2023/10/22追記、本日Galaxy Tab S9 FEがついに到着しましたので実機レビューをしていきます。
2023/10/21追記、本日AmazonよりGalaxy Tab S9 FEの発送通知が来ました。明日22日に到着し、到着次第実機に基づく情報を追記して参ります。いやァ、楽しみです 。
2023/10/17追記、迷ったあげくAmazonでGalaxy Tab S9 FEを購入しました。おそらく到着するのは19日頃となります。到着次第実機の使用感もこの記事に追記していく予定です。
2023/10/12追記、なななんと、Tab S9 FE無印及びFE+が19日から日本発売される情報が発表されました。やったー!
そして気になるのはそのお値段。2023/10/12時点では税込み68800との情報が出ています。ほぼドル円レートと同じですね。素晴らしい。
ということで、筆者はGalaxy Tab S9 FEを購入する予定です。また、実機に基づく情報も今後掲載していく予定です。
2023/10/05追記、WIFI6E対応かどうかはぱっと調べた限りではわからなかったデス。済みません。細かいスペックがわかったら加筆修正するかもしれません。少なくともWIFI6二は対応しているようです。
Galaxy Tab S9 FEという実に甘美な響きのネーミングなタブレットが出てきたので興味があるので、それを皆さんと共有したい、そんな内容の低品質な記事がこちらです。
Galaxy Tab S9 FEは防水防塵やスタイラスの付属、指紋認証やWIFI6などとってもとても実用的な要素を多く取り入れていると思われるハイエンド級のタブレットです。
そして気になる価格設定として、どうやら最小構成では449ドル、仮にドル150円とすれば67350円となり、7万円を下回ります。
処理性能と価格だけで見ればそこまで惹かれませんが、防水や指紋認証、さらにはあのSAMSUNGのタブレットであること諸々を勘案して、筆者はもし仮に日本で発売され、もし仮に価格が8万円以下であれば喜び勇んで購入する予定です。
この記事ではGalaxy Tab S9 FEの特徴を紹介し、特長を翼賛し、購入に至りそうな理由を記載していきますね。
Galaxy Tab S9 FEの特徴と特長
気になる点を記載していきます。
特徴 簡易スペック
タブレット名 | Galaxy Tab S9 FE |
メーカー名 | SAMSUNG |
SoC/CPU | Exynos 1380 |
メモリ | 6/8GB |
ストレージ | 128/256GB |
画面サイズ | 10.9インチ |
解像度 | 2304×1440 |
その他特記事項 | |
スタイラス | Sペン付属 |
防水防塵 | IP68 |
指紋認証 | 対応 |
WIFI6に | 対応 |
簡易的なスペックを記載しています。
特長① ハイエンドの処理性能を持つと見込まれる
実際に計測した限りでは、Galaxy Tab S9 FEのAntutu V9スコアは50.6万点、Antutu V10スコアは56.4万点でした。
それぐらいあればいろいろな動作に使うことができるハイエンド級の性能といえるのではないかと思います。
ちなみに筆者はAntutu Ver9のスコアでは50万から70万程度のスコアならハイエンドぐらいの性能であると考えております。
特長② IPX8の防水
ハイエンド級のタブレットで防水防塵を搭載してくれました。
筆者は昨今Blackview Active 8 ProやDOOGEE R10というタフネスなタブレットを愛用しています。
実際風呂場や台所、野外に持ち出す際には防水があると後顧の憂いを断てるんですよね。
昨今において防水防塵を搭載するのはGalaxy Tab S9シリーズのようなフラッグシップ級のタブレットにも増えました。
しかし、ミドルレンジとフラッグシップの間ぐらいに位置すると筆者は考えているハイエンド級の性能のモノで、少なくともコスパが良さそうな端末はなかなかなかったんですよね。
ハイエンド級で防水防塵があるタブレットはいいですね(語彙力の喪失)
特長③ 指紋認証搭載
指紋認証があると、ロックを簡単に解除できて便利です。
特長④ スタイラスペンがハナから付属する
スタイラスペンが付属します。
筆者はタブレットにスタイラスペンを使わず、紙とペンでメモを取りますが、スタイラスペンを使って何かしたいという方にはいい選択しかもしれません。
特長⑤ SAMSUNG製で、さらにOneUIを搭載
SAMSUNG製デス。
Androidタブレットメーカーの中でも高性能な製品を多く出しているメーカーがSAMSUNGだと思います。
また、多機能なOneUIを搭載しています。
特長⑥ 処理性能以外の付加価値が多く、価格を割安に感じる
その他にも少なくともWIFI6には対応しているらしいデス。
なお、WIFI6E対応かどうかはざっと調べた限りではわかりませんでした。
単純なドル円レートではこれだけの性能、これだけの多機能で7万円を切ってくるのは素晴らしく感じます。
特徴⑦ 価格が手が届くレベルに
筆者はTab S9の無印にも興味がありました。
処理性能の高さに加えて防水や指紋認証といった特徴的な機能が多く興味がありました。
しかしS9無印は実売価格10万円以上で、ポンポンと買える価格ではありませんでした。
また、タブレットをレビューする上では他のタブレットと比較することも肝要ナノですが、他のタブレットと大きくかけ離れた価格設定で比較するのはむずかしいです。
しかしGalaxy Tab S9 FEは公式価格7万円弱で、十分現実的な価格といえ、さらにその値段の高さも十分に納得ができると思います。
余談 Xiaomi Pad 6との比較
Xiaomi Pad 6 無印は大体5万円ぐらいの価格ですが、そこからリフレッシュレートや処理性能が下回るとはいえ、防水防塵や指紋認証やSペンの付属や期間限定のクーポンやより多機能なOne UI等の価値が追加されるともなれば2万円ほど高くてもGalaxy Tab S9 FEを買うメリットにはなることでございましょう。
予断はこれぐらいにして、価格設定の話に戻ると、Galaxy Tab S9 FEは7万円程度となっていることもあり、他のタブレットと価格での比較がしやすいです。
2023年はまさに魅力的なタブレットが現実的な価格で国内販売されることが増え、選択肢が十全に広まりました。
その選択肢とGalaxy Tab S9 FEを比較するのがしやすいのは良いポイントです。
筆者としてはGalaxy Tab S9 FEと比較したいタブレットは以下の通りです
- 4万円程度 Blackview Active 8 Pro、MatePad 11.5
- 5万円程度 Lenovo Tab P12、Xiaomi Pad 6 無印
- 8万円程度 OPPO Pad 2
また、iPadとも比較できる可能性があるので楽しみです。
⑧多機能で使用するタブレットの数を減らせる
筆者は10台程度のタブレットを所有しており、そのなかでもAndroidタブレットだけでも5台を常用しています。
タブレットの個性に応じて使い分けていて、防水タブレットや高性能タブレット、11インチの比較的スリムなタブレットなどで使い分けています。
Galaxy Tab S9 FEは非常に多数のメリットがあるタブレットです。
中でも特徴的なのが、防水タブと高性能タブ、11インチのスリムなタブレットと3つの特徴を持つこと。
ありとあらゆる局面で使えるのではないかと想定しています。
購入を予定する経緯とそれでも日本発売は不明
筆者はGalaxy Tab S9 FEについてもし仮に日本で販売されたら購入する腹積もりです。
防水搭載のハイエンドタブで非常に魅力的
ハイエンドタブで、十分な性能があると見込まれるとともに、防水を搭載しています。
Helio G99よりもよりなめらかな動作を見込みつつ、水への耐性も高いのは良いですね。
日本の価格はそもそも発売されるかすら不明ながら、無印Tab S9の価格を見る限りそこまで高くならなそう
Galaxy Tab S9 FEは現時点で日本で発売されるかは全くもって不明ですが、もし仮に日本で発売された場合でもドル円のレートやTab S9の日本価格を見る限りそこまで高くならなそうなんですよね。
なので期待しています。
Galaxy Tab S9 FEの使用感・開封
Galaxy Tab S9 FEの開封
早速届いたので開封していきます。
箱の裏側にはGalaxy Tab S9 FEの情報が記載されています。
開封!Galaxy Tab S9 FEは紙に包まれています。
Galaxy Tab S9 FEには透明なフィルムなども付属していないので、ガラスフィルムを用意しておくことをお勧めします。
筆者は他のタブレットのフィルムで代用しようとしましたが、あいにくフィルムを切らしており、別のタブレットから引き剥いでこのGalaxy Tab S9 FEに貼り付けました。
ペンはこんな感じ。
初期設定
初期設定はGalaxyのスマホからいろいろ設定を移行できるようです。
スピーカーの音質
筆者がよく聞くKing Gnuの「SPECIALZ」をGalaxy Tab S9 FEのスピーカーから聞いて、音質を調べてみます。
スピーカーの音質は十分に良い部類だと思います。
音はかなりクリアで、重低音もそこそこに出ています。
おそらくBlackview Active 8 Proと同等程度と同じくらい音質が良いと思いますが、今後比較します。
Galaxy Tab S9 FEの外観
外観についても画像を貼っていきます。
カメラは基本的にシンプルですね。
側面はこんな感じ。
Galaxy Tab S9 FEの防水
Twitterで「100いいねを達成したらGalaxy Tab S9 FEに水をかける」とツイートしたら無事100いいねあつまったので5秒ほど水をかけました。
水をかけましたが、まったく問題なく動作しています。
Galaxy Tab S9 FEの機能など細々した使用感
強制横画面機能がある
こちらは設定を行ったあとにニコニコ動画の画面を強制的に横画面で表示している状態です
Android版のニコニコ動画などのアプリでは、横画面に一部または全部対応指定ないものがあります。
そういったアプリも設定さえすれば強制的に横画面で表示できるようです。
PD充電では14W程度
PD充電からでは14W程度で充電できていました。
カーナビとしての運用も可能みたい?
あくまでも2023/10/27時点ですが、Googleマップで使うとなぜか位置情報がかなり遅延があり、というかほとんど動きませんでした。再起動をしても改善せず。
Galaxy Tab S9 FEはSAMSUNGの公式サイトではGPSなどにたいおうしていることが記載されていますが、筆者の環境ではうまくいきませんでした。
2024/01/02追記、GPSの精度も改善?
再度走行中の車内でGoogleマップの動作を試してみたところ精度がかなり改善していて、普通のスマホやタブレットと遜色ないほどになっていました。
これから何度か使用してさらにチェックしていく所存です。
外部ディスプレイの有線接続での映像出力はおそらく非対応
LGのモニターにType-C To DPアダプタとDisplayportケーブルでつなぎましたが、反応はありませんでした。
各種ベンチマーク
各種ベンチマークスコアをまとめていきます。
Antutu V9
Antutu V9では初期状態で508586点となりました。
中華タブに使われているHelio G99だと大体30万から35万点程度なので、明確にそれらより高性能です。
しかし、SD860等と較べると性能は低いですね。
Antutu V10
Antutu V10は564329点となりました。
ストレージテストの結果はこちら。
Geekbench 6のスコア
Geekbench6のスコアはこんな感じです。
Galaxy Tab S9 FEの細々とした情報
おすすめアクセサリは?
まずガラスフィルムと手帳型ケースです。
この2つをとりあえず用意しておきましょう
現在Galaxy Tab S9 FEのケースは通販サイトでも充実していないようで、場合によっては到着までに2週間ぐらいかかる場合もあるかもしれません。到着日程なども確認した上で購入されることをお勧めします。
また、Galaxy Tab S9 FEは充電器が付属していないようです。基本的に他のUSB充電器で代用できると思います。
それと、筆者が気になっているのはSAMSUNG純正のタフネスケースです。これを例のクーポンを用いて購入しようともくろんでいます。
Galaxy Tab S9 FEのメリット
防水対応かつスタンド付きケースがある
Galaxy Tab S9 FEはスリムなボディにIP68のしっかりした防水機能を搭載した数少ないタブレットです。
防水と言うだけなら中華タブレットのBlackview Active 8 ProやDOOGEE R10も良い選択肢にはなるのですが、いかんせんタフネスタブレットであるために分厚くごつごつとしたデザインとなっております。
それ自体は商品の持ち味ともいえるのでさしたる欠点ではないのですが、それらのタフネスタブレットの場合、良い感じのケースが見つからないという点が気になります。
特にスタンド機能があるケースが見つからず、ケースとタブレットだけで自立させる、ということがむずかしいので、別個にタブレットスタンドが必要になってしまいます。
しかし、Galaxy Tab S9 FEはスリムなタブレットであり、なおかつ大手メーカーが作成するタブレットであるため多種多様なすたんど付きケースがあり、別個のスタンドがなくともタブレットを自立させることが出来、とても使いやすくなっています。
スリムなボディにIPX8のがっちりした防水
IPX8の防水等級ヲ備えています。
スリムで防水なタブレットは実はGalaxy Tab S9 FE以外にもあります。
例えばD-tab D42AやLenovo TAB6などが上げられるでしょう。
しかしそれらの防水等級はIPX3程度で、そこまで防水性能は高くないと考えられます。
しかしGalaxy Tab S9 FEはIPX8と最高クラスの防水等級ヲ備えており、とても防水性能が高いです。
処理性能がちょうどいい
処理性能はかなりちょうどいいかと思います。
Antutu Ver9で50万点となっており、ハイエンドぐらいの性能でしょうか?
ゲームを高画質で楽しみたい場合には向かないかもしれませんが、ブラウジングなどを快適に行える性能ぐらいはあると思います。
動画視聴やブラウジングなど基本的な動作の為に3年ぐらい使い続ける分には問題なく使えるかと思っています。
アップデート期間も長い
Galaxy Tab S9 FEはアップデート期間も長いです。
なんと4世代分のOSアップデートと5年のセキュリティーアップデートを保証しています。
処理性能を考えると、ライトな用途ならかなり長く使えるのではと考えられます。
指紋認証対応
Galaxy Tab S9 FEは指紋認証に対応しています。
タブレットで指紋認証に対応していると端末ロック解除が簡単になるのでここはいいですね。
Dexモードあり
アプリをフローティングウィンドウ表示できるDexモードもあるモノと思われます。
デメリット
処理性能だけみたらもっと安いタブレットがある。
例えば2021年に発売されてから約2年が経過し、中古端末が3.5万円程度で流通しているSD860搭載のXiaomiPad5。
Xiaomi Pad5のAntutu V9スコアは60万点となっており、Galaxy Tab S9 FEを上回ります。
また、Xiaomi Pad 6は新品価格5万円程度ですが、同様のSoCを積んだ別のタブレットのスコアから、おそらくAntutu V9で70万点程度は出るのではと予想しています。
処理性能だけで考えるとGalaxy Tab S9 FEはあまり賢い選択肢ではないかもしれません。
その他のポイント
防水だが充電端子にカバーがない
Galaxy Tab S9 FEはIPX8の防水ですが、充電端子にカバーがありません。
これはおそらくカバーをつけなくても防水であるため良いと思いますが、端子が水に濡れている状態だと充電は水分を除去されるまでできないかもしれません。
Sペン付属
スタイラスペンであるSペンが付属しています。
筆者個人的にはタブレットにスタイラスペンは一切使わないので、スタイラスペンが最初から付属するくらいならオプションにして値段を下げて欲しいとも考えています。
しかしどうやらこのSペン、このSペン自体も防水に対応しているらしいので多少興味はあります。
まだ使っていませんが、機会があれば使ってみます。
あとがき
期待大です。