この度AGM Mobile様よりPad P2を提供いただきPAD P2を実機レビューいたします。
Pad P2は90HZリフレッシュレート機能や50MPカメラやイヤホンジャックやAndroid14を搭載したHelio G99タブレットです。
AGM Mobileさんは過去に防水に対応した10インチタブレット、PAD P1を発売していましたが、PAD P2については防水防塵の記載はありません。
実際に数日使ってみた感想としては、普通のHelio G99タブレットだとおもいました。
個人的には90HZ対応で画面のアニメーションが滑らかだと感じましたし、最近のタブレットにはちょっと珍しく3.5mmのAUX接続にも対応していてとても使いやすそうです。
実機レビューに移っていきます。
簡易スペック
タブ名 | AGM PAD P2 |
メーカー名 | AGM Mobile |
SoC/CPU | Helio G99 |
物理メモリ | 8GB |
ストレージ | 256GB |
画面サイズ | 11インチ |
解像度 | 2000*1200 |
その他特記事項 | |
メインカメラ画素数 | 50MP |
指紋認証 | 非対応 |
スピーカー | 4スピーカー |
GPS | 対応 |
バッテリー容量 | 7850mAh |
充電速度 | 20W |
本体重量 | 632g |
リフレッシュレート | 90HZ |
こんな感じです。
また、最近のタブレットとしてはちょっと珍しく3.5mmのイヤホンジャックを搭載してくれています
実際の使用感
スピーカーの音質
スピーカーの音質は若干割れ目でそこまでよくありません。
とはいえ、外付けスピーカーやイヤホンを使えばさほど気にならないと思います。
せっかく今回のAGM Pad P2はイヤホンジャックも搭載されていますし。
Helio G99は8K再生や4K再生には耐えうるのか?
せっかくなのでYoutubeでの4Kや8Kでの再生にHelio G99が耐えうるのかを試してみたいと思います。
Chrome上からWebのYoutubeを開き、Vocaloidがアニソンを踊っているMMDの8K再生可能な某動画を開きます。また、ChromeとともにCPU使用率を計測するためのアプリを開き、CPUが100%に張り付かないかを検証します。
検証したところ、8Kはおろか4KでもCPU使用率は100%に張り付きます。
検証方法などにもよるところだと思いますが、面白いなあとは思いました。
ちなみにKing Gnu「白日」は1080P、King Gnu「SPECIALZ」Kroi「Water Carrier」Eminem「Doomsday2」などは2160Pのようでした。
筆者が好きなアーティストさんの8Kの公式MVなどがあればテストしやすそうだなと思いました。そういう感じの使いやすそうな8K動画を探してみるのも面白そうですね。
各種ベンチマーク
各種ベンチマークを計測しました。
なお今回はHelio G99を久々に計測するということで、Geekbench6は計測せず、ブラウザ系のベンチマークをいくつか試してみました。
Antutu V9
Antutu V10
Octane 2.0 Plus
Octane2 Plusのスコアはこんな感じ
Speedometer2.0
Helio G99搭載のAGM Pad P2のSpeedometer2.0のスコアは71.6となりました。
Speedometer3.0
Helio G99搭載のAGM Pad P2のSpeedometer3.0のスコアは4.22となりました。
ちなみにSpeedometer3.0はハイエンドなモバイルプロセッサを積んだsPCでも20~30程度のスコアになるようですね。
WebGL Aquarium
Helio G99搭載のAGM Pad P2のWebGL Aquariumの30000匹初期視点FPSは16程度となるようです。
メリット
最近のタブレットとしては若干珍しくイヤホンジャックを搭載
3.5mmのイヤホンジャックを搭載しています。
最近のタブレットはイヤホンジャックがない製品も多いです。
DACなどを噛ませることでType-C経由での音の出力もできるます。
少なくとも筆者の環境ではタブレットとスピーカーをDAC経由で繋いで音を出すと、タブレットの起動時や充電開始時などにブツッのようなノイズが乗ってしまい若干使いづらいです。
一方で3.5mmが独立していれば、充電や起動の際にもあまり
なので、できれば3.5mmをデフォルトで搭載したタブレットがありがたいなあと思っているのですが、AGM Pad P2はその条件に当てはまります。
早速AGM Pad P2に3.5mmの有線スピーカーの定番機種、Creative Pebbleを接続して再起動しましたが、スピーカーからはノイズは全く走りませんでした。
有線スピーカーを接続しやすそうでよろしいですね。
また、とうぜんBluetooth接続やUSB接続でも音を出力できるものと思われます。
Android 14を搭載
現時点では最新のOS(Beta版を除く)と言えるAndroid14を搭載しています。
OSが新しいことは良いことだと思います。
Helio G99でFHDの動画視聴やブラウジングも十分行えそう
Helio G99と8GBのメモリを搭載していて、少なくともブラウジングやYoutubeをある程度余裕を持って行えるものと思われます。
デメリット
デフォルトで画面フィルムが貼られていない
プラスチックの薄いフィルム1枚すら貼られていません。
フィルムを用意しておいたほうが良さそうです。
その他のポイント
画面サイズは11インチ
画面サイズは用途や好みによっても差があるのでこの位置に置きました。
AGM Pad P2は11インチのタブレットとなっています。
最近は12インチのタブレットも出てきていますが、11インチでも画面の視認性は十分な場合はあると思います。
ただ、10インチ以下のタブレットの携行性にくらべると、11インチのそれは若干劣るかもしれません。
カメラについて
カメラについては50MPのカメラとなっています。
なお、センサーサイズは1/3.14とそこまで大きくなさそうです。
防水には非対応に
AGM PAD P1は比較的普通のフォルムで防水に対応したタブレットでした。
しかし、AGM Pad P2は防水には非対応となっています。
あとがき
参考になれば幸いです