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【Antutu70万】iPad 第10世代実機レビュー【自腹購入】

2022年10月26日

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iPad 第10世代を自費で購入したのでレビューします。

果たして7万円近くするこのiPadはどれだけ使えるのかを検証します

iPad 第10世代を実際に使ってみたところ、7万円という価格の割には、性能が微妙に感じていっています。

iPad 第10世代を購入する場合、iPad Pro 11(2018)をはじめとした他のモデルをしっかり見た上で購入するかを決めることをお勧めします。

iPad 第10世代を購入するより、中古でiPad Pro 11(2018)を購入した方が絶対にコスパがいいです。

僕だったら絶対に、
iPad 第10世代に7万円払うより、
中古でiPad Pro 11(2018)を4〜6万円で買います。

iPad 第10世代とiPad Pro 11(2018) の比較記事はこちらです。

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iPadの現行機種のおすすめランキングはこちらです。

なお、記事執筆開始して2週間ほどでiPad 第10世代を手放してしまっており、実機に基づく情報は2022年11月頃までで追記を修了して居ます。

それ以外の考察などの追記や修正を中心に追記しています。

iPad 第10世代を開封してみた

iPad 第10世代を開封してみました。

お馴染みの外見
アップル製品を新品で買うのはiPhone5S以来です。
iPadは紙にくるまっていました。
イエロー!!!
充電器。
20W充電器でした。

iPad 第10世代の主なスペック

iPad 第10世代の主なスペックはこちら。

なおこの表はWi-Fiモデルのものとなっております。
セルラーモデルは5GやデュアルSIM、
GPSに対応しています。

iPad 第10世代
メーカーApple
画面サイズ10.9インチ
本体サイズ(mm)248.6×179.5×7
重量477g
SOCA14 Bionic
メモリ4GB
ストレージ64GB
OSiPad OS16
antutuver.9約70万点
gb5 single
gb5 multi
指紋認証対応
顔認証非対応
充電端子Type-c端子
電池容量28.6wh
5g非対応
イヤホンジャック非対応
SIMスロットなし
デュアルSIM非対応
SDカード非対応
防水防塵なし
タフネス性能なし
前カメラ画素12MP超広角
後カメラスペック12MP広角
GPS非対応
USB規格USB 2.0(映像出力いける)
スピーカー2つ

主なスペックについては、AppleのiPad 第10世代のページを
参考としました。

また、メモリの容量については
Geekbench5のアプリ画面で、
メモリが3.74GBと表示されていたため、
4GBと記載しました。

そのほかに、iPad 第10世代のWikipediaも参考にしました。

iPad 第10世代のベンチマーク

iPad 第10世代のベンチマークはこちらです。

antutu

Antutuベンチ1回目
Antutuベンチ2回目
antutuver9総合CPUGPUMEMUX
70954820507627768392891133898

iPad 第10世代のAntutuスコアは、
709548などでした。

iPad 第10世代と同一のSoCである、
iPad Air4が75万点は出ていることを考えると、
少々低めな印象は否めません。

iPad 第9世代のAntutuスコアは
65万点なので、それに比べてもあまり高く
ありません。

antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。

antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値


CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス

なお、iPadやiPhoneのAntutuベンチと、
AndroidのAntutuベンチは別物です。

そのため、Antutuのスコアで両者を比較することは
できません。

あくまでも目安の一つとお考えください

antutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)

読み書きSRSWRRRW
Antutu686.4114.747.926.8

ROMのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度

(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)

RAMのベンチマーク
MC→メモリコピー?

geekbench5

geekbench5singlemulticompute
1579399012427

geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト

single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア

iPad 第10世代のメリット

iPad 第10世代のメリットです。

画面サイズが10.9インチと実用的に

iPad 第10世代は画面サイズが10.2インチから10.9インチに進化しました。

これによって、極めて作業効率爆上がりです。

なお、フルラミではないので、
画像のように反射があるのは
ちょっとしたデメリットです。

あと、画面サイズが結構大きいため、片手で持つのは結構大変かもしれません。

僕は持てませんでした。

やっぱり片手で持つなら、
細長いAndroidタブレットの方が持ちやすいですね。

Type-cについに対応!

iPad 第10世代はついに、
Type-c端子になりました

これによるメリットは非常に大きいです。

Typec端子に対応したことで、
パソコンなどのType-Cハプを
iPadに流用することができます。

データ転送速度自体はそこまで速くないですが、
映像出力にも対応しているため、
使いやすいです。

iPad 第10世代はType-cハブを使えば、
映像出力も可能となっています。

また、ハブを使えば、
簡単にキーボードやマウスを
接続できてしまいます。

ステマネ非対応なので、集中力を削がれにくい

iPad 第10世代は残念ながら、
2022年11月23日現在時点で、
ステージマネージャーに対応していません。

これをポジティブに捉えるならば、
シングルタスクには向いていると思います。

僕自身、ステージマネージャーに対応したiPadを
1日ほど使ってみたところ、
Twitterを見てしまいました。

ステージマネージャーは、
マルチタスク作業に絶大な威力を期待できます。

しかしながら集中力がないと、
ついつい、ツイッターを見てしまいます。

作業をしている最中にTwitterを開いて、
SNSを楽しんでしまってしまいます。

それを考えると、
ステマネを使えないiPad 第10世代の方が
シングルタスクには向いてると思います。

とはいえ、もしステマネを使うのなら、
iPad Pro 11(2018)の方がおすすめです。

可愛らしいデザイン

iPad 第10世代をみたときに、
非常に丸っこい印象を受けました。

M1 iPad Pro 11(2021)と少々ずらして重ねて、
デザインを比べると
一目瞭然はっきりと丸っこさがわかります。

こんな感じでiPad 第10世代の方が、
角っ子の丸まっている部分が大きくなっています。
(アールでしょうか?)

また、サイズとしては、
iPad Pro 11インチが5.9mmですが、
iPad 第10世代は7mmとなっています。

これも画像で比較するとわかりやすいはずです。
下の画像の左側がM1 iPad Pro 11(2021)、
右側の自己主張の激しいイエローが
iPad 第10世代です。

こうしてみると、
iPad 第10世代の分厚さが
目立ちますね。

ただ、どちらかというと
多少分厚い方が
僕はいいと思っています。

なぜならなんとなく分厚い方が歪曲しにくそうな
印象があるからです

センターフレーム機能に対応。

最近たまたまビデオ会議に参加することがあったので、
iPad 第10世代のセンターフレーム機能を試してみると、
使い勝手の良さに驚きました。

全てiPadの位置を変えることなく、
撮影しています。

それなのに、カメラの向きが変わっているのが
わかると思います。

スピーカーの音質は十分向上した

スピーカーの音質は、
iPad 第9世代に比べると
かなり向上した気がします。

iPad 第9世代のスピーカーは
他のタブレット(例えばXiaomiPad5)などより
音質が良くなかったと
記憶しています。

しかし、iPad 第10世代と
Xiaomi Pad 5のスピーカーを
聴き比べてみると、
素人目にはほとんど差がないレベルまで
迫ってきています。

ここまで来れば十分だと思います。

音楽視聴やゲームプレイを
十分にこなせるはずです。

処理性能は十分申し分ない

iPad 第10世代の処理性能は
かなり高いです。

動画編集のエンコードで
iPad Pro 11(2018)と比較したところ、
iPad Pro 11(2018)とほとんど時間差がなかったです。

発熱も少ないみたい

iPad 第10世代とiPad Pro 11(2018)に
それぞれ充電器を繋いで、
Antutuスコアを連続して計測しました。

すると、iPad 第10世代は70万点程度を維持しましたが、
iPad Pro 11(2018)は83万点から、最終的に73万点まで下落しました。

iPad Pro 11(2018)の方は暑くなっていたので、
熱によってスコアが下落したもの思われます。

iPad 第10世代は継続的に使用しても、
発熱による性能低下が比較的少なそうです。

iPad 第10世代のデメリット

iPad 第10世代のデメリットはこちら。

値段が高い。

iPad 第10世代の最大のデメリットは
値段がべらぼうに高いことです。

値段がとてつもなく高いことが
最大のデメリットです。
それ以外のデメリットに比べれば
瑣末なものだと思います。

iPad 第10世代は
WIFI、64GBストレージの最小構成でも
68800円ととてつもなく高い金額になります。

僕自身、深夜テンションで
iPad 第10世代を予約してから本日に至るまで、
幾度となく予約を取り消そうか悩みました。

実際に使ってみても、
その値段の高さのイメージが
払拭されることがなさそうです

iPad 第10世代の評価が低い理由を
Twitterで調査したところ、
実に7割もの方が、
値段が高いからと回答しました。

確かにiPad 第10世代の性能や機能は
第9世代に比べて、
大幅に向上しています。

しかしそれ以上に値段が高騰しております。

ここで一句

円高と
物価高騰
許すまじ

2022年11月追記、
急に円高方面になり始めました。

Appleは為替レートに応じて、
Apple製品の日本での販売価格を不定期的に
変動させているようです。

そのため、円高がより進めば、
iPad 第10世代はもう少し値下がりするかもしれません。

個人的には6万円切るぐらいなら、
かなりiPad 第10世代はおすすめだと思います。

処理性能がちょっと微妙かも(低いという意味ではないです。)

iPad 第10世代は処理性能自体は
先述の通り、
全く悪くありません。

むしろフラッグシップ級の処理性能を持っています。

2020年のAir4にも搭載された、
A14チップをSoCとし、
9世代のA13から順当に進化しています。


メモリは4GBであり、
これも9世代の3GBより
1GB増えており、進化しています。

しかし、Antutuベンチマークでは、
iPad Air4よりも5万点低い
スコアとなっています。

また、7万円という価格設定を考えると、
中古でProやAirを買った方が、
性能が高く、財布にも優しいのではと
思ってしまいます。

iPad Pro 11(2018)の方が機能、性能共に強力で値段も安い

悲しいことに、iPad Pro 11(2018)の方が、
性能が圧倒的に高いです。

また、iPad Pro 11(2018)は
フリマサイトでは5万円切り、
ちゃんとしたストアの中古でも6〜7万円で
買えてしまいます。

確かに新品であることや、
指紋認証など、iPad 第10世代が強い点もあるのですが、
ちょっとiPad Pro 11(2018)が強力過ぎて霞んでしまいます。

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iPad Pro 11(2018)のレビュー記事は
こちらです。

どうせ10.9インチなら、できればProやAirとサイズは統一してほしかった

先ほどiPad 第10世代のデザインを褒めましたが、
アクセサリを流用することを考えると、
AirやProと互換性があるデザインにしてほしかったです。

互換性があれば、ケースやフィルムを流用できたり、
選択肢が広がったりします。

しなみに、iPad Proのアクセサリのうち、
Magic Keyboard型のキーボードを
iPad 第10世代につかえるか試したところ、
磁石の位置が違うらしく、
くっつきませんでした。

そのほかのiPad 第10世代の情報

iPad 第10世代の情報についてまとめました

最初のOSはiPad OS16.0

箱を開けた後の、
最初のiPad 第10世代のOSは
iPadOS 16.0でした。

音量が画面の向きで切り替わる

音量ボタンの+ーが画面の向きによって、
切り替わります。

Apple Pencilの仕様はどうなのか

iPad 第10世代はApplePencilの仕様が
微妙なのだそうです。

iPad 第10世代の仕様

iPad 第10世代は第1世代のApplePencilに
対応しています。

しかし、iPad 第10世代とApplePencil第1世代を
接続するためには、専用のコネクタが必要になるとのことです。

それにかんしてあまりいい評価はなさそうでした。

確かにチグハグだが、それでもメリットはある。

確かにどうせならApplePencilは2世代にした方が
きれいすっきりとした感はあります。

ただ、僕は、そこまでApplePencilとiPad 第10世代の問題は
重大ではないのでは、そう思っています。

理由は以下の通りです。

値段がべらぼうに高いことの方が大問題

論点ずらしそのものですが、
iPad 第10世代は値段が高いため、
そちらの方が大問題だと思います。

紙とペンを使おう

こちらも論点をずらす行為ではありますが、
iPadとスタイラスペンより
紙とノートの方が使いやすいと僕は思っています。

iPadよりも紙のノートは乱雑かつラフに扱えるので
おすすめです。

サードパーティー製のペンを使えば万事解決

サードパーティー製のペンを使えば、
第1世代も第2世代も関係なくなります。

なお、iPad 第10世代用のペンシルをはじめとした、
おすすめアクセサリの記事はこちらです。
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ApplePencil第2世代が第1世代の上位互換なわけではない

第2世代は確かに素晴らしいです。

ただ、値段は高いです。

更に本体にくっつけるので、
塗装が剥げたり傷がついたりする可能性がありますし、
そのようになっているiPad Proをよく見かけます。

感想

全体的に丸っこい印象を受ける
iPadです。

使ってみて、
意外と悪くないなと思う一方で、
7万円という強気すぎる価格に慄然とします。

非常に評価に迷うiPadです。

個人的には、55000円以下なら十分買いだと思いましたし、
6万円でも選択肢に入ります。

正直買うメリットを見出せるのは、
65000円までです。

7万円もするのは微妙すぎてしまいます。

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参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

以下におすすめ記事を記載します。

iPad 第10世代を買うべきかを
まとめた記事はこちらです

Redmi PadとiPad 第10世代を
比較した記事はこちら

Xiaomi Pad 5とiPad 第10世代を
比較した記事は
こちらです。

さらにiPad Pro 11(2018)とも
比較してみました。

ご覧頂きありがとうございました!

 

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