この記事は2022年2月ごろに実機レビューをして記載しており、実機に基づく記載はその頃にのみ行っています。現状の使用感はわかりませんが、修正や加筆などを行なっております。
2023年タフネススマホのお勧めまとめの記事はこちらです。BV8800は1位にランクインさせました。
今回は、Blackview BV8800のレビューをします。
BV8800は367gで重いというデメリットはありますが、Antutu29万の性能で、タフネスで、8000mah超のバッテリーでリバースチャージにも対応しているなど、実用性と特殊機能がもりもりのスマホです。
タフネスかつミドルスペック程度でそこそこゲームができるスマホが欲しい方
電池持ちがいいスマホが欲しい方。
ロマンのある特殊機能も普段使いで使える万能さも欲しい方に
かなりおすすめです!
また、Amazonでの価格も33000円程度なので、かなりコスパはいい端末だと思います。
処理性能が同じぐらいの端末が2万円程度です。
その端末にタフネス性能がプラスされると考えれば、かなりコスパはいいと思います。
セールでなくても35000円程度で購入できます。
スマホはよく洗いましょう✨#bv8800 #blackview pic.twitter.com/uv37dIRoRQ
— 重藤 ゲロ🐸ゲロゲロゲロゲ (@shigetoroku1010) March 30, 2022
同程度のAntutuベンチマークを出すOPPO A54 5Gの2倍程度の価格ですが、
それよりもタフネスさやバッテリー容量の点でとても優れています。
また、BV8800は、11/20現在、三万五千円程度で購入が可能です。
コスパがメチャクチャいいですね。
サブ機としてありだと思いますし、
メイン機運用でも問題ない気も…
そのようなBV8800をレビューします!
また、BL5000とBV8800のいいとこ取りをした端末である、
BL8800も最近AliExpressで販売開始されました。
そちらのレビュー記事も合わせてご覧ください。
BV8800の主なスペック
BV8800の主なスペックはこちらです。
商品名 | BV8800 |
メーカー | Blackview |
画面サイズ | 6.58インチ |
サイズ(mm) | 176.2×83.5×17.7 |
重さ | 367g |
SOC | Helio G96 |
GPU | MaliG57 MC2 |
メモリ | 8GB LPDDR4X |
ストレージ | 128GB UFS2.1 |
OS | Doke-OS 3.0 |
OSのベース | Android11 |
指紋認証 | 電源ボタン |
顔認証 | 対応 |
充電端子 | type-c端子 |
電池容量 | 8380mah |
最大充電電流 | 9V 3A 33W |
5g | 非対応 |
イヤホンジャック | なし |
カードスロット | デュアルSIMスロット |
デュアルSIM | 対応 |
SDカード | 非対応 |
ワンセグフルセグ | 非対応 |
防水防塵 | IP68等 |
耐久系スペック | IP69K |
MIL-STD-810H | |
前カメラ画素 | フロント16MP |
後カメラスペック | メイン50MP |
超広角8MP | |
深度2MP | |
IR暗視20MP | |
GPS | あり |
WIFI | あり |
USB規格 | ? |
スピーカー | 1つ |
リフレッシュレート | 90HZ |
画面 | FHD+ |
画面輝度 | 480ニト |
その他特筆店 | 3D銅パイプ液冷 |
リバースチャージ対応 | |
機能ボタン | |
気圧感知 | |
ランヤードフック | |
NFC | あり |
なお、BV8800のスペックはBlackviewの公式ページを参考にしました。
スペックの中でも特徴的なのは以下です
SOCがHelioG96で8GBのRAMとUFS2.1のROMがあり、
90hzのリフレッシュレートなど、処理性能などが
ミドルレンジ。
IP68などタフネス性能がある
急速充電に対応した8380mahのバッテリーを搭載。さらにリバースチャージでほかの機器を充電できる
BV8800のベンチマーク
BV8800のベンチマークはこちらです。
BV8800のantutu
antutuver9総合 | CPU | GPU | MEM | UX |
294318 | 86019 | 76160 | 56073 | 76066 |
BV8800のAntutuは294318でした。
antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。
antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値
目安を下記
CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス
BV8800のantutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)
読み書き | SR | SW | RR | RW | mc |
Antutu | 503.7 | 214.3 | 143.8 | 143.3 | |
CPDT | 393.49 | 171.88 | 15.03 | 25.05 | 4210 |
ストレージのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度
(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)
メモリのベンチマーク
MC→メモリコピー?
BV8800のgeekbench5
geekbench5 | single | multi |
430 | 1479 |
BV8800のGeekbench5はシングルが430、マルチが1479でした。
geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト
single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
opencl→GPUのベンチマークスコア
vulcan→GPUのベンチマークスコア
ご覧いただいている通り、BV8800は、
ミドルレンジな性能をもち、
普段使いには全く問題ないと言えるでしょう。
BV8800のメリット
BV8800のメリットはこちらで記載しています
ミドルスペックやタフネスに加え、
特殊機能がもりもりです。
IP68+IP69K+MIL-STD-810Hのタフネス性能
BV8800はIP68に対応しており、
高い防塵性と防水性を持っております。
先述したBL5000も同等の防水性を持っており、
湯船に投げ入れたり、シャワーを浴びせたり、
雪に投げ入れたりしても、全然壊れませんでした。
このスマホでもそれぐらいの耐水性はあると思います
また、IP69Kで、高温水や高圧水にも高い耐性を持ちます。
そのため、こんなことをしてみました。
流水をかけたり、
— 重藤 六🐸タブレット26台目 (@shigedoroku1010) February 27, 2022
湯船に沈めたりしました。
— 重藤 六🐸タブレット26台目 (@shigedoroku1010) February 27, 2022
しかし一切壊れません。
さらに、MIL-STD-810Hの耐衝撃性能もあります。
耐久性は全く問題ないといえるでしょう
アウトドアなどにも使えるだけでなく、
この端末はゲームにも使えると思います。
もしゲームに負けてイライラして、
端末にダメージを加えても壊れにくいと思います。
アウトドアにもゲームにもタフネスを。
Helio G96+8GBRAM+UFS2.1でミドルレンジの性能
多くのタフネススマホは、性能が抑え目なものが多いです。
しかしBV8800は、SOCにMediatekのミドルレンジSOC、
Helio G96を搭載しています。
さらに、RAMは8GB、ROMはUFS2.1を搭載。
ミドルレンジ程度の性能となっています。
なお、2023/07/08時点ではどれくらいの性能になっているかはわかりません。
Antutu29万のベンチマーク
Antutuベンチマークは、29万点程度でした。
基本動作では全く問題なく、
ゲームなどにも使える印象を受けました。
十分に使えるゲーム性能
原神、プロセカ、ウマ娘、CODで検証しました
原神 中画質なら快適、高画質でカクツキが少々、最高画質はカクつく
原神では、中画質では快適に遊べました。
また、高画質でも多少のカクツキはあるものの、
遊べなくはなかったです。
最高画質ではさすがに結構カクツイてしまいましたが、
これだけ遊べれば十分だと思います。
プロセカ、ウマ娘、CODもサクサク動くっぽい?
プロセカは、初期設定でTell Your worldのHardを
カクツキなくプレイできました。
BV8800 プロセカ Helio G96 8GBRAM UFS2.1 pic.twitter.com/cHV5Ewn28q
— 重藤 六🐸タブレット26台目 (@shigedoroku1010) March 6, 2022
ウマ娘は最初のレースをさせましたが、
問題なく動きました。
ウマ娘 最初のレース BV8800
Helio G96 8GBRAM UFS2.1 pic.twitter.com/MmQyEyQ5fd— 重藤 六🐸タブレット26台目 (@shigedoroku1010) March 6, 2022
CODも、少なくとも低画質のプレイなら
問題なさそうです。
ゲームに関しても強そうですね!
液冷システム搭載
この端末は、後述するように厚めの端末で、
排熱に不利な印象を受けました。
しかし、液冷システムを搭載しており、
CPU温度を8.5℃まで低下させられるようです。
実際に数十分ほどCODをプレイしましたが、
特に熱は持ちませんでした
そのため、排熱面も問題なさそうです。
急速充電+大容量バッテリー+リバースチャージ
BV8800は電池がすごいんです
まず、8380mahのバッテリーを搭載。
10インチタブレットに比肩するバッテリー量です。
実際に使ってみても、なかなか電池が減りません。
さらに、33Wの急速充電にも対応しており、
満充電するまでの時間も短く済みます。
そのうえですごいのは、リバースチャージ機能です。
この端末と、充電したい端末をtypecケーブルでつなぐと、
充電ができてしまいます。
スマホが、モバイルバッテリーになってしまいます!
8380mahもあるので、こんな芸当もできてしまいます。
すごすぎる…
ちなみに、充電速度はそこそこで、
5020mahのRedmi Note 10 Proを充電するとこんな感じ
15分で15%充電できます。
意外と速いですよね
電池の怪物です。
機能ボタンが搭載
機能ボタンが搭載されており、
スクショなどの機能の割り当てや、
アプリの起動ができます。
地味に便利です。
カメラは実用でもアウトドアでも使えそう。
メインカメラの画素数は50MPで、そこそこきれいに録れます
BV8800で撮った写真はこんな感じ
また、BV8800には暗視カメラも搭載されています。
暗い場所で何かを探すときなどに便利そうです。
厚さは意外と気にならない
多くのスマホやタブレットの厚さは10mm以内に収まります。
しかし、BV8800は17mmの厚さがあります。
最初は厚いかなと思ったのですが、
実際に持ってみたり、ポケットに入れたりすると、
そこまで気にならない印象を受けました。
持ちやすい
外観が、いかにもタフネススマホといった
でこぼこした感じなので、持ちやすいです。
独自OS搭載
BlackviewはAndroidをベースにした独自OSである、
DokeOSを作っています
DokeOSは素のAndroidにいろいろな機能が追加されていて、
比較的使いやすいOSだと思います。
そのDokeOSの3.0がこのスマホにも採用されています。
便利機能は今後いろいろ使ってみて、
追記していきます。
デュアルSIM対応
デュアルSIMにも対応しています
リフレッシュレートも90HZでゲーム適正あり
リフレッシュレートが90HZと高めなので、
ゲームなどに使えると思います。
ランヤードフックや気圧感知で登山にも使えそう?
ランヤードフックがくっついています。
リュックサックなどに
キーホルダーみたいにくっつけられると思います。
Blackviewのスマホの中でもお薦めな製品
僕はBlackviewマニアで、
これまで4つのBlackviewのスマホを触ってきました。
その中でもコスパや機能性に優れる製品だと思います。
一番お薦めです。
BV8800のデメリット、367gは重い
BV8800のデメリットは、
とにかく重いということだと思いますが、
それ以外に目立ったデメリットはなさそうです
とにかく重い
最初にBV8800を持ってみて、
重い!
と思いました。おもいだけに
とにかく重いです。
具体的に言うと、Blackview社が出している、8インチタブレット
のBlackviewTab6が365gなので、それぐらい重いです。
8インチタブと同程度の重さ…
ただ、2日もすると慣れました。
意外と大丈夫です。
ただ、重いので、取り扱いには少々注意が必要かもですね
イヤホンジャックがない
イヤホンジャックがありません
SDカードが入れられない
容量が128gbあるとはいえ、
少し不便かもしれません。
Blackview BV8800のまとめ
メリット
IP69K+IP68+MIL-STD-810Hでタフネス
HelioG96+8GBRAM+UFS2.1でミドルレンジ性能
電池容量8380mah+33W急速充電+リバースチャージ
その他多機能
デメリット
367gととにかく重い、など
Blackview BV8800の感想
実は結構ほしかったスマホです。
以前BL5000を持っていたのですが、
僕が使わない5Gに対応していたため、
値段が高くかったです。
そういった意味でも、BV8800が欲しかったのですが、
満願かなった印象です。
本当に重いのですが、
重い以外のデメリットがあまりなく、
かなりいいスマホだと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
また、5G対応のミドルレンジタフネススマホ、
BL5000のレビューはこちら。