この記事では、
iPad 第10世代がiPad Pro 11(2018)と
どっちがいいかを比較していきます。
比較していきましたが、
iPad 第10世代より
圧倒的にiPad Pro (2018)が強力です。
そのため、iPad Pro 11(2018)がiPad 第10世代に勝つ点を
記載していく形に変更しました。
iPad 第10世代は実機を用意しております。
iPad Pro 11(2018)は
過去に使った感想や
iPad Pro 12.9(2018)とM1 iPad Pro 11(2021)の2つをもとに
擬似的に実機比較をしていきます。
という予定でしたが、たまたまiPad Pro 11(2018)を入手できたので、
そちらと比較していきます。
iPad 第10世代の実機レビュー記事は
こちらのリンクです。実際に使って
レビューを書いています。
また、iPad Pro 11(2018)の
実機レビュー記事は
こちらです。
結論から言って、
iPad Pro 11(2018)を中古で買った方が、
コスパが非常にいいです。
- 主なスペックの相違点の比較表
- 実際の動作テストやベンチマークの比較
- iPad 第10世代にiPad Pro 11(2018)が勝利する5つのポイント 値段
- iPad 第10世代にiPad Pro 11(2018)が勝利する5つのポイント 性能
- iPad 第10世代にiPad Pro 11(2018)が勝利する5つのポイント スピーカー
- iPad 第10世代にiPad Pro 11(2018)が勝利する5つのポイント ステージマネージャーの対応
- iPad 第10世代にiPad Pro 11(2018)が勝利する5つのポイント アクセサリー
- その他のiPad Pro 11(2018)がiPad 第10世代に勝っている点
- iPad Pro 11(2018)にiPad 第10世代が勝利する点
- あとがき
主なスペックの相違点の比較表
iPad 第10世代とiPad Pro 11(2018)のスペックの
比較表は
こちらになります。
Pro 11(2018) | 第10世代 | |
発売年 | 2018年 | 2022年 |
SoC | A12X | A14 |
Antutuスコア | 82万点 | 70万点 |
ステマネ | 対応 | 非対応 |
前/後カメラ画素 | 7/12MP | 12/12MP |
スピーカー数 | 4つ | 2つ |
画面サイズ | 11インチ | 10.9インチ |
生体認証 | 顔認証 | 指紋認証 |
リフレッシュレート | 120HZ | 60HZ |
ApplePencil世代 | 第2世代 | 第1世代 |
対応キーボード | Magic Keyboard | Magic Keyboard folio |
smart Keyboard folio | ||
USB規格 | USB3.1Gen2? | USB2.0? |
新品価格 | - | 68800円 |
整備品価格 | 7万程度? | - |
メルカリ相場 | 4-5万程度? | - |
また、セルラー版はiPad 第10世代のみ5Gに対応しています。
実際の動作テストやベンチマークの比較
実際の動作テストや、ベンチマークの比較です。
ベンチマークの比較
ベンチマークの比較です。
ここではiPad 第10世代と
iPad Pro 11(2018)とほとんど同等のスコアを持つ
iPad Pro 12.9(2018)のベンチマークを比較します。
ベンチマークは、
Antutuベンチ、
Antutuストレージテスト、
GeekbenchのCPU、
computerスコアの4つです。
iPad 第10世代のベンチマーク
iPad 第10世代のベンチマークは
こちらです。
iPad Pro 11(2018)のベンチマーク
iPad Pro 11(2018)のベンチマークは、
iPad Pro 12.9(2018)の方を先にとってしまいました。
そちらとほぼ変わらないので、
それを載せます。
ベンチマーク比較のまとめ
全体的に両者が伯仲しているか、
iPad Pro 11(2018)が圧勝しています。
しかしながら、GB5のシングルスコアでは
iPad 第10世代のスコアの方が高いです。
シングルスコアの高さは、
操作性にもろに直結しているので、
そこは優れた点だと思います。
さて、それでは5つのポイントを
記載していきます。
iPad 第10世代にiPad Pro 11(2018)が勝利する5つのポイント 値段
まずは値段です。
流石に 2万円も安いのは、それだけで致命的な勝因になる
iPad Pro 11(2018)とiPad 第10世代の比較において、
1番の決め手となるのが、
価格の差です。
iPad 第10世代は、
発売されたばかりとあって、
ほぼ新品でしか流通していません。
そして未使用品の新古品の価格も
ほとんど新品と変わりません。
当面はこの価格でしょう。
iPad Pro 11(2018)はフリマサイトなどであれば、
5万円を切る価格で購入できます。
確かにiPad 第10世代にも
iPad Pro 11(2018)にもいい点があるにしても、
価格がここまでかけ離れていると、
勝負になりません。
iPad 第10世代にiPad Pro 11(2018)が勝利する5つのポイント 性能
性能もiPad Pro 11(2018)がほとんどの点で強力です。
ほとんどのベンチマークはiPad Pro 11(2018)の方が強力
iPadの中には名機がいくつもあります。
恐らくiPad Pro 10.5やM1 iPad Pro 11(2021)、
iPad Air4やiPad 第9世代、iPad mini6h
相当評価が高いと思います。
しかし、その名機の中の
ずば抜けた名機がiPad Pro 11(2018)です。
先述の通り、iPad Pro 11(2018)は4、5万円で買えるのですが、
Antutuスコアはびっくり仰天の82万点。
性能の高さは折り紙付きと言ってもいいでしょう。
一方でiPad 第10世代はAntutu70万点です。
十全に高いのではありますが、
それでも84万点に比べれば見劣りします。
ただ、両者共にこれほどまでに高いと、
なかなか性能の差が出にくいとは言っておきます。
例えば原神においても、
両者は負荷の大きな最高画質を、すこぶる快適に遊ぶことができます。
iPad 第10世代にiPad Pro 11(2018)が勝利する5つのポイント スピーカー
iPad Pro 11(2018)は処理性能が高いだけでなく、
スピーカー性能も高いんです。
僕自身、これまで60種類ほどタブレットの
スピーカーを聴いてきました。
iPad Pro 11(2018)のスピーカーを聴くまでは、
iPad Pro 10.5やMatepad10.4(2021)のスピーカーが最強だと
思っていました。
iPad Pro 11(2018)のスピーカー性能の強力さには
度肝を抜かれました。
音がより鮮明に、より重厚になったのを覚えています。
また、僕が試した限り、
iPad Pro 11(2018)のスピーカーと
M1 iPad Pro 11(2021)のスピーカーには
有意な差はありません。
すなわち、ほぼ最強なスピーカーは
iPad Pro 11(2018)と言えてしまいます。
iPad 第10世代のスピーカーも悪くないのですが、
iPad Pro 11(2018)と比べるとはっきりと差がわかってしまいます。
なお、iPad Pro 11(2018)よりも強力なスピーカーのあるタブレットだと、
iPad Pro 12.9(2018)などがいいと思います。
11インチと12.9インチではまた差がありますので。
iPad 第10世代にiPad Pro 11(2018)が勝利する5つのポイント ステージマネージャーの対応
iPad Pro 11(2018)はステージマネージャーに対応しており、
iPad 第10世代は対応していません。
これによって、マルチタスク時の使いやすさに
大きな差が出てしまいます。
ただし、シングルタスクで使うのなら、
iPad 第10世代の方が向いています。
なぜなら、マルチタスクがしやすい環境だと、
得てしてSNSなどをみてしまいやすくなる人も
いるからです。
iPad 第10世代にiPad Pro 11(2018)が勝利する5つのポイント アクセサリー
iPad 第10世代のデザイン自体はさほど悪くなく、
むしろ素晴らしいと思います。
エッジが立ち、ベゼルレスです。
おまけに適度適切な厚みがあり、
謎の安心感を得られます。
僕は第10世代の方がデザインが好きです!
しかし、iPad 第10世代は形状がほとんど同じで、
カバーなどといった、本体形状で適合性が決まるアクセサリを
流用できるiPadがありません。
わかりづらい文章ですが、
例えばiPad Pro 11(2018)の場合なら、
他のiPad Pro11インチモデルや、
iPad Air4と5のアクセサリを
大体流用できます。(中にはできないのもありますが)
iPad 第10世代はそういったサイズに互換性がある別のiPadがありません。
これによって、例えばハードオフ巡りをしている際に、
たまたまiPad用のケースを見つけたときに、
iPad Pro 11(2018)に使える確率と
iPad 第10世代に使える確率では、
前者の方が高いと言えるでしょう。
その他のiPad Pro 11(2018)がiPad 第10世代に勝っている点
iPad Pro 11(2018)がiPad 第10世代に勝つ点です
- Type-cのデータ転送速度
- リフレッシュレート
- 第2世代Apple Pencilが使える
iPad Pro 11(2018)にiPad 第10世代が勝利する点
とはいえ、全ての点において
iPad 第10世代がiPad Pro 11(2018)に
劣るわけではございません。
いかにiPad 第10世代が勝つ点のうち、
特に優れている点を記載します。
指紋認証
iPad 第10世代とiPad Pro 11(2018)では、
生体認証の方法が違います。
iPad 第10世代は指紋認証を採用しており、
iPad Pro 11(2018)は顔認証です。
両方使ってみて便利なのは指紋認証の方だと僕は思います。
指紋認証であれば、
マスクを外すことなしに、
顔すら向けることなしに、
字句通りに指一本でロックを解除できてしまいます。
世代の新しさ
iPad Pro 11(2018)は4年前の端末です。
一方でiPad 第10世代は発表されて1ヶ月もない(執筆時)
新しい端末です。
そのため、新しさでは
iPad 第10世代が有利です。
全体的なデザイン
iPad 第10世代もiPad Pro 11(2018)も
デザインは素晴らしいです。
しかし僕はiPad 第10世代のデザインの方が
好きです。
iPad 第10世代の方がカラフルです。
往々にしてタブレットの色は
無彩色や銀色になりがちな傾向にあると思います。
しかしiPad 第10世代は主張の激しいイエローや
鮮やかなブルーを選べるので、
日々の暮らしに彩りを添えられるかもしれません。
追記。セルラーモデルでは5Gに対応している。
iPad 第10世代は5Gに対応しています。
あくまでも僕はメインのスマホ以外にSIMを契約する必要がないと思っております。
外にPCやタブレットを持ち出す際はスマホからテザリングを飛ばすか、無料WIFIスポットに繋ぐかして使えばいいと思っています。
電池切れの心配があるならスマホを電池持ちがいいものに変えればいいと思っています。
ただし、人によってはiPadにSIMを挿して、なおかつ5Gで通信したいという人もいると思います。
そうした要望に応えてくれるのはいいですよね。
ちなみに5Gに対応しているiPadは、僕が調べた限りでは各モデルの最新モデルとM1 iPad Proです。
M2 iPad Pro、M1 iPad Pro、M1 iPad Air、iPad mini6、iPad 第10世代の5つのようです。
あとがき
参考になれば幸いです。
ご覧いただき、
ありがとうございました。