Active 8 Proを今回Blackviewさまより提供をいただき、実機レビューいたします。
ついにタフネスさなら最強クラスと思われるタブレットであるActive 8 Proをレビューすることができました!
Active 8 Proをレビューしている段階では、強力無比なスペックと奇妙奇天烈な個性と質実剛健な実用性とが調和したスゴイタブレットだと感じます。
今流行のG99をSoCに据え、それでいて高いタフネス性能や重低音ズシンズシンで以外と悪くないクアドラプルなスピーカーを具有しています。
最近Blackviewさんは面白い商品を出しまくる傾向にあると思うのですが、その中でも特に良い商品だと感じました。
今回は提供をいただいてのレビューとなりますが、実際提供をいただかなかった場合は自費で購入していたと思います。
ただ、ケースが見つからなかったり、厚みがあるなどのデメリットもあるので、それも解説していけたらと思います。
2023/08/17追記、どうやらActive 8 ProだけでなくActive 8もAmazonで発売開始されたようですが、結構商品が似ているため間違わないでいただけますと幸いです。
開封と動作
開封
外箱はこんな感じ。
付属品はこんな感じ。
充電器はPDやPPSに対応しているようです。
じゃーん!ついにお出ましです!
側面から見るとこんな感じ。
スピーカーの音質検証
ハーマンカードンのクアッドスピーカーを搭載しています。
ラウドスピーカーが2つ、バスホーンが2つとすごそうですね。
ただ、スピーカーのスペックが良くても実際の音質はそこまで良くない場合があります。
Active 8 Proが到着してから数十本は動画を見てみました。
ホラーゲームの実況動画とかタブレットのレビュー動画とか、米国株の動画とか見ましたけど、問題ないですね。
King Gnuとかサカナクションとか聞いてみたところ、最終的な感想としては重低音の迫力が強いという結論に至りました。
タブレットのスピーカーによっては、ドラムの音が迫力がなかったり、ベースの音がそもそも聞こえなかったりすることが多いのですが、Active 8 Proはドラムもベースも十分に再現してくれる印象ですね。
音量をでかくすると若干割れる感じもするかもしれませんが、そこまで音量を上げなければ割れはなさそうです。
iPad Pro 12.9(2018)とActive 8 Proをスピーカーを聞き比べてみた。
筆者は多分20台は超えないぐらいのタブレットを持っているのですが、その中でも一番音質がいいものはiPad Pro 12.9(2018)だと感じています。
iPad Pro 12.9(2018)とActive 8 Proを比べることで、どちらが音質がいいかを聞き比べてみたいと思います。
King GnuのVinylから。ドラムとベースが目立っていてかっこいい曲ですよね。
正直どちらも大差がないという感じでした。強いて言うならActive 8 Proの方が若干重低音が強いかな?ぐらいです。
続いてKing Gnuの逆夢ですね。
これについても大差ないです。
スピーカーの音質はどちらも良すぎてわからなかったです。
さらに検証、音のクリアさではiPadがやっぱり優勢かも
2023/10/05追記
前回のレビューではActive 8 Proへの興奮が抑えきれず少々過剰なレビューをしてしまったので、ある程度冷静になった現状で再度iPad Pro2機種とActive 8 Proを比較しました。
結論から言って、Active 8 Proも重低音が強いとは思いましたが、音のクリアさや立体感ではiPad Proの方が上だという結論になりました。
タフネスさの検証はしていません。
Active 8 Proのウリの一つはタフネスさではあります。
ただ、動作の検証をした結果万が一にも壊れてしまったらと思うと気が気ではないです。
ただ、このタブレットは基本ケースなしでの運用になると思うので、近い将来落下させることもありそうです。
なので、そのときに壊れていないかを判断します。
各種ベンチマーク
Antutu Ver9、Ver10、ストレージテスト、GB6のスコアを計測しました。
まずはAntutu Ver9です。
Active 8 ProのAntutu Ver9スコアは35万点程度でした。
これまで3つのG99タブレットを触ってきましたが、そのなかでもVer9スコアが一番高かったiPlay 50 Proと同程度のスコアです。
G99の性能を出し切れている印象があります。
続いて、Ver10スコアです。
Ver10スコアは402498点でした。
これも十分ですね。
以下はストレージテストとGB6のスコアになります。
メリット
メリットはこちら。
G99+8GBメモリの流行に乗った構成
最近Helio G99搭載タブレットは非常に増えています。
G99搭載タブレットは従来の格安タブレットよりもベンチマーク性能が高い傾向にあるだけでなく、値段がさほど変わらないというメリットがあります。
Active 8 ProはG99をタフネスながら搭載しています。
また、メモリもちゃんと8GB搭載しています。
そこそこの性能で十分現実的な価格なのに、タフネス。
タフネスタブレットって意外と需要があるジャンルだと思うんです。
しかし、性能がAntutu Ver9で20万点ぐらいと若干控えめだったり、機能や性能やブランド力はすごいけど値段がべらぼうに高いモノとかがあったりします。
その中間ど真ん中をぶち抜いたのがActive 8 Proでございます。
Antutu Ver9は35万点、お値段お手頃4万円台とじつに丁度よろしい采配ですね。
後48MP+前16MPの高画素カメラ
Active 8 Proのリアカメラの画素数は48MPとほとんどのタブレットをうわまわる画素数を有しています。
もちろんカメラの写りは複雑怪奇で、画素数が高いからと言ってきれいに写るわけではないので、これについては今後検証していきます。
ちなみにフロントカメラの画素数は16MPとこれまた結構高めです。
33WのPD充電にすべからく対応した20000mah大容量バッテリー
バッテリー容量は22000mAhとまあまあのデカデカ容量です。
そして大容量なだけでなく、33Wの急速充電にも対応しています。
欲を言えば、60Wぐらいの充電にも対応しているとなお良かったですね。
タフネススマホといえば?なBlackview製
Blackviewはタフネススマホや格安タブレットで有名な中華メーカーです。
ある程度は有名なメーカーだと思うので、ある程度の安心感があると思います。
地味に摂氏60度までの高温にも対応していて画面輝度400ニト。カーナビとして適性が高そう
Active 8 Proは摂氏60度までの高温への対応も唄っています。
また、画面輝度はタブレットとしてはiPad Proほどではないにしろそこそこに明るい400ニトとなっています。
この2つの特性から、カーナビとしての適性が高そうですね。
夏場の車内って結構高温になりがちだとおもうので、そういった場合でもより安全に使えるのかもしれません。
デメリット
デメリットはこちら。
いい感じのケースが出なさそう
タフネスタブレットはあまりいい感じのケースがはんばいされにくかったりするいんしょうなので、そこは気になりますね。
筆者としてはいくらタフネスタブレットだからといって、本体を摩耗から守るためと本体を立てて使うためにも手帳型ケースがあるといいとは思っています。
そのほかのポイント
そのほかのポイントはこちら。
1kg近くのスーパーヘビー級の重量感。ただし持ちやすい。
Active 8 Proの重量の公称値は976g程度となっており、通常の10インチ台のタブレットの2倍ぐらいの重さです。
ただ、本体が手触りのよろしいゴムであるため、しっかりとグリップしてくれて両手で持った際はさほど重さを感じませんでした。
ベゼルは極太。
ベゼルは極太です。
ハーマンカードン4スピーカーは予想を少々下回る。手に持ったときに触る位置なのはちょっと。
スピーカーの音質ですが、高音域で少々割れる感じはします。
ただ、重低音は結構ズシンズシンときますね。ドラムやベースの迫力を楽しみたい人にはいいと思います。
正直重低音の迫力はタブレットの中でも強力な部類かと思います。
スピーカー数は4つですが、左下のスピーカーが下側面の左側でなく左側面の下側についているため、手に持ったときに塞がってしまいます。右下のスピーカーもそんな感じですね。
イヤホンジャックや充電端子はゴムでカバーがされている。
イヤホンジャックや充電端子はカバーがされています。
IP68の防水性能のため仕方ないとは思うのですが、端子を使うときに外したり、水場で使う前にカバーが外れていないかを確認するのは結構大変なので、マイナスな場合がありますね。
充電がとぎれる→再起動で解決?
充電しても電力が全然たまらないことがアリ、いろいろ試したところ、PD充電可能な充電器でも充電ができないことがあることに気づきました。
相性問題はありそうですね。
現在のActive 8 Proの用途
2023/10/05現在ではこの重藤六のタブレット布陣の一軍となっています。
ちなみに一軍となっているタブレットは他にも
- Lenovo Xiaoxin Pad Plus 2021
- M1 iPad Pro 11(2021)
- DOOGEE R10
- AAUW M60
- Redmi Pad SE
の6つが存在します。
耐衝撃と防水と十分なスピーカー性能を活かして、風呂場や台所での音楽視聴用端末に使っています。
あとがき
参考になれば幸いです。
正直予想通りに良い端末でした。
Blackviewさんのタブレットの最高傑作だと思います。
もちろん重さやカバーの点でデメリットはあるのですが、それ以上にメリットが多いとおもいました。