この記事は2021年12月ごろに書いた記事で、その頃以降実機に基づく情報は追記しておりません。すでに売却しています。
今回はchuwi hi10xrをレビューします(日本のAmazonではhi10xとして販売されていますが、hi10xrが正式名称のようです)
なお、Amazonでは販売ページが見つからなかったので、タブレットでは決してないものの、廉価なノートPC、Gemobook XProをお勧めしておきます。Intel N100です。
Windows11にしたために発生したデメリットや、それとは関係ないと思われるデメリットがあります。
2023/06/29追記、また現時点ではかなりローエンドのスペックとなっていると
ぜひこちらのレビューを参考にしてください
なお、2022年では、CHUWIのHi10Goもかなりおすすめです。
CPUの性能が上がっています。
また、Windowsタブレットをおすすめしない理由の記事はこちらからどうぞ。
あんかなAlder Lake NのおすすめPCの記事はこちら
CHUWIとは?
Wikipediaによると、中国・深センの企業とのこと
Windowsのパソコンやandroidのタブレットに加えて、こういったWindowsの格安タブレットも作っています。
格安タブレットが好きな人には有名なメーカーだと思います
CHUWI HI10Xrのスペック
CHUWI Hi10xrのスペックはこちら
chuwi hi10xr | |
画面サイズ | 10.1インチ |
重量 | 約1kg |
CPU | n4120 |
passmark | 約2500 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | emmc128GB |
microsdスロット | 搭載 |
前/後カメラ画素数 | 2/5MP |
スピーカー | 2スピーカー |
イヤホンジャック | 搭載 |
minihdmi | 搭載 |
usbポート | 2.0と3.0をtype-cで1つずつ搭載 |
充電端子 | 専用type-c端子 |
bluetooth | 対応 |
HI10XrのスペックはCHUWIのページなどを参考にしました。
Hi 10 Xrはコスパがいいですが、
コスパの良いAndroidタブレットの記事に興味があれば、こちらもどうぞ。
HI10Xrのメリット
HI10Xrのメリットはこちら
意外とサクサク動く(2021年12月時点)
本記事もこちらのタブレットで執筆しました。
spacedeskを使いながら、wordpressへの音声入力や執筆作業を行いましたが、結構サクサクです。
処理関係のスペックは以下の通りです。
CPUはpassmark約2500のCeleronN4120
メモリは6gb
ストレージはemmcで128GB
普段は下記のスペックのノートPCで執筆しています。(2021年12月時点)
CPUはpassmark約3000のceleronJ4125
RAMは8GB
ROMはSSDの256GB
これに比べるとhi10xrは動作がワンテンポ遅れたりしていますが、それでも十分サクサクです。(当時)
ブラウジングやオフィスソフトの操作や、動画視聴、ブログの執筆には使えるスペックといえるでしょう。
また、マルチタスク時はcpuやメモリの使用率がカツカツにはなりますが、意外とサクサクに動きます。
カメラは意外と綺麗
フロントカメラは2MPでリアカメラは5MPと、画素数は少ないですが、
意外と綺麗に撮れました。
発熱はあまりない。
外気温が15℃だからかもですが、発熱はほぼありません。(当時)
デザインはかっこいいと思う
メタリックで、側面にはねじ止めをあえて出すことでマシンライクなかっこよさが出ていると思います
エッジの処理は一昔前のipadに似ています。
そこそこな音質・音量の2スピーカー搭載
スピーカーは意外とよく、動画や音楽の視聴にも使えそうです。(当時)
拡張端子が多い
イヤホンジャックを搭載し、スピーカーやイヤホンを繋げられます
また、mini HDMIを搭載し、外部への映像出力が可能です。
さらに、USBポートを2つ搭載しているため、入力機器やUSBメモリなども接続できます。
そのうえ、microSDスロットを搭載し、容量を増やせるだけでなく、やろうと思えば、cloudready osのブートメディア入りのsdカードを突っ込んでデュアルブートにもできるかもしれません。
当然bluetoothや無線のWiFiにも対応しています。
ペンは筆圧にも対応
純正ペンは筆圧感知にも対応し、強く書けば太く、弱く書けば細く書けます。遅延も多少ありますが、メモやノートをとる分には問題なさそうです。
ただ、強く書くと画面がたわんで変色する感じになるため、注意が必要かもです。iPadではあまりたわみませんが
Windows11にも正式対応予定
CPUはN4120ですが、このCPUはwin11にも正式に対応する予定です。
端末特有の不具合は特になさそう
おそらくこの端末特有の大きな不具合はなさそうです。
デメリット(Windows11に関係なさそうなもの)
性能はそこまで高くない
性能はそこまで高くないです。
ブログ執筆中にタスクを開きまくると、CPUやメモリの使用率がカツカツです。
そのため、動画編集や重いゲームは(基本)避けたほうがいいと思います。
タブレットの縁が太い
縁が太いので、その分筐体が大きくなっています。
タブレットでは、縁が太いことが必ずしも悪いわけではないですが、野暮ったい印象は受けます。
専用のtype-c充電器じゃないと充電できないために
起きる2つのデメリット
他のtype-c充電器が使えない
私は5V1AのUSB充電器を10個近く持っていて、そこにtypeCケーブルを差し込んで、どこからでもどのtypeC端末を
充電できるようにしているのですが、
その技が使えません。
間違えて専用充電器で別端末を充電すると壊す可能性あり
とにかく気を付けないといけません。
個人的には、黒色でほかのケーブルと紛らわしいので、
赤とか黄色とか区別がつく色にしてほしかったです。
デメリット(Windows11に関係ありそうなもの)
spacedeskがバグる(解決方法あり)
spacedeskという神アプリは、スマホ、タブレット、PCをWindows機の
サブディスプレイにできます。詳しくはこちらで。
このspacedeskをこの端末やGEMIBOOK PROで使うと、
つないだサブディスプレイに模様が映りこむことがありました
解決策は、インテルドライバー&サポートアシスタントを使って、
ドライバを更新することです。これでバグらなくなります。
サウンドの出入力がうまくいかない
なぜかWindows11だと音が出ず、内蔵されているはずのマイクが使えません。
解決策もいくつかためしましたが、うまくいきません
スピーカーはなかなかいいので少し残念です
個人的な感想。
コスパはかなりいい。
軽い用途に使うWindowsのタブレットは、これで十分です。
デメリットも少々ありますが、この圧倒的なコスパにはかないっこありません。
Windowsのタブレットは私の用途にはあまり向かなかった。
また、Windows11にまだ慣れていない
Windowsのタブレットが私の用途には少し向いていないかなと思いました。
というのも、ブログの執筆がメインの用途なので、キーボードやマウスの操作を使います。
そのため、どうしてもキーボードを繋げる必要があり、
それだったら、わざわざキーボードを外した形状にする意味が少ない気もしてきます。
また、androidタブレットやiPadをよく触っていて、少しWindowsの挙動がそれと違うため、
少し使いづらい印象を受けました。
ただだからといって、タッチスクリーン機能が必要ないと言ってるわけでは毛頭なく、
むしろ全ノートPCに導入してほしいとすら思っています。
Windows11では10よりもタッチ関連の操作が改善されているのは、
本当に素晴らしいことです。
それに、Windowsになれればいい点も見えてくると思います。
この記事は以上です。
ご覧いただきありがとうございました。