なお、作業内容や機器については覚書的に記載しますが、あくまでも自己責任でお願いします。僕は初めてUbuntuを導入する初心者なので、技術的に深い内容も広い内容も答えられません。
この記事は、CeleronのミニPCをUbuntuファイルサーバーにして、NAS兼アプリサーバーとして使おうとして、そして断念したというものになっています。
Ubuntuだと使いたいアプリが動きませんでした。
CentOSではアプリは動くものの、TImemachineのバックアップ先にするのが難しすぎました。
そして、Windowsの場合、TImemachineのバックアップ先にするといろいろ安定しなかったというか。
そのため諦めましたが、他の方の動画などを見る限りでは可能っぽいですね。
僕自身の手応えとしても、時間をかけてトライアンドエラーと勉強を繰り返せば可能だったと感じています。成功事例だっていっぱいあるわけですし。
時間がある人やLinuxやUbuntuの勉強をしたい人にとってはとてもいい選択肢になるのではないでしょうか?そういう場合は記事が参考になるかもしれません。
必要なものまとめ
必要なものをまとめています。
Ubuntuを導入するミニPCの選び方
全くもって素人なのですが、いちおう記載していきます。
性能より消費電力と価格
まず、Ubuntuを常時動かすのであれば、処理性能より消費電力が大切だと思いました。
確かに処理性能は大切なのですが、UbuntuはWindowsよりも快適に動くという情報を耳にしまくっているので、そこまで性能は必要ないのではと思いました。
また、常時動かすのであれば、消費電力は少ければ少ないほどいいです。
理由としては消費電力が少ないほど電気代が節約できること。
あとは個人的に勝手に思っているだけなのですが、なんらかの形で壊れたときに、火事になったりするリスクを減らせるかなと思いました。
消費電力が少ければ、大体発熱も減る印象なので。
あとは価格です。
性能と消費電力、価格を考えるとCeleron一択
それら3つの条件を考えると、やっぱりCeleronです。
最近のCeleronのN5105やN5095は、Passmarkが四千程度あり、Win11もライト用途なら十分快適に扱えます。
Ubuntuを動かすならもう少し性能が低くてもいいのでは、と思います。
Passmark3000程度
Passmarkは3000程度の物を選ぶことにしました。
4000ぐらいあれば、Windowsだって比較的快適に動くのですが、Ubuntuで動かすことを考えると、ちょっとマシンパワーをケチってもいいかなと思いました。
J4125を選択。
最終的に、J4125を選択しました。
TDPは10Wで、Passmarkは3000程度です。
欲を言えばN5100にしたかったです。Passmarkが3000程度で、TDPは6Wですし。
とはいえ、あくまでも試験的、本音を言うとおふざけ的に造るのであればJ4125でいいかなと思いました。
中古でも安く売っていますし。
メモリ8GB、ストレージはSSD
これも少々オーバースペックかもしれませんが、メモリとストレージはこんな感じです。
ファンがあった方がいい
ファンレスという選択肢もあるのですが、やっぱり冷やすならファンがあったほうがいい気がしました。
ミニPCはほぼ必須です。
J4125でも性能に余裕が出るくらいだと思われますので、N4120とかでもいいのかもしれません。
これは実際に使ってみないとわからないポイントではありますね。
J4125搭載のモデルがこれです。ファンレス背kっ系ではありますが。
HDD
HDDは可能であれば新品がおすすめです
HDDケース
HDDケースはほぼ必須です。
ミニPCの中には内部にマウントできるものもあります。
速度や冗長性を求めないのであれば、1つのHDDだけで十分です。
しかし4つ以上のHDDでRAIDを組んでみたいという方は結構いると思います、し、安価な3.5インチHDDを使いたい、という方も結構いると思います。
そこでHDDケースを用意しておきましょう。
続いて、複数のHDDを差し込めるケースだと、UGREENのこれが良さそうです。
ちょっと値段も高いですが、RAID機能が可能で、さらにLinuxやMacでも使用可能、そして評価も高めなのがいいですね。
Ubuntuファイルサーバーで期待していた用途とそれができたか
やりたいようとを記載します。
TImemachineのバックアップ先
やっぱりTImemachineのバックアップ先としての用途が主用途です。
僕はMacbookをメインサブで2台持っているのですが、その2つをバックアップする先が欲しいと考えていました。
実際に使用してみて、Timemachine以外の用途がうまくいかなかったので諦めました。
Windowsのファイルのバックアップ先
Windowsもバックアップしたいですね。
Linuxアプリを常時動かすサーバーとして
僕はブログのためにあるツールを使っています。
そのツールはマシンスペックは必要ないのですが、4時間ほど動かしている必要性があります。
そうしたツールを動かすのなら、常時稼働させるサーバーを使うのが一番いいかと思いました。
断念と結論
断念と結論についてです
断念しました。
結論から言って、LInuxアプリを動かすことが全然できず、諦めました。
Linuxアプリをどうやっても起動することができませんでした。
また、ファイルサーバーとしての用途もGUIの難易度の高さから断念しました。
もちろんCUIを自由自在に動かすということを勉強していれば、おそらくなんとかなるのではと思います。
ですが、僕には時間がなかったので断念しました。
時間さえかけて勉強すれば、Linuxに関する知識もつくはずですし、自分のやりたいこともできていいのですが、最近とにかく忙しいので断念しています。
結論
人によってはうまくいくと思います。
僕よりも能力も経験も上の方ならなんとかなるのではと思います。
ただ、僕は能力がないのでそこまでいけませんでした。
Timemachineのバックアップ先にしたいなら、外付けHDD。
高速なバックアップを期待するならSSD。
複数のPCでデータのやり取りなどをするならNASを使えばいいと思います。
僕は最近驚いたのですが、日本製のNASでも1万円程度から変えてしまうのです。
サーバー、というかサーバー的にアプリを常時動かしておくことについては、よくよく考えればLinuxである必要ないと思ってしまったり。
とにかくやりたいことがわけがわからなくなってしまいました。
今考える、アプリサーバーとNASの両立について
自分の用途である、アプリサーバーとNASとを両立する方法は、今考えればいろいろありますね。
Windowsでファイル共有とDockerを使う
Windowsを使う方法です。Windowsであればセキュリティ面も比較的強いのかなあとは思いました。
特にGUIも充実していますし。
ただ、ファイル共有がなぜか僕の場合うまくいかないので、人によってはうまくいかないかもしれません。
OMVなどNAS系OSにDockerを導入する
OMVなどにDockerを導入するのもいいかと思います。
NASにDockerを導入する
既製品のNASにDockerを導入するのもいい選択肢です。
頑張ってUbuntuでやる
時間がある人などはUbuntuで色々頑張ればうまくいくかもです。
それでもUbuntuをファイルサーバーやNASとして使いたい人に必要そうなもの
知見を共有します。
あとがき
参考になれば幸いです。