2022年10月追記、新型iPadが発表されましたが、非常に値段が高く、iPad Pro 11(2018)のコスパの良さが、さらに浮き彫りになったかのように感じます。
現在iPad Pro 11(2018)と
iPad 第10世代の比較記事を作っていますが、
性能や機能の比較では
ほとんどの点でiPad Pro 11(2018)に軍配が上がります
2022年にiPad Pro 11(2018)のレビューをします。
はっきり言って、2022年でもiPad Pro 11(2018)は最前線で現役です。
iPad Pro 11(2018)のメリットはこちら
- Antutu82万と現在でもフラッグシップクラスの高性能
- 低音が響く、高音質なクアッドスピーカー
- type-c端子を搭載
- 楽天では5万程度からの安い価格
iPadを買うなら、iPad Pro 11(2018)一択と言えるでしょう。
2022年10月30日時点で、最もおすすめする
iPadがiPad Pro 11(2018)です。
そのレビューをしていきます
iPad Pro 11インチ(2018)の主なスペック
iPad Pro 11インチ(第1世代)のスペックはこちら。
なお、256GBのwifiモデルの
スペックとなっています。
画面サイズ | 11インチ |
サイズ(mm) | 247.6×178.5×5.9 |
重さ(cellular) | 468g |
SOC | A12X Bionic |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB~ |
OS | ipadOS15系 |
antutuver.9 | |
gb5 single | |
gb5 multi | |
指紋認証 | 非対応 |
顔認証 | 対応 |
充電端子 | type-c |
電池容量 | 28.65wh |
5g | 非対応 |
イヤホンジャック | 非対応 |
カードスロット | WIFIもでるのためなし |
デュアルSIM | 非対応 |
SDカード | 非対応 |
ワンセグフルセグ | 非対応 |
防水防塵 | 非対応 |
前カメラ画素 | 7MP |
後カメラスペック | 12MP |
GPS | なし |
WIFI | 対応 |
USB規格 | USB3.1 Gen2など |
スピーカー | 4つ |
輝度 | 600ニト |
ApplePencil | 第2世代対応 |
サードパーティ製のペンにも対応 | |
その他特徴 | マイク5つ |
iPad Pro 11(2020)のスペックは主に
Apple公式サイトを参考にしました。
また、USBの規格については、こちらの
外部サイト様を参考にしました
iPad Pro 11(2018)のベンチマーク
iPad Pro 11(2018)のベンチマークはこちら。
antutu
antutuver9総合 | CPU | GPU | MEM | UX |
829145 | 176634 | 415614 | 117782 | 119115 |
iPad Pro 11(2018)のAntutuは829145です。
ちなみに、iPad Pro 11(2020)のAntutuが84万程度なので、
Antutuスコアとしてはそこまで変わらない計算となります。
はっきり言って、このiPad Pro 11(2018)、
めちゃくちゃスコアは高いです。
antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。
antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値
目安を下記
CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→RAMやROMの読み書きの速さ
UX→ユーザー・エクスペリエンス
総合スコアの体感
性能が低く計測不能→ブラウジングは結構カク付き、
モンストすら重く、すぐにタスクキルされる
(例、すごく古い機種名も忘れたスマホ)
7万点→ブラウジングはカクツク
モンストは少し重いが動く
(例、AQUOSのとある古めのスマホ)
15万点→ブラウジングは比較的快適
原神は最低画質でもカクツク
(例blackview tab6)
20万点→ブラウジングは比較的快適か快適
原神は最低画質なら快適に遊べる
(例bmax i10・redmi 9t)
26万点→ブラウジングは快適
原神は低画質なら快適に遊べる
(例Teclast M40)
35万点→原神は中画質なら快適に遊べる
(例blackview bl5000)
48万点以上→原神は最高画質でもほぼ快適に遊べる
(例ipad pro 10.5)
55万点以上→原神は最高画質でも快適に遊べる
(例ipad air3・Xiaomi pad5)
antutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)
読み書き | SR | SW | RR | RW |
Antutu | 1436.0 | 727.4 | 168.3 | 55.3 |
ROMのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度
(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)
geekbench
geekbench5 | single | multi | compute |
1116 | 4738 | 11068 |
iPad Pro 11(2018)のGeekBenchは、シングルが1116、マルチが4738です。
geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト
single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
opencl→GPUのベンチマークスコア
vulkan→GPUのベンチマークスコア
iPad Pro 11(2018)の動作
iPad Pro 11(2018)の動作はこちらです。
動画編集
まず、iMovieでの動画編集です。
動画を作ってみる
僕は過去にYouTuberをやっていた時期があり、
動画編集をこのiPad Pro 11(2018)でやっていました。
Lumafusionもかなり快適に動くので、
おすすめなiPadになっています。
動画エンコード時間の比較
iPad Pro 11(2018)と
iPad Pro 11(2020)やM1 iPad Pro 11(2021)とLumafusionで
動画のエンコード時間を比較した缺課、
ほとんど同じでした。
もちろんその他の動作では、差が出る部分はあるものの、
エンコードに時間を取られる人も多いと思うので、
ここはiPad Pro 11(2018)が相対的に良い点だと思います。
あ、動画編集については、
全く問題なく動かせます。
ブログ執筆
現在、ブログ執筆も5%ぐらいは
iPad Pro 11(2018)を使ってやっています。
ステージマネージャーも搭載されたことで、
意外と使い勝手が良くなっています。
動作
全体的な動作は普通にぬるぬるです。
さすがiPad Pro 11(2018)ということで、非常に高い性能ですね
最新機種との比較
ここでは、iPad Pro 11(2018)と
iPad Air4、iPad 第10世代との比較をします。
Pro 11(2018) | Air4 | 第10世代 | |
SoC | A12X | A14 | A14 |
Antutuスコア | 82万点 | 75万点 | 75万点? |
ステマネ | 対応 | 非対応? | 非対応? |
ApplePencil世代 | 第2世代 | 第2世代 | 第1世代 |
前/後カメラ画素 | 7/12MP | 7/12MP | 12/12MP |
スピーカー数 | 4つ | 2つ | 2つ |
画面サイズ | 11インチ | 10.9インチ | 10.9インチ |
生体認証 | 顔認証 | 指紋認証 | 指紋認証 |
新品価格 | - | - | 68800円 |
整備品価格 | 7万程度? | 7万程度? | - |
メルカリ相場 | 4-5万程度? | 5-6万程度? | - |
こうしてみるとiPad Pro 11(2018)のコストパフォーマンスの良さが
如実に表れていますね。
処理性能の高さやステマネの対応、
4スピーカーなどがありつつ、
メルカリなどを使えば、
最安4万程度で購入が可能という凄まじさには
敬服します。
iPad Pro 11(2018)のメリット
iPad Pro 11(2018)のメリットはこちらです。
圧倒的な処理性能
iPad Pro 11インチ(第1世代)をレビューするうえで欠かせないのが、
そのスペックです。
SOCにはA12Xを搭載しています。
最近ではAndroidタブレットも
かなりハイエンド化していますが、
まだここまで処理性能が高いタブレットは
ほんの最近まで出ていません。
さらに、RAMも4GBとiPadにしては大きめです。。
iPadはAndroidタブレットよりも
少ないRAM要領で動作する傾向にあります。
120HZのリフレッシュレート
120HZのリフレッシュレートがあります。
iPad Pro 2017年モデルから、Proモデルは120HZのリフレッシュレートです。
iPad Pro 11(2018)は120HZもリフレッシュレートがあり、
さらには高い処理性能があるため、
かなりぬるぬるサクサクに動作してくれます。
クアッドスピーカー
iPad Pro 11インチ(第1世代)はクアッドスピーカーです。
ちなみに、M1 iPad Pro 11(2021)と比較してみても、
スピーカーの性能の差はほぼ変化がありませんでした。
スピーカー目的で買うなら、
このような型落ちのiPadで
なんら問題はないと言えるでしょう。
type-c端子
iPad Pro 11(2018)は、type-c端子になりました。
Lightningよりも汎用性が高いです。
ApplePencil第2世代やサードパーティーのスタイラスペンにも対応’
iPad Pro 11インチ(第1世代)はApplePenicilに対応しています。
ただ、値段がどうしても高いですよね
しかし、当然サードパーティーのスタイラスペンにも対応しているみたいです。
たとえば、僕はこのようなペンを使っていますが、
これにも対応しているのはありがたいですね
軽い
11インチですが、460g程度と、とにかく軽い印象を受けます
ちょうどいいサイズ感
11インチです。
PCライクに作業をするのにも、
スマホのように手に持って作業するのにも、
どちらもこなせるサイズとなっているはずです。
シングルディスプレイでのステージマネージャーに対応
なんと最近、iPad Pro 11(2018)や
iPad Pro 11(2020)もステージマネージャーに
一部対応することが発表されました。
また、実際に使ってみると、
ブラウジングやブログ執筆などでは
問題なく使用が可能でした。
賛否両論ポイント
iPad Pro 11インチ(第3世代)は顔認証に対応していますが、
指紋認証には対応していないようです。
指紋認証のほうが顔認証より便利な印象があるので、
そこは気になります。
SIMに対応
個人的にSIMに対応していても、
どっちにしろテザリングでスマホから電波を飛ばすので、
必要ない印象です。
デメリット
コスパはいいと思いますが、値段がそれでも高い。
最安価格での構成でも、メルカリでは5~6万程度、
整備済み新品などは圧倒的な価格の高さです。
個人的には
僕は持てあますであろうオーバースペック
僕はIPADはもともと10.5インチiPad proをつかっていて、
Antutuは48万点ぐらいです。
処理性能が2倍近くになっても、
果たしてその性能を活かせるかは非常に不安です。
SDカードの搭載ができない。
iPadはSDカードをハブなどを用いて外部接続することはできますが、
内部に搭載することができません。
そのため、動画編集をするなら、
もともとからストレージが大きいモデルを
買うのがセオリーとなっているはずです。
耐久系のスペックがなく、少し不安
いちゃもん臭くなってしまいますが、
耐久系のスペックがないのが不安です。
このiPadは価格がとにかく高いので、
水をかけたり、落としてしまったりして、
壊してしまうのがとても怖いですが、
耐衝撃や防水などの耐久系スペックがありません。
なので、このような安価なケースやフィルムをお勧めします。
感想
最強のiPadです。
性能、機能、価格、デザイン、
非の打ち所がないiPadです。
僕も最近買い直しました。
参考になれば幸いです。
ご覧いただき、
ありがとうございました。
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