今回はSkyBariumのミニPCを実機レビューします。
結論から言って、ファイルサーバーにとんでもなく向くミニPCです。
WIndowsは実はとてもファイルサーバーやNASとして適性が高いOSなんですね(規約は守りましょう)
豊富なGUIを用いて簡単にファイル共有やRAIDの構成ができ、おまけに多彩なアプリを扱うことができます。
もちろんLinux系のOSに比べると重いかもしれません。ならば、よりハイパワーなCPUを積めばよろしいことです。
このミニPCはRyzen5-5500Uと16GBメモリ、512GBのNVME SSDを搭載しています。
今回はこのSkyBariumのミニPCを新品かつ自費で購入しましたので、レビューします。
なぜか初期設定が済まされていたり、パーティションが妙な区切られ方をされていたりと、注意点もあれど、個人的にはおすすめなPCです。
購入に至った動機や実際の動作など
購入理由
筆者はブロガーをやっていて、MacのバックアップやiPadのデータの出力先、PC同士のデータのやり取りなどにファイルサーバー的なものをよく使うことにしていました。
まず、Googleクラウドにバックアップするも、保存できないデータがあったりしました。
そしてUbuntuをNASがわりにしようとするも、CUIの難しさに挫折しました。
自作NASや既製品のQNAPなどのNASを試すも、機能やセキュリティに不満が出てしまいました。
そこで、そこでWindowsのミニPCをファイルサーバーにするということに今は落ち着いています。
WIndowsをファイルサーバーにすることで、さまざまなデータを
ファイルサーバーとしてどこまで使えるか
まず、ファイルサーバーとして使えるかを色々と検証してみます。
初期設定など
なぜか初期設定が済まされていたので、念の為リセットしました。
HDDの取り付けについては結構複雑です。
写真を撮り忘れたのであれですが、HDDスロットの上からHDDを押し付けてはめる感じで、はめ込むまでにケースが撓むのでけっこう恐怖です。
これだったらネジで取り付けるタイプの方が煩雑だけど安心感あったなあとは思います。
とはいえ、3.5インチHDDを2つも搭載できてしまうのは地味なメリットですね。
メリット
普通に使える
普通に動作します。
数時間使っていますが、問題は特にありませんでした。
ちゃんと動作していて、処理性能に問題がある感じもしません。
3.5インチHDDを2つ搭載できる
みにPCですが、3.5インチのHDDを2つ搭載することができます。
HDDを用いたファイルサーバーやNAS的な使い方ができてしまいます。
地味に3.5インチのHDDを搭載できるミニPCは少ないので、かなり使い勝手が良さそうです。
ちなみに、M2 SSDの空きスロットが1つあるみたいなので、高速なSSDを用いたファイルサーバーも作れそうですね。
ただ、欲を言えばRAID5が組めるように、3つ以上のHDDを搭載できるとなお良かったですね。
RAID1だと冗長性はあるものの速度や容量が出ませんし、RAID0だと速度や容量に無駄がないものの、冗長性がありません。
RAID5であれば、速度も冗長性も確保できます。
デメリット
中国からの配送になる。
中国からの発送になります。
4PXさんや佐川急便さんから配送され、1週間ほどで到着しましたが、今すぐ欲しい人には向いていないかもしれません。
保証はなさそう
長く使いたいので保証がないのは少し残念です。
とはいえ、AliExpressなどで似たような商品を購入するよりは安いみたいですね。
そのほかの情報
なぜかパーティションが妙に区切られている
ディスク管理ではWIndowsが入っている512GBのSSDが、180GBぐらいのパーティション3つに区切られていました。なぜ?
もちろん普通にパーティションを結合して、何ら問題なく使えています
なぜか初期設定が済まされている
起動時点では何故か初期設定が済まされていたので、即刻リセットしました。
あとがき
参考になれば幸いです。