この記事では、Blackviewのタフネススマホ、BL8800を3ヶ月使ってわかった
実機レビューを行います。
とにかくタフネスで、
快適に動くスマホが欲しいなら
BL8800一択だとおもいます。
ちなみに、このBL8800は、
Blackviewが少し前に発売した、BL5000 5GとBV8800というモデルの
いいとこ取りをしたようなモデルとなっています。
個人的には、その2つのモデルもオススメです。
もし5Gが不要で、処理性能がほんの少し下がっていいなら
BV8800がおすすめです。(BV8800のレビュー記事リンク)
また、カメラの綺麗さを多少犠牲にしてもいいから、
より軽く、薄いモデルが良いならBL5000 5Gがおすすめです。(BL5000 5Gリンク)
ちなみに、BL8800よりもBL5000 5Gはより安く、
さらにそれよりもBV8800は安くなっています。
技適についてのお詫び。
読者の方から技適の記載がないことについて、
ご指摘をお受けいたしました。
技適については確認と記載を失念しておりました。
本当に申し訳ございませんでした。
アマゾンレビューにて、
技適があることが言及されております。
Blackview BL8800のまとめ
BL8800のまとめはこちら
・BL8800は
タフネスミドルレンジゲーミング5Gクソデカバッテリースマホ
・メインスマホとしては分厚さや重さがネックになるものの、
サブスマホとして優秀
BL8800の主要スペック
・Dimensity700+8GBメモリ+UFS2.1で
Antutu35万のミドルスペック
・IP68の防水防塵に
IP69Kの高温・高圧水耐性、
そしてMIL-STD-810Hのタフネス性能
・8380mah+33W急速充電+リバースチャージ
・1.8cm近くある厚みと365gと
8インチタブなみの重さ
BL8800のメリット
・タフネススマホに必要な機能が
全部盛り
・処理性能やカメラ性能、
多機能な独自UIなど、
普通に使える部分も満載
・機能ボタンやリバースチャージなどの
便利機能も多数搭載
BL8800の微妙なポイント
・分厚くて重い。
慣れで改善する部分もあるが、
使用上工夫が必要になる場面も
BL8800のデメリット
・機能が全部盛りのため、
すべての用途を使い切れないかも
・↑のため、BV8800やBL5000 5Gのほうが
おすすめかも
・カメラは少し手ぶれに弱い印象
Blackview BL8800の主なスペック
Blackview BL8800の主なスペックはこちら
BL8800 | |
メーカー | Blackview |
画面サイズ | 6.58インチ |
サイズ(mm) | 176.2×83.5×17.7 |
本体重量 | 365g |
SOC | Dimensity700 |
GPU | Mali-G57 MC2 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
ROM種類 | UFS2.1 |
リフレッシュレート | 60HZ? |
OS | DokeOS3.0 |
ベースのAndroid | Android11ベース |
antutuver.9 | 357825 |
gb5 single | 542 |
gb5 multi | 1687 |
指紋認証 | 対応 |
顔認証 | 対応 |
充電端子 | Type-c端子 |
電池容量 | 8380mah |
最大充電電力 | 33W急速充電 |
リバースチャージ | 対応 |
5g | 非対応 |
イヤホンジャック | なし |
カードスロット | nanoSIMスロット×2 |
デュアルSIM | 対応 |
SDカード | 非対応 |
防水防塵 | IP68 |
他耐久スペック | IP69K |
MIL-STD-810H | |
前カメラ画素 | フロント16MP |
後カメラスペック | メイン50MP |
IR暗視カメラ20MP | |
超広角8MP | |
深度2MP | |
GPS | 対応 |
WIFI | 対応 |
USB規格 | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth5.1 |
スピーカー | 1つ |
付属品 | 充電器など |
画面サイズ | 6.58インチ |
解像度 | 2408×1080 |
リフレッシュレート | 60HZ |
最大画面輝度 | 480ニト |
FHD+IPS | |
特記事項 | 3D銅パイプ液冷 |
手袋モード | |
水中撮影 | |
気圧センサー | |
ランヤードフック | |
NFC対応 |
BL8800のスペックについては、Blackviewの公式サイトを
参考にしました(公式サイトのリンク)
BL8800の各種ベンチマーク
BL8800の各種ベンチマークはこちら
BL8800のantutu
antutuver9総合 | CPU | GPU | MEM | UX |
357825 | 101555 | 81977 | 76064 | 98229 |
BL8800 5GのAntutuスコアは357825点でした。
タフネススマホとしては、
かなり高い水準だと思います。
BL8800のAntutuスコアは357825です。
ミドルレンジ級のスコアといえます。
antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。
antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値
目安を下記
CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス
なお、iPadやiPhoneのAntutuベンチと、
AndroidのAntutuベンチは別物です。
そのため、Antutuのスコアで両者を比較することは
できません。
あくまでも目安の一つとお考えください
総合スコアの体感(個人の感想です。2023年6月中に修正予定です。)
性能が低く計測不能→ブラウジングは結構カク付き、
モンストすら重く、すぐにタスクキルされる
(例、すごく古い機種名も忘れたスマホ)
7万点→ブラウジングはカクツク
モンストは少し重いが動く
(例、AQUOSのとある古めのスマホ)
15万点→ブラウジングは比較的快適
原神は最低画質でもカクツク
(例blackview tab6)
20万点→ブラウジングは比較的快適か快適
原神は最低画質なら快適に遊べる
(例bmax i10・redmi 9t)
26万点→ブラウジングは快適
原神は低画質なら快適に遊べる
(例Teclast M40)
35万点→原神は中画質なら快適に遊べる
(例blackview bl5000)
48万点以上→原神は最高画質でもほぼ快適に遊べる
(例ipad pro 10.5)
55万点以上→原神は最高画質でも快適に遊べる
(例ipad air3・Xiaomi pad5)
antutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)
BL8800の読み書き速度はこちら
読み書き | SR | SW | RR | RW | mc |
Antutu | 1006.6 | 445.4 | 119.8 | 61.2 | |
CPDT | 546.55 | 308.12 | 17.06 | 22.34 | 5620 |
ROMのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度
(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)
RAMのベンチマーク
MC→メモリコピー?
geekbench5
geekbench5 | single | multi | opencl | vulkan |
542 | 1687 |
geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト
single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
opencl→GPUのベンチマークスコア
vulkan→GPUのベンチマークスコア
Blackview BL8800のメリット
Blackview BL8800のメリットはこちら
めちゃくちゃタフネス
BL8800の真骨頂は、
なんと言ってもその耐久性です。
最近僕はBL8800で
みんはやというクイズゲームをやっていました。
他の愚昧なプレイヤーを叩きのめし
非常に気持ちよく勝ち進んでいたのですが、
ある時、問題が難しいことがありました。
よく覚えていなかったのですが、
味噌とか芸能とかそういうふうな、
僕が詳しくない話題のことが多かったです。
おまけにクソみたいな引っかけに引っかかるわで、
負けがほぼ確定しました。
そのため頭に来て、BL8800の画面を全力で10回ほど殴ったのですが、
全然壊れていません。
その他にも、BL8800に醤油を吹きかけて、
洗剤で洗っても全然壊れませんでした。
またカーナビとして取り付けたBL8800を
ぶん殴ったこともありますが、びくともしません。
BL8800の耐久性は凄まじいです。
さらにこのように氷と塩に漬けて、
Antutuスコアを測定しても、
問題なく動作します。
えっ、Antutuテストって塩と氷に漬けて測るものじゃないんですかΣ(゚д゚;) pic.twitter.com/osfo0Clb1G
— 重藤 六🐸タブレット系ブロガー (@shigetoroku1010) September 12, 2022
タフネスにも程があるのが
BL8800です
他のスマホもタフネス性能はあると思います。
しかし、僕自身がしっかりと試して、
そのタフネス性能をしっかり検証できました。
全部盛りの性能
BL8800はBV8800やBL5000の
良いところを足し合わせた端末です。
Antutu35万の処理性能や5G、
十分使えるカメラや、
リバースチャージ可能な巨大なバッテリーを持っています。
さらに独自UIを採用しているなど、
普通のスマホとしても使えると思われます。
非常に多くの機能を盛り込んだ、
多機能なスマホに仕立て上がっています。
普段遣いに十二分に使える処理性能
BL8800はDimensity700に8GBのメモリ、
UFS2.1のストレージを搭載しています。
ミドルレンジな構成だと思われます。
Antutuベンチマークは35万と、
かなりサクサクな印象を受けます。
並大抵のことは満足にこなせるはずです。
実際、メインスマホではない、
サブのスマホとして色々と現在も使っていますが、
かなり快適に動いてくれています。
例えば、みんはやのような
軽いゲームなどは
かなり快適に遊べています。
独自UI(独自OS)搭載
Androidスマホの中でもXiaomiやSAMSUNG、HUAWEIなどのスマホ
メジャーなメーカーのスマホには独自UIが搭載されています。
多くのマイナーなメーカーの格安スマホには、
あまり手の加えられていない、
AndroidOSが使われています。
しかし、Blackview社のスマホやタブレットには、
AndroidOSに機能を追加した、
DokeOSという、独自UI(独自OS)が採用されています。
色々な機能があったり、
デザインが柔らかい感じになっていたりと、
普通のAndroidとは一味も二味も違います。
カメラ性能も十分で便利。
BL8800は、カメラ性能もしっかりしています。
メインカメラは、50MPの画素数があり、
これもブログなどの物撮りに、
十分に使える性能があります。
さらに、サイドボタンがあり、
画面を押さずに撮影できます。
BL8800を2週間程度使いましたが、
フラッシュを焚かないほうが手ブレを抑えられる印象です。
大容量バッテリー+急速充電+リバースチャージ
BL5000の電池はとてもすごいです。
バッテリーの容量は8380mahと普通のスマホの
2.5倍ぐらいの容量です。
また、33Wの急速充電にも対応しています。
さらに付属の充電器はPD充電にも対応しています。
そのうえリバースチャージにも対応しており、
いざという時にケーブルがあれば、モバイルバッテリーとしても使えます。
デュアルSIM
デュアルSIMにも対応しています。
今時は、SIMを2つ使うことで、
通話料を抑える人も多いと思います。
ここは使いやすいポイントです。
サイドボタンが便利
BL8800は電源ボタンや音量ボタンの他に、
サイドボタンがついています。
このボタンを、1回押し、2回押し、
長押しの3パターンで操作したときに、
それぞれ機能を割り振れます。
機能はスクリーンショットや緊急通報などの
所定の操作か、任意のアプリを起動するかの
2種類です。
ちなみにおすすめは以下の操作です。
1回押し→機能なし
2回押し→スクリーンショット又はカメラ起動
長押し→スクリーンショット又はカメラ起動
スクリーンショットやカメラをよく使うので、
こんな風にボタン操作で行けるのはとても便利です。
BL8800の賛否両論ある微妙なポイント
BL8800の賛否両論ある微妙なポイントはこちら。
分厚くて重い
とにかく裸の状態でも分厚くて重いです。
まず、分厚いということですが、
実際に使ってみて、手に持ってつかうのは
意外とすぐに慣れます。
ただ、ポケットに入れるとかなりかさばるのではないかと
思われます。
さらに、スマートフォンをスタンドなどに固定する場合、
分厚いことによってうまくはまらないことも…
また、あくまでもカバーを一切つけずに裸の状態での
場合です。
続いて、重いということ。
手に持った感覚としては数日でなれるはずです。
しっかりとBL8800を使うためにも、
手帳カバーをAliExpressで購入しました。
しかし分厚いです。
厚切りのトンカツぐらいの
分厚さでしょうか。
円安の影響で値段が高い
2022年6月の現在では、円安の影響があり、
様々な海外製品が値上がりしています。
現在の価格は41000円程度となっています。
Amazonではおそらく5万円ぐらいになるかもしれません。
BL8800のデメリット
BL8800のデメリットはこちら。
全部盛りなので、すべての機能を使い切れないかも
BL8800はかなり多機能ですが、
その機能を使い切れないかもしれません。
BV8800やBL5000なども検討してみると
良いと思います。
SDカードが搭載できない
カメラ性能が十分なスマホですが、
SDカードが搭載できません。
イヤホンジャックなし
BL8800にはイヤホンジャックがありません。
とは言え、Bluetooth接続の
無線イヤホンを使うのもお薦めです。
僕がお薦めするのは、こちらの
Airbuds6です。
高い防水性能とコスパを兼ね備えた
おすすめのイヤホンです。
カメラはやや手ぶれ補正の弱さが気になるかも
BL8800を色々と使ってみて、
少々物足りなさを感じたのは、
手ぶれ補正の弱さです。
次から次へと被写体を移し替えて
撮っていくと、写真がぶれる印象でした。
とは言え、しっかり注意して行えば、
そこまで手ぶれは気になりません。
BL8800の感想
BL8800は、全部盛りです。
男心をくすぐる、
何でもできるスマホです。
2022年9月には、タフネススマホおすすめ8選の
記事も投稿しました。
また、BV8800のレビュー記事はこちら。
BL5000のレビュー記事はこちらです。