この記事では、自費で購入した、BV7100を実機レビューします。
BV7100の特徴は、
とにかく重い、
とにかく分厚い、
とにかくでかい、
そんなスマホです。
これまでBlackviewのスマホを
6つ触ってきましたが、
これほどまでに重いスマホは
初めてです。
それ以外の処理性能やカメラについては、
問題がないのですが、
シンプルな物理的な重さにびっくりしています。
これよりかは、
今後発売されるBV7200の方が
一般受けするかと思います。
とはいえ、その重さの理由は
13000mahという化け物じみた
バッテリー容量にあります。
モバイルバッテリーとしても使えるので、
評価がとてつもなく難しいです。
BV7100の主なスペック
BV7100の主なスペックはこちらです。
BV7100 | |
メーカー | Blackview |
画面サイズ | 6.583インチ |
本体サイズ(mm) | 174×81.4×18.9 |
重量 | 460g |
SOC | Helio G85 |
GPU | MaliーG52 |
メモリ | 6GB LPDDR4X |
ストレージ | 128GB |
ストレージ種類 | eMMC5.1 |
OS | DokeOS 3.0 |
ベースOS | Android12 |
antutuver.9 | |
gb5 single | |
gb5 multi | |
指紋認証 | 対応 |
顔認証 | 対応 |
充電端子 | Type-c |
電池容量 | 13000mah |
最大充電電力 | 11V3A33W |
5g | 非対応 |
イヤホンジャック | 非対応 |
SIMスロット | SIMスロット |
SD/SIM排他スロット | |
デュアルSIM | 対応 |
SDカード | 対応 |
防水防塵 | IP68 |
タフネス性能 | IP69K |
MIL-STD-810H | |
前カメラ画素 | 8MP |
後カメラスペック | メイン12MP |
8MP超広角 | |
2MP深度 | |
GPS | 対応 |
USB規格 | 2.0? |
スピーカー | 1つ |
画面アスペクト比 | 20:9 |
画面サイズ | 6.583インチ |
リフレッシュレート | 60HZ? |
解像度 | 1080×2408 |
ディスプレイ種類 | IPS |
特記事項 | 4GBの仮想メモリ |
グローブモード | |
NFC対応 | |
Bluetooth5.0 |
BV7100のスペックについては、
BLACKVIEWの公式サイトを参考にしました。
BV7100のベンチマーク
antutu
antutuver9総合 | CPU | GPU | MEM | UX |
257380 | 69528 | 60109 | 47604 | 80139 |
antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。
antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値
目安を下記
CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス
なお、iPadやiPhoneのAntutuベンチと、
AndroidのAntutuベンチは別物です。
そのため、Antutuのスコアで両者を比較することは
できません。
あくまでも目安の一つとお考えください
antutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)
読み書き | SR | SW | RR | RW | mc |
Antutu | 310.5 | 164.9 | 77.7 | 58.8 | |
CPDT | 165.87 | 89.16 | 10.11 | 5.05 | 4230 |
ROMのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度
(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)
RAMのベンチマーク
MC→メモリコピー?
geekbench5
geekbench5 | single | multi | opencl | vulkan |
342 | 1288 | 1143 | 1210 |
geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト
single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
opencl→GPUのベンチマークスコア
vulkan→GPUのベンチマークスコア
メリット
タフネススマホでそこそこ使える処理性能
BV7100はタフネススマホです。
Helio G85を搭載し、Antutu25万の処理性能を持ちます。
サイズ的に、据え置きでの使用にはなると思うのですが、処理性能自体は普通に使えるレベルにはなっています。
モバイルバッテリーがメイン機能となれる。
BV7100は13000mahという
万夫不当なバッテリー容量を持っています。
13000mahというのは
スマホとしての実用性の限界に挑んだとも言える
容量だと思います。
さらに急速充電に対応しています。
また、モバイルバッテリーとしても使用可能です。
タフネス性能も十分
防水性能や、
耐衝撃性能を中心に、
高いタフネス性能を持っています。
指紋認証やNFCにも対応
電源ボタンが指紋認証になっており、
非常に使いやすいです。
僕がメイン機にしている、
Xiaomi Mi9は、
画面に指紋センサーがあるのですが、
まあちょっと使いにくいです。
電源ボタンの方が
使いやすいと思います。
デザイン自体は悪くない。
ゴツゴツゴツとしたデザイン自体は、
そこまで悪くないかと思います。
カメラは最低限使える性能
BV7100のメインカメラは12MPです。
ほどほどに使えるカメラにはなっていると思います。
充電器はPD充電
BV7100の充電器には
PDやPPSとの記載がありました。
充電器の汎用性は高そうかもです。
スピーカーの音は意外と普通
スピーカーの音は安っぽさを感じない程度には、
いい音質だと思います。
デメリット
BV7100のデメリットはこちら。
重厚すぎて、持ちづらい
BV7100は本当に重いです。
460gという10インチタブレット程度の重さを、
スマホサイズまで封じ込めると、
こんなに重さを感じるのかというのが
びっくりしました。
Arrows Be4 Plusを使っている、
ブルーカラーの僕の父親に持たせても、
「重ぇ!」と言っていました。
また、ほぼ2cmもあるような
分厚さなので
真面目に分厚いです。
とにかく持ちづらい印象を受けました。
僕はBlackviewのスマホは大好きで、
これまで色々と触りましたが、
このスマホの重厚さには
若干引きました。
カバーをつけなくても分厚すぎる。
BV7100は思いだけでなく、
非常に分厚いです。
約1.9mmなので、
カバーをつけなくても持ちづらく感じてしまいます。
携帯しにくい。
BV7100は非常にどうしても重く、
手に持ったりすると持ちにくく、
ポケットに入れると圧迫感があります。
原神は最低画質でもカクツク
原神は最低画質でもカクツキを感じました。
ゲームプレイはちょっと苦手な印象です。
後続機種のBV7200の方が使いやすそう。
後継機種の方が絶対に使いやすそうだと感じました。
BV7200は288gかつ1。6cmという現実的な重厚さを
兼ね備えています。
カメラ性能もBV7200は大幅に向上しています。
BV7100のその他の情報
BV7100のその他の情報は
こちらです。
リフレッシュレートは60HZ
BV7100のリフレッシュレートは
60HZです。
BV7100のリフレッシュレートについては、
開発者オプションでリフレッシュレートを表示して、
確認しました。
BV7100を買うべき人は?
BV7100を買うべき人をまとめてみました。
モバイルバッテリーとして使えるスマホが欲しい人
BV7100はモバイルバッテリーとして使える
バッテリー容量とリバースチャージ機能を備えています。
それに期待しているなら、
割とおすすめです。
据え置き前提のタフネススマホが欲しい人
BV7100は結構重くて使いにくいですが、
スマホスタンドとかを使って、
据え置いて使うのであれば、
悪くないと思います。
感想
重厚さが本当にマイナスになってしまっているのが
ちょっとなあと思ってしまいました。
特にBV7100の場合、
コスパやカメラ性能がそこそこなBV5200や
サブ機として完璧なOSCAL C80といった
同時発表の好感度の高い種と、
バッテリーを犠牲に、
より軽量薄型かつカメラが強化された、
BV7200があるため、
ちょっと評価が難しくなってしまいました。