この記事では、TS231Pを実機レビューしていきます。
2016年末に発売されたTS-231Pは、いまでもまだまだまあ使える性能を持っている印象でした。
バックアップを主たる用途として考える場合、まだまだ使える印象です。
ただ、今としては処理性能が低くなってしまっているので、しっかり使いたいのならより性能が高いモデルがいいかと思います。
ただ、今では新品で3万円切りで2ベイかつ最新のQNAP NASが購入できるので、そちらにした方がいいかと思います。
TS-231Pのメリット
メリットはこちら
バックアップだけに限れば十分使える
6年前のモデルなので、どうしても処理性能はちょっと低めに見えます。
ただし、バックアップに専念させ、それ以外の処理性能のかかる用途はあまり行わないという場合であれば、まだまだ十分に使えるかと思います。
速度については、80MB/sぐらいは出るかと思われます。
それに2ベイとなっており、
中古1万円ぐらいで購入できる
中古では大体それぐらいの価格で購入が可能でした。
QNAPのOSは使いやすい
QNAPのQTSというOSが使われています。
ストレージの管理やバックアップはもちろん、フォトストレージやマルウェア対策なども可能になっています。
OSは非常に機能性が高く、いろいろできます。
TS-231Pのデメリット
音はちょっと大きいかも?
音はちょっと大きかった印象です。
とはいえ、NASといえばそんなもんだと思います。
処理性能がちょっと低め
公式サイトによると、処理性のうにまつわる記載はこんな感じ
- AL-212という、デュアルコア1.7GHZのCPUを搭載
- メモリは1GB
となっています。
実際に僕がよく使っているQNAPのNASのスペック(TS-453 Pro)はこんな感じ
- Celeron J1900というクアッドコア2.00GHZ(通常時)のCPUを搭載
- メモリは8GB
これと比較するとちょっと動作が遅いということを次の段落で記載します。
バックアップ以外にできることが少なめかも?
バックアップ以外にできることは結構少ない印象を受けました。
バックアップ用途なら問題はないのですが、そこ以外だと処理性能がちょっと足りない印象を受けました。
例えばウイルススキャンです。
500GB程度が入っているHDDを危険性の高いファイルにのみ絞ってスキャンした場合でも、1%スキャンするのに半日かかりました。
一方でTS-453 Proの場合似たような状況でスキャンすると半日で100%スキャンできました。
あとがき
参考になれば幸いです。