2023/11/14追記、Amazonブラックフライデー2023のまとめ記事はこちら。
2023/10/19追記、本日Redmi Pad SEの使用感をあらかた確かめ終わったのでネット上の知人に売却しました。実機に基づく情報はこれ以降掲載しておりません。
この記事では、身銭を切って自費でRedmi Pad SEを購入し実機レビュー記事を作成しています。
Redmi Pad SEはSoCにSD680と最低4GBのメモリを搭載した2023/09/27時点で価格21800円、とほぼ22000円の格安タブレットです。
正直な話、以前スペックの予想を拝見した際はたいしたことないなあと思っていたのですが、4GBメモリモデルが2023/09/27時点で22000円というわりかし衝撃的な価格設定というので、当惑しつつ記事を作成することに決めました。
はっきりいってかなり期待の持てる値段の安さのように感じます。
しかもこの2023/09/27時点で22000円という値段の安さが素晴らしいですね。発表直後からAmazonに張り付いて、ミントグリーンカラーモデルの商品ページができあがった途端にカートにたたき込み購入しました。
筆者の記憶ではたしか1ヶ月ぶりぐらいの自費でのタブレットの購入デスね。最近は提供も増えて参りましたので。
実際にレビューした感想としては、ライトな用途でも処理性能は若干不足しているかもしれないと思う一方で、画面の大きさやイヤホンジャック搭載を活かして、在宅中のYoutubeでの動画視聴専用端末として活躍できると考えました。実際筆者はそのように使用しています。
簡易スペック表
タブレット名 | Redmi Pad SE |
メーカー名 | Xiaomi |
SoC/CPU | SD680 |
メモリ | 4GBなど LPDDR4X |
ストレージ | 128GB以上 eMMC5.1 |
画面サイズ | 11インチ |
解像度 | 1920×1200 |
その他特記事項 | DA4スピーカー |
充電速度最大10W? | |
イヤホンジャック |
簡易的なスペック表はこんな感じ。
SD680を搭載したエントリーな構成になっています。
また、ドルビーアトモス対応の4スピーカーを搭載しています。
イヤホンジャックもあります。
ただ、充電速度が10Wというのは少々遅いかもしれません。
最近の格安タブレットでは18Wやそれを超える速度で充電できるモノも増えてきました。
Redmi Pad SEのスペックについてはXiaomi公式サイトを参考にしました。
Redmi Pad SEの絶妙な立ち位置について
Redmi Pad SEの絶妙な立ち位置について書いていきます。
Helio G99搭載タブよりも安い
昨今格安AndroidタブレットではHelio G99が席巻しています。
ALLDOCUBEやBlackview、DOOGEEなどのメーカーが出しています。
そして確かXiaomiが一番最初にHelio G99タブを出したはずですね。Redmi Pad 無印デス。
一般的にHelio G99はSD680よりもベンチマークが高い傾向にありますが、G99搭載タブは2万円ポッキリ程度のものを除けば大抵3万円ぐらいします。
Unisoc T600番台タブレットと同じかちょい高いぐらい
UnisocのT600番台を搭載したタブレットは2万円ぐらいです。
Redmi Pad SEは同じぐらいの価格設定になりそうですね。
LenovoやOPPOの競合タブよりも有利な点がある
Lenovoのタブレットでは似たような性能と価格を持つモノがありますが、Redmi Pad SEと違って日本で安く販売されていません。
追記 Redmi Pad SEの開封、動作テスト
実機の開封や動作テストをしていきます。
到着と開封
2023/09/28到着したので、開封をしていきます。
手帳型のケースも販売されていたので一緒に購入しました。なお、ガラスフィルムは別の11インチタブレットのもので代用できると高をくくり、購入しておりません。
箱の側面に技適やスペックなどが記載されていました。
裏面には特に記載がありませんでした。不鮮明ですみません。
充電器は普通の10W充電器でした。
本体の外観
本体の外観についてあれこれ記載していきます。
カメラはこんな感じ。
外観を他のタブレットと一緒に撮影した
iPlay 50 ProとM1 iPad Pro 11(2021)とともに撮影しました。
動作の印象
ざっと触ってみた印象ですが、アプリやOSのアップデート中などはカクツキがあります。
Helio G99の格安タブのほうがなめらかに動くのではと感じました。
ただ、もう少し使い込んでみたいと思います。
スピーカーの音質
スピーカーの音質は、簡単に聞いてみた限りでは2万円タブレットとしては十分な音質だと感じました。
音の割れは比較的少ないです。
ただ、重低音がそこまで強くないと思いました。
今後他のタブレットと比較してさらに検証します。
UVCで有線モニター化してみた
最近iPadがUVCに対応したことで、世論の一部、すくなくとも筆者の中ではUVCへの興味関心が昂進しつつあります。
筆者はつい最近まで知らなかったのですが、UVCを使えばWindows端末や一部のAndroid端末も有線モニター化できるらしいと聞きました。
Redmi Pad SEでも試してみたのがこちらとなります。
Redmi Pad SEはUSB2.0らしいです。
使用したPCはGEEKOMのIT11デス。
USBカメラというアプリを用いて、HD画質で出力しました。
実際に使ってみると遅延が少々発生し、画面が小さすぎて見づらいですが、表示自体は可能でした。
用途次第ではありますが、資料のPDFファイルやインプット元のウェブページを表示させておく等、遅延をさほど気にしない用途であれば使えるかもしれません。
逆に低遅延がものを言うFPSゲームなどでは使えない可能性が高いです。
筆者個人としては筆者のタブレットの使用用途に新たな一項目を刻むことができるかもしれない、そう思いました。
スピーカー接続時にたまにアシスタントが起動する
Creative Pebbleを接続しっぱなしで運用しているとたまにアシスタントが起動します。
謎の挙動です。筆者にとってはたいした不具合ではないものの、念のため記載します。
各種ベンチマーク
現在ベンチマークも計測中です。
Antutu Ver9のスコアは23.0万点程度となっていました。
Antutu Ver10を2回回し、一回再起動してさらにもう一回回しましたが、テストが途中で中止されてしまい、Ver10のスコアは計測できませんでした。
2023/10/19追記、Antutu Ver10の公式版が登場しましたので、スコアを掲載しておきます。
Ver10のストレージテストの結果はこんな感じ
Geekbench6のスコアはこんな感じ
Antutuの情報
こんな感じです。一部抜粋して掲載します。
Redmi Pad SEのメリット
メリットはこちら。
ドルビーアトモス対応4スピーカーで、格安タブレットにしては音質がいいかも?
ドルビーアトモスに対応しているクアッドスピーカーを搭載しています。
音質は格安タブレットとしては良かったです。
11インチのちょうどいいサイズ感の画面
なにげにこのスペックでこの価格で11インチディスプレイを搭載しているのはなにげにすごいことではないかとなにげに思います。
イヤホンジャックがある
イヤホンジャックがあり、有線イヤホンや有線スピーカーや有線ヘッドフォンを使いやすいと思います。
Redmi Pad SEのデメリット
デメリットはこちら。
10W充電と速度が遅め
まだ実機では検証していないモノの、充電速度は最大10Wとのことでした。
時間をかければ十分充電できるモノの、携帯して持ち出す場合が多い場合は、充電が遅いことはデメリットになるかもしれません。
Redmi Pad 無印という選択肢もある
Redmi Pad SEに2023/09/28時点の価格で7000円足せば、Helio G99を搭載したRedmi Pad 無印が買えます。
現段階では価格の安さや必要十分さではRedmi Pad SEはおすすめですが、綜合的なコスパではRedmi Pad無印に軍配が上がりそうな印象です。
例外はあるものの基本的にRedmi Pad 無印の方がSEよりも上回る点が多いです
GPS非搭載でカーナビ運用はむずかしそう
格安タブレットはほとんどGPSを搭載しており、カーナビとしての運用が可能です。
筆者も運転時はGoogleマップを表示したタブレットやスマホをカーナビとして使っています。
Redmi Pad SEの想定されるその他の点
処理性能はちょっと低いかも?
個人的に処理性能はちょっと物足りないかなと感じました。
筆者は以前レンタルを受けてOPPO Pad AirというSD680搭載タブレットをレビューいたしたことがありますが、それよりもこのRedmi Pad SEは動作がもたもたしている印象があります。
WidevineL1らしい?
L1らしいです。但し、実際には使えない場合があることもあるので、高画質再生したい動画サービスがある場合は、他の方が実際に使った情報を参考にされると良いかもしれません。
Redmi Pad SEのおすすめの使用用途、動画視聴用の端末として
Redmi Pad SEを現在は動画視聴専用の端末として使用しています。
まず本体性能的にYoutubeをずっと表示させて、適宜好きな動画、例えばスペシャルな音楽のMVや生産性を高められそうな啓発系の動画を自由に再生するぐらいの処理性能はあります。
また、画面サイズも11インチ、解像度も1920×1200と個人的には十分な画面の質だと思います。
スピーカーの音質はタブレットにしては程々ではありますが、Redmi Pad SEにはおあつらえ向きにもイヤホンジャックが備わっています。有線ヘッドホンを接続しやすいイヤホンジャックが。
頻繁に持ち歩かないのであれば外付けスピーカーを使えば十分かと思います。
それらのメリットを勘案して、動画視聴用端末として使うことにしています。
おそらく一ヶ月以内に資金繰りのためにRedmi Pad SEを売却することにはしていますが、それまでの間はこうして使用感を確かめていきます。
なお、Redmi Pad SEを据え付けの動画視聴用端末として使う場合におすすめのガジェットは2つあります。
まずスピーカーです。最近筆者はスピーカーへの興味が急に湧き上がり、そしてにわかに衰退しました。盛者必衰ですね。
おすすめのスピーカーはCreative Pebbleです。Twitterでの知人からもおすすめされ、使用感を調べたネット上での高品質な記事からも実機の使用感を元におすすめされました。
個人的に使用した限りでもかなり良かったです。
価格も2000円程度で、スピーカーにこだわりたい、手を出してみたいけれども大枚をはたくほど財布に余裕がない、それでも安物買いの銭失いにならない確率が高い行動を取りたいという方におすすめかもしれません。
もう一つ必要なモノとしてはタブレットを見やすい位置・角度に固定してくれるタブレットスタンドやタブレットアームですね。
筆者は身長が186cmあり、一般的な机の上に置くタイプのスタンドだとあまり高さがないために見づらくて困ってしまいます。
そのため、タブレットアームを使用することで高さを出しています。
筆者はモニター用の頑丈なアームにVESAで取り付けられるトレーを使用しています。
モニターアームがない場合で使う場合はこう言うのが良いかもしれません。
あとがき
参考になれば幸いです。
2023/10/06追記、またRedmi Padの無印と比較した記事はこちらとなっています。