Androidタブレット

【Antutu30万】Redmi Padを実機レビュー

2022年10月19日

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Redmi Padもプライムセール!先行セールのおすすめガジェットをまとめた記事はこちら!

2023/02/27追記、中国版のStable BetaのRecoveryROMで、MIUI14にアップデートができるみたいです。

Redmi Padの3GBメモリモデルを実機レビューします。

Redmi PadはAntutu25万点〜30万点と、前評判や実データからは想像できないほど、異常なまでに低いスコアが出ているタブレットです。

やっぱりメモリの容量が3GBと少なめなのが原因なのかもしれません。

とはいえ、Antutuが全てではないので、実際に使ってみた評価をもとに自費で購入したこの端末をレビューしていきます。

実際に使ってみた感想として、ミドルスペックの必要十分なタブレットを非常にいい価格で出してきたなと思っています。

タブレットをライトな用途でしか使わないけど、中華タブレットよりも安心感と性能が欲しい、
そんな方にお勧めしたいタブレットです。

特にスピーカーは十分聞ける音質で、普通に音楽や動画をとても楽しめると思います。

ただ、ちょっとカクツキがありすぎるのも事実です。

なお、3GB版の場合原神が(性能的に)遊べなかったり、画面分割機能が使えなかったりします。

しかしライトな用途には使えます。

と書いていたのですが、ちょっとカクツキが目立つかもしれません。

カクツキさえ我慢できれば、結構いいタブレットだと思いますよ。

また、4GBメモリモデルならカクツキはおさえられるらしいので、4GBモデルをお勧めします!

4GB版の場合は、他のサイト様を見る限り、原神は画質を落とせば遊べるようです。画面分割も使えます

Redmi Padなど、おすすめのタブレットをまとめた記事はこちらです。

Redmi Padの主なスペック

Redmi Pad
メーカーXiaomi
画面サイズ10.61インチ
本体サイズ(mm)250.5×158.1×7.1
重量465g
SOCHelio G99
GPUMali-G57 MC2
メモリ3/4/6GB
ストレージ64/128GB
ストレージ種類UFS2.2
OSMIUI13.1
ベースOSAndroid12
antutuver.9約25万点など
gb5 single551
gb5 multi1832
指紋認証非対応
顔認証対応?
充電端子Type-c
電池容量8000mah
最大充電電力18W
5g非対応
イヤホンジャックなし
カードスロットMicrosdスロット
デュアルSIM非対応
SDカード対応
防水防塵非対応
タフネス性能なし
前カメラ画素8MP
後カメラスペック8MP
GPS非対応
USB規格不明
スピーカー4つ
画面アスペクト比5:3
画面サイズ10.61インチ
リフレッシュレート90HZ
解像度1200×2000
ディスプレイ種類IPS LCD

Redmi Padの主なスペックは、このようになっています。

Redmi Padのスペックは、公式サイトを参考にしました。

Redmi Padのベンチマーク

Redmi Padのベンチマークはこちらです。

Redmi Padのantutu

antutuver9総合CPUGPUMEMUX
25629879360579385217966821

なお、Antutu Liteで測定すると、
ばらつきはあるものの、
302097点のスコアが出ました。

antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。

antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値

CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス

なお、iPadやiPhoneのAntutuベンチと、
AndroidのAntutuベンチは別物です。

そのため、Antutuのスコアで両者を比較することは
できません。

あくまでも目安の一つとお考えください

antutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)

読み書きSRSWRRRWmc
Antutu518.7502.879.1130.7
CPDT428.40290.9511.1422.445100

ROMのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度

(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)

RAMのベンチマーク
MC→メモリコピー?

geekbench5

geekbench5singlemultiopenclvulkan
551183213821470

geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト

single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
opencl→GPUのベンチマークスコア
vulkan→GPUのベンチマークスコア

各種動作について

Redmi Padの3GBモデルの動作についてです

原神

原神は最低画質でもカクツキがひどく
ほぼ遊べません。

原神を遊ぶなら、他のタブレットの方がいいかもしれません。

プロセカ

プロセカは、画質を上げた設定でも、快適なプレイが可能でした。

NIKKE

NIKKEも、画質を上げても快適なプレイが可能でした。

NIKKEはかなり軽いゲームだと
思われます。

Redmi Padのメリット

Redmi Padのメリットはこちら。

Helio G99でAntutu35万程度は出るはずの処理性能

Redmi Padに使われているSoCはMediatekのHelio G99です。

Geekbenchのスコアなども勘案しても、Dimensity 720や Dimensity700と同等かそれ以上のスコアは出せるポテンシャルはあります。

実際に使ってみても、多少カクツキはあるものの、快適な印象を僕は受けました。

ただ、カクツキはどうしてもありますよね。やっぱり4GBモデルを買っておけば良かったと思います。

競合のいないミドルレンジタブレットという最強の立ち位置

2022年11月追記
Redmi Padの立ち位置は最強とも言えるものです。

僕は70台近くタブレットを触ってきて、
Androidタブレットの性能ではAntutu30万から40万ぐらいが
最も使い勝手が良く、最も性能を持て余さないと
確信しています。

性能が低すぎてももたつきやカクツキを感じてしまいますし、
高すぎても性能を持て余し、オカネを無駄にしてしまうのです。

そして更なる問題としては、
そういったタブレットがなかなか存在しないことでした。

Matepad 10.4 (2021)のようなGMSがない端末を除けば、
昔だとXiaoxin Pad PlusのようなLenovo製の端末ぐらいしか
なかったと思います。

しかし2022年ではRealme Pad XやALLDOCUBE iPlay 40 5Gのような
ミドルレンジタブレットも続々出てきてはいたのですが、
残念ながら日本での発売はされていませんでした。

そんな中に颯爽登場したRedmi Padは
Antutuは30万点程度で、
日本でも発売されました。

現状、日本で発売されているミドルレンジタブレットで
技適もGMSがあり、コスパがべらぼうに悪くないものは
Redmi Padだけだと思います。

強いて言うなら、
Lenovo TAB6ぐらいでしょうか。
(レビュー記事はこちらです。)

使用用途に合わせてメモリとストレージを選べる上、SDカード搭載可能

Redmi Padはメモリとストレージの容量が異なる、3つのモデルが用意されています。

最も廉価なのは3GBのメモリ、64GBのストレージを持つモデルです。

動画視聴やブラウジングなどが主用途であれば、これがおすすめでしょう。

また、余裕を持った使い方がしたかったり、
ゲームやアプリを大量に保存したい場合は
4GBのメモリ、128GBのストレージのモデルが
おすすめです。

なお、これらの2モデルは日本で発売されています。

人によってはお勧めなのは、6GBのメモリ、128GBのストレージを持つモデルでしょう。

しかし残念ながら、日本で販売されていません。

最安で実質26000円程度で買えたコスパの化け物

Redmi Padはコスパの鬼と言って語弊はないでしょう。

Redmi Padはミドルレンジの処理性能を持つだけでなく、アリエクのプレミアセールでは3万円程度で購入が可能でした。

また、購入の早さで、上位100人に滑り込めれば、
五千円程度のノイキャンイヤホンもゲットできてしまいました。

そうすれば、実質26000円という凄まじい
安さを実現できてしまいます。

僕自身、セールが始まった刹那、
慌てず騒がず落ち着いて、
Redmi Padを購入し、
イヤホンの無料プレゼントをゲッツしました。

日本においても、3GBモデルが
ケース・フィルム付き35000円程度で購入ができるので、コスパ自体は悪く無いと思います。

評判の高いXiaomi製

Xiaomiはかなり評価が高く、
人気な企業です。

スマホが大好きなガジェットオタクからは
最も支持を得ている企業の1つでしょう。

また、XiaomiはSamsungやAppleなどとスマホの出荷台数1位を争う企業です。

4スピーカー搭載。

Redmi Padはクアッドスピーカーです。

なかなか音質はいいかと思います。

2022年11月追記、
Redmi Padは動画視聴端末として活躍しています。

スピーカーの音質が十分クリアなので、
使い勝手は申し分ないです。

ただ、YouTubeやニコニコ動画で、動画を検索しているとカクツキが
少々あります。

薄型軽量で、なんとか片手で持てるデザイン

Redmi Padは片手でギリギリ持てる
サイズ感となっています。

最大90Hzのリフレッシュレート

最大90HZのリフレッシュレートを持ちます。

タブレットのリフレッシュレートは
通常60hzなので、
それよりは画面が滑らかに動くはずです

ただ、3GBメモリモデルは(ry

Type-c

Type-c端子です。

とはいえ、最新発表されたiPad第10世代でさえも
Type-cになりました。

そろそろType-cは目立ったデメリットでは
なく、当たり前のことになったと
思います。

ROM焼きがしやすい

Xiaomi製品のいいところの一つに、
Rom焼きがしやすいところが挙げられます。

中国モデルを買って、グローバル版に焼き直したり、
その逆も比較的簡単にできてしまうのです。

サイズ感も素晴らしい。

10.6インチの細長いRedmi Padは、
大画面で動画を楽しむもよし、
横持ちしてゲームを楽しむもよし、
縦持ちして読書をするもよしな
悍ましいほどの凄まじいサイズの良さを持ちます。

日本で発売!

Redmi Padは発売が確定しています。

Amazonでは3GBモデルはケースや
フィルム込みで4万円という価格設定のようです。

近々スマートローテーションに対応するかも?

最近Xiaomi Pad5にMIUI14のベータ版を導入したのですが、スマートローテーションのような機能が搭載されています。

これは横画面の状態で、縦画面表示のアプリを強制的に横画面表示できる機能で、実際に使うとめちゃくちゃ便利です。

特にニコニコ動画を見ていると、画面を縦画面にする場面があるので、そういった際にめんどくさくなくてすみます。

おそらくですが、MIUI14では他のタブレットにも搭載される機能であると思われるので、今後数ヶ月もすれば、Redmi Padにも搭載されるのではと思います。

Redmi Padのデメリット

Redmi Padのデメリットはこちらです。

あれ、ちょっとカクツク?

3GBメモリモデルを使っていると、
ちょこっとだけカクツクようななんというか。

仮想メモリ機能もあるのですが、
余裕のある安定した動作が欲しい人は
4GBモデルがおすすめです。

カメラはあまり期待できない

カメラはそこまで期待しない方が
いいと思います。

8MPのカメラですが、
ちょっと荒さが目立ちます。

カメラにこだわるなら13MP以上の
もう少し高い画素数を持つAndroidタブレットや、
低い画素数でも綺麗に見えるiPadなどの方が
お勧めでしょう

ただ、最低限の写りは期待できるので、なんでもいいから撮影したい人にはおすすめです。

Antutuスコアが異常なまでに低い

コスパで果たして競合に勝てるか?

とはいえ、Redmi Padで
気になるのは競合に勝てるかどうかです。

アリエクであれば、
Xiaoxin Pad Plusをはじめとした、
異常なコスパと十全な実用性を兼ね備えた、
Xiaoxinシリーズが存在します。

また、日本アマゾンにおいても、
さまざまなタブレットメーカーが
レッドオーシャンを作り上げています。

こうしたタブレットたちとどこまで戦えるかはワクワクドキドキです。

そのほかのRedmi Padの情報

Redmi Padのその他の情報についてまとめてみました。

スタイラスペンが存在しない

スタイラスペンがRedmi Padには対応していません。

メモ書きにはあまり使えないと思います。

充電器は少なくともPD充電ではなさそう

純正充電器はこんな感じで、
Type-Aなので僕が調べた限り、
PD充電ではないかなと思いました。

とはいえ、急速充電っぽくはありますね。

3GBモデルは原神がほとんどプレイ不可能

3GBモデルの場合、
非常にカクついてしまい、
原神はプレイができませんでした。

仮想メモリやゲームモードの設定を
いじっても厳しかったです。

Redmi PadのQ&A

Redmi PadのQ&Aです。

3/64GBモデルと4/128GBモデルどちらを選ぶべき?

コスパや容量の多さなど、
スペックやお得感重視するなら、
4/128にしておいていいと思います。

また、ゲームをするなら、
64GBでは容量不足となるでしょう。

それに、画面分割機能も
3GBメモリモデルでは使えないので、
全機能を使うのなら、
4GBメモリモデルがお勧めなんです。

ただし、3/64GBモデルでも
十分に動いてくれます。

写真や動画を撮影するにしても、
SDカードを差し込めば、
低速ではあるにしろ容量を増やせるのが
Redmi Padの強みです。

少しでも安く買うとするならば、
ゲームを一切しないならば、
3/64GBモデルも十分な選択肢と
なるでしょう。

また、個人的な経験として、画面分割機能は、
Androidタブレットではあまり使いません。

画面分割機能やゲームをあまりしないのなら、
3/64GBで事足りると僕は思います。

Redmi Pad 3GBモデルを快適に使うには?

Redmi Pad 3GBモデルがちょっとカクついています。

快適に動作させるために、
僕はリフレッシュレートを60HZに下げ、
仮想メモリ機能を逆に切りました。

これである程度快適に動くようになりました。

とはいえ、ちょっとカクツク部分はあるのが、
悩みどころです。

Redmi Padは買うべき?

Redmi Padは、
Androidタブレットの中では
かなり有力な選択肢の1つです。

ライトな用途なら3GBモデル、
ゲームなどに使うなら4GBモデルがおすすめでしょう。

しかし、値段が3万円を超えてしまいます。
コスパは十分いいのではありますが、
さらなるコスパを求めるのなら、
Blackview Tab 13というタブレットもあります。
Blackview Tab 13のレビュー記事は
こちらです。

また、Redmi Padと同一のSoCを搭載しながらも、メモリが8GBとなっている格安タブレット、iPlay 50 Proの発売が開始されました。

処理性能だけ見ればこちらの方がおすすめですね

Redmi Padの用途は?

Redmi Padの用途としておすすめなのは、
動画視聴、ブラウジング、
ゲームなどです。

もしオフィスソフトを使ったり、
パソコンライクに仕事に使いたいなら、
iPadの方がおすすめです。

Redmi Padのおすすめアクセサリは?

Redmi Padのおすすめアクセサリは、
手帳型ケースとガラスフィルムです。

この2つを用意しておけば、
傷付けにくくなると思います!

僕もこの2つの組み合わせで
購入しました!

2022年11月追記、ケースとフィルムが到着しました

MIUI14で何が変わった?

MIUI 14の中国版のStable Betaを導入してみました。

目立った特徴は2つです。

仮想メモリが1GB→2GBに

仮想メモリはMIUI13の時点では1GBまでだったと思いますが、2GBに増えています。

(中国ROMのため?)Google Play Storeが導入できなくなっている

おそらく中国ROMのためだと思われますが、Google Play Storeの導入が、うまくいきません。

Redmi Padの感想

メモリ不足と思われるカクツキさえ許容できれば、十分使えると思える端末でした。

特にスピーカー性能がそこそこなので、動画視聴端末として優秀です。

参考になれば幸いです。

参考になれば幸いです。

以下におすすめ記事を記載します。

Redmi PadとiPad 第10世代を比較した
記事はこちらになります。

Xiaomi Pad 5のレビュー記事はこちらです。

また、Redmi Padと
Xiaomi Pad 5の比較記事も
作りました。

2023/07/08追記、Redmi Padと同様のSoCを搭載したタブレットのまとめ記事はこちら。Helio G99っていいですよね!

ご覧頂きありがとうございました!

 

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