およびリバースチャージ機能
BL5000は4980mahの電池容量ですが、
BV8800は8380mahとかなりの大きさとなっています。
リフレッシュレート
BL5000は60hzですが、
BV8800は90hzです。
価格の安さ
BV8800のほうが安い傾向にあります。
その他
機能を割り振れるサイドボタンがあるほか、
カメラの画素数が高いです。
感想
お値段は1万2万のスマホに比べると、少し高いですし、
あくまでも私に5Gは必要ないですが、
耐衝撃性や処理性能、電池持ちやカッコよさを勘案すると、
すべからくメインスマホに決まりました。
かなり機能がもりもりなスマホなので、
多機能好きな人にお勧めのスマホです!
ごらんいただきありがとうございました。
了
2022年10月現在、
タフネススマホを色々使った経験を活かして、
こちらのタフネススマホのまとめ記事を
作りました。
興味があればご覧ください。