2023/12/25追記、この記事は1年以上前に書かれたもので、内容が古い可能性がございます。
この記事の更新は、主に誤字脱字や明らかな誤情報がないかをチェックして修正する更新となっており、内容や主張に対する加筆修正はあまり行っておりません。現時点ではiPad Pro 11(2018)を手放してしまっています。
2022年にiPad Pro 11(2018)のレビューをします。
はっきり言って、2022年でもiPad Pro 11(2018)は最前線で現役です。
iPad Pro 11(2018)のメリットはこちら
- Antutu82万と現在でもフラッグシップクラスの高性能
- 低音が響く、高音質なクアッドスピーカー
- type-c端子を搭載
- 楽天では7万程度からの多少は割安な価格
iPadを買うなら、iPad Pro 11(2018)一択と言えるぐらいにお勧めです。
2022年10月30日時点で、最もおすすめするiPadがiPad Pro 11(2018)です。
そのレビューをしていきます
iPad Pro 11インチ(2018)の主なスペック
iPad Pro 11インチ(第1世代)のスペックはこちら。
なお、256GBのwifiモデルの
スペックとなっています。
画面サイズ | 11インチ |
サイズ(mm) | 247.6×178.5×5.9 |
重さ(cellular) | 468g |
SOC | A12X Bionic |
メモリ | 4GB |
ROM | 64GB〜 |
OS | ipadOS16系 |
指紋認証 | 非対応 |
顔認証 | 対応 |
充電端子 | type-c |
5g | 非対応 |
イヤホンジャック | 非対応 |
カードスロット | WIFIモデルのためなし |
デュアルSIM | 非対応 |
SDカード | 非対応 |
ワンセグフルセグ | 非対応 |
防水防塵 | 非対応 |
前カメラ画素 | 7MP |
後カメラスペック | 12MP |
GPS | なし |
WIFI | 対応 |
USB規格 | USB3.1 Gen2など |
スピーカー | 4つ |
輝度 | 600ニト |
ApplePencil | 第2世代対応 |
サードパーティ製のペンにも対応 | |
その他特徴 | マイク5つ |
iPad Pro 11(2020)のスペックは主に
Apple公式サイトを参考にしました。
iPad Pro 11(2018)のベンチマーク
iPad Pro 11(2018)のベンチマークはこちら。
antutu
antutuver9総合 | CPU | GPU | MEM | UX |
829145 | 176634 | 415614 | 117782 | 119115 |
iPad Pro 11(2018)のAntutuは829145です。
ちなみに、iPad Pro 11(2020)のAntutuが84万程度なので、
Antutuスコアとしてはそこまで変わらない計算となります。
はっきり言って、このiPad Pro 11(2018)、
めちゃくちゃスコアは高いです。
antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。
antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値
目安を下記
CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス
antutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)
読み書き | SR | SW | RR | RW |
Antutu | 1436.0 | 727.4 | 168.3 | 55.3 |
ストレージのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度
(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)
geekbench
geekbench5 | single | multi | compute |
1116 | 4738 | 11068 |
iPad Pro 11(2018)のGeekBenchは、シングルが1116、マルチが4738です。
geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト
single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
opencl→GPUのベンチマークスコア
vulkan→GPUのベンチマークスコア
iPad Pro 11(2018)の動作
iPad Pro 11(2018)の動作はこちらです。
なお、全て2022年ごろに検証した情報となっています。
動画編集
まず、iMovieでの動画編集です。
動画を作ってみる
僕は過去にYouTuberをやっていた時期があり、動画編集をこのiPad Pro 11(2018)でやっていました。
Lumafusionもかなり快適に動くので、おすすめなiPadになっています。
動画エンコード時間の比較
iPad Pro 11(2018)と
iPad Pro 11(2020)やM1 iPad Pro 11(2021)とLumafusionで
動画のエンコード時間を比較した缺課、
ほとんど同じでした。
もちろんその他の動作では、差が出る部分はあるものの、
エンコードに時間を取られる人も多いと思うので、
ここはiPad Pro 11(2018)が相対的に良い点だと思います。
あ、動画編集については、全く問題なく動かせます。
2023/07/07追記、とはいえ、おそらく2023年半ばごろの現在では、M1への最適化が進んでいるものではないかと予測します。
ブログ執筆
執筆当時はブログ執筆も5%ぐらいはiPad Pro 11(2018)を使ってやっています。
ステージマネージャーも搭載されたことで、
意外と使い勝手が良くなっています。
動作
全体的な動作は普通にぬるぬるです。
さすがiPad Pro 11(2018)ということで、非常に高い性能ですね
最新機種との比較
ここでは、iPad Pro 11(2018)と
iPad Air4、iPad 第10世代との比較をします。
Pro 11(2018) | Air4 | 第10世代 | |
SoC | A12X | A14 | A14 |
Antutuスコア | 82万点 | 75万点 | 75万点? |
ステマネ | 対応 | 非対応? | 非対応? |
ApplePencil世代 | 第2世代 | 第2世代 | 第1世代 |
前/後カメラ画素 | 7/12MP | 7/12MP | 12/12MP |
スピーカー数 | 4つ | 2つ | 2つ |
画面サイズ | 11インチ | 10.9インチ | 10.9インチ |
生体認証 | 顔認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
新品価格 | - | - | 68800円 |
整備品価格 | 7万程度? | 7万程度? | - |
メルカリ相場 | 4-5万程度? | 5-6万程度? | - |
こうしてみるとiPad Pro 11(2018)のコストパフォーマンスの良さが
如実に表れていますね。
処理性能の高さやステマネの対応、
4スピーカーなどがありつつ、
メルカリなどを使えば、
最安4万程度で購入が可能という凄まじさには
敬服します。
iPad Pro 11(2018)のメリット
iPad Pro 11(2018)のメリットはこちらです。
十分前線レベルな処理性能
iPad Pro 11インチ(第1世代)をレビューするうえで欠かせないのが、
そのスペックです。
SOCにはA12Xを搭載しています。
最近ではAndroidタブレットもかなりハイエンド化していますが、まだここまで処理性能が高いタブレットは出ていません。
Xiaomi Pad 6 Proも登場しましたが、Geekbench6ではシングルとマルチでほぼ伯仲したベンチマークでした。
さらに、RAMも4GBとiPadにしては大きめです。。
iPadはAndroidタブレットよりも少ないメモリ容で動作する傾向にあります。
120HZのリフレッシュレート
120HZのリフレッシュレートがあります。
iPad Pro 2017年モデルから、Proモデルは120HZのリフレッシュレートです。
iPad Pro 11(2018)は120HZもリフレッシュレートがあり、さらには高い処理性能があるため、かなりぬるぬるサクサクに動作してくれます。
クアッドスピーカー
iPad Pro 11インチ(第1世代)はクアッドスピーカーです。
ちなみに、M1 iPad Pro 11(2021)と比較してみても、スピーカーの性能の差はほぼ変化がありませんでした。
スピーカー目的で買うなら、このような型落ちのiPadでなんら問題はないと言えるでしょう。
type-c端子
iPad Pro 11(2018)は、type-c端子になりました。
Lightningよりも汎用性が高いです。
ApplePencil第2世代やサードパーティーのスタイラスペンにも対応’
iPad Pro 11インチ(第1世代)はApplePenicilに対応しています。
ただ、値段がどうしても高いですよね
しかし、当然サードパーティーのスタイラスペンにも対応しているみたいです。
たとえば、僕はこのようなペンを使っていますが、
これにも対応しているのはありがたいですね
軽い
11インチですが、460g程度と、とにかく軽い印象を受けます
ちょうどいいサイズ感
11インチです。
PCライクに作業をするのにも、
スマホのように手に持って作業するのにも、
どちらもこなせるサイズとなっているはずです。
シングルディスプレイでのステージマネージャーに対応
なんと最近、iPad Pro 11(2018)や
iPad Pro 11(2020)もステージマネージャーに
一部対応することが発表されました。
また、実際に使ってみると、
ブラウジングやブログ執筆などでは
問題なく使用が可能でした。
賛否両論ポイント
iPad Pro 11インチ(第3世代)は顔認証に対応していますが、
指紋認証には対応していないようです。
指紋認証のほうが顔認証より便利な印象があるので、
そこは気になります。
SIMに対応
個人的にSIMに対応していても、どっちにしろテザリングでスマホから電波を飛ばすので、
要ない印象です。
デメリット
コスパはいいと思いますが、値段がそれでも高い。
最安価格での構成でも、メルカリでは5~6万程度、
整備済み新品などは圧倒的な価格の高さです。
個人的には
僕は持てあますであろうオーバースペック
僕はIPADはもともと10.5インチiPad proをつかっていて、
Antutuは48万点ぐらいです。
処理性能が2倍近くになっても、
果たしてその性能を活かせるかは非常に不安です。
SDカードの搭載ができない。
iPadはSDカードをハブなどを用いて外部接続することはできますが、
内部に搭載することができません。
そのため、動画編集をするなら、
もともとからストレージが大きいモデルを
買うのがセオリーとなっているはずです。
耐久系のスペックがなく、少し不安
いちゃもん臭くなってしまいますが、
耐久系のスペックがないのが不安です。
このiPadは価格がとにかく高いので、
水をかけたり、落としてしまったりして、
壊してしまうのがとても怖いですが、
耐衝撃や防水などの耐久系スペックがありません。
なので、このような安価なケースやフィルムをお勧めします。
感想
最強のiPadです。
性能、機能、価格、デザイン、
非の打ち所がないiPadです。
僕も最近買い直しました。
参考になれば幸いです。
ご覧いただき、
ありがとうございました。
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