今回は、Blackviewさんより提供を受けた、Blackview Tab7の実機レビューをします。
Blackview Tab6を10インチにして、OSの機能を強化したタブレットといえば伝わるかもしれません。
Blackview Tab7は無駄を可能な限り削った上で、最低限使えるスペックを維持したまま値段を極限まで安くしたタブレットです
コスパを追求した、コスパ神とも言えるタブレットです。
ただし、WIFIモデルは性能が低いです。
12000円まで値下がりしていますが、
あまりお勧めはできません。
かうならSIM
この記事ではコスパに優れた
Blackiview Tab7のレビューをしていきます。
そのほかにおすすめな
Androidタブレットのまとめ記事はこちらの
リンクの記事です。
また、Blackview Tab7 Proが最近発売となりました。レビュー記事はこちらです!
Blackview Tab7の主なスペック
Blackview Tab7の主なスペックはこちら。
Tab7 | |
メーカー | Blackview |
画面サイズ | 10.1インチ |
本体サイズ(mm) | |
重量 | 536g |
SOC | UNISOC T310 |
GPU | IMG 8300 |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
ROM種類 | EMMC 5.1 |
OS | Doke OS_P 2.0 |
OSのベース | Android11 |
antutuver.9 | |
gb5 single | |
gb5 multi | |
指紋認証 | 非対応 |
顔認証 | 対応 |
充電端子 | Type-c端子 |
電池容量 | 6580mAh |
最大充電電力 | |
5g | 非対応 |
イヤホンジャック | 対応 |
カードスロット | SIMスロット |
SD/SIMスロット | |
デュアルSIM | 可能 |
SDカード | 可能 |
防水防塵 | 非対応 |
前カメラ画素 | 2MP |
後カメラスペック | 5MP |
GPS | 対応 |
WIFI | 可能 |
USB規格 | 不明 |
Bluetooth | |
スピーカー | 2つ |
画面アスペクト比 | 16:9 |
画面サイズ | 10.1インチ |
リフレッシュレート | 60HZ? |
解像度 | 800×1280 |
ディスプレイ種類 | |
特記事項 | 画面輝度300ニト |
付属品 |
Blackview Tab7のスペックは
公式サイトを参考にしました。
Blackview Tab 7のベンチマーク
Blackview Tab7のベンチマークはこちら。
antutu
antutuver9総合 | CPU | GPU | MEM | UX |
155173 | 56002 | 12131 | 32026 | 55014 |
antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。
antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値
CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス
なお、iPadやiPhoneのAntutuベンチと、
AndroidのAntutuベンチは別物です。
そのため、Antutuのスコアで両者を比較することは
できません。
あくまでも目安の一つとお考えください
antutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)
読み書き | SR | SW | RR | RW | mc |
Antutu | 161.8 | 125.1 | 21.5 | 27.2 | |
CPDT | 112.98 | 108.38 | 4.45 | 11.34 | 2420 |
ROMのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度
(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)
RAMのベンチマーク
MC→メモリコピー?
geekbench5
geekbench5 | single | multi | vulkan |
364 | 713 | 89 |
geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト
single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
opencl→GPUのベンチマークスコア
vulkan→GPUのベンチマークスコア
Blackview Tab7のメリット
Blackview Tab7のメリットはこちら。
とにかく安さを追求しているような印象を受ける
調べれば調べるほどBlackview Tab7が、
以下にコストパフォーマンスを追求したタブレットであることが、
よくわかります。
処理性能など大切なところは
妥協していません。
しかし、スピーカーや画面の鮮やかさ、
全体的な重量など、
悪影響をあまり与えない箇所は
妥協して品質や性能を落としていると思います。
最低限使える性能で16000円程度と
かなり求めやすいと思います。
さらに、普通に買えば1000円はするであろう
ガラスフィルムも付属します。
また、OS面でも仮想メモリ機能や
PCモードを搭載しており、
手が込んでいます。
コスパを鬼の如く追求したタブレットです。
イヤホンジャック
Tab7にはイヤホンジャックがあります。
イヤホンジャックは便利なので、
これはありがたいです。
Unisoc T310+3GBメモリ+仮想メモリで普段遣いには快適な性能
Tab7は最低限使える性能を備えています。
SoCはUNISOC T310を搭載。
動画視聴、読書、カーナビなどであれば
十分快適に使えるスペックを持っています。
メモリも3GBあり、
仮想メモリ機能も備えています。
2022年11月現在、
Googleアナリティクスを表示させる端末として
愛用しています。
普通に使えるのがいいですね。
SDカード対応
SDカードに対応しており、
例えば大量に資料や動画を保存しておきたいときにも
使いやすいかと思います。
賛否両論ある微妙なポイント
Blackview Tab7の微妙なポイントはコチラです。
画面がぎりぎり使えるレベルの荒さ
Blackview Tab7は画面がとても荒く感じます。
これまで使ってきたタブレットの中でも、
とても荒さを感じます。
かといって、カーナビに使ったりする程度では
問題がないと思います。
現に僕はBlackview Tab7を
Googleアナリティクス表示端末として
使っていますが、
十分に内容を確認できます。
Tab7のデメリット
Blackview Tab 7のデメリットはこちら。
デュアルスピーカーだが、音はあまり良くない
Tab7のデュアルスピーカーの音質は
あまり良くありません。
もちろん、デュアルスピーカーなため、
多少の迫力はあるのですが。
何というか、
低音が弱く、音が少し割れていて、
耳に刺さる感じがします。
体感的に重い
Tab7は重いです。
公式ページに600gと記載がありましたが、
他ページでは536gと記載されておりました。
秤を持ち出して、
測ってみることに。
この秤では365gのスマホを測ると375gと計測されたため、
多少の誤差がある模様です。
ガラスフィルムを付属した本体を
誤差が多少ある秤で実際に測ってみたところ、
573gとの結果に。
誤差やガラスフィルムの重さを考えても、
Tab7の重さで正しいのは
536gかと思いました。
ゲームなどには向かない
Tab7はAntutu15万点台と、
ゲームなどの高負荷な用途に
向くスペックではありません。
ゲームをするなら、
他のタブレットがいいかもしれません。
Blackview Tab7のWIFIモデルについて
Blackview Tab7のWIFIモデルが発売されました。
スペックなどについては、
Blackviewの公式サイトを参考にしています。
様々な変更点があるものの、
1番の変更点は、SoCがRockchip社の
RK3326Sになっていること。
タブレットにとってのSoCは
性能を決める極めて重要な部品です。
Antutuスコアは公称値で
69381、、、約7万点というスコアです。
従来のSIMモデルが15万点であったことを考えると、
かなりベンチマークスコアが低いです。
確かにBlackview Tab7のWIFIモデルは
ストレージの容量などは強化されています。
しかしながら、SoC性能の低さという点で
Android Goが採用されているとしても)
ちょっと微妙さは否めません。
現状では、やはり従来のSIMモデルが
おすすめと言えるでしょう。
Blackview Tab7感想
Blackview Tab7は、
非常にコスパに優れたタブレットだと思いました。
Blackviewのタブレットの中では
珍しくコスパを優先している印象です。
とにかく安いタブレットが欲しいけど、
性能が低すぎてまともに使えないものはいや、
そんな人におすすめのタブレットです。
Tab7やTab13など、
最近Blackviewはコスパに優れたタブレットを
多く出すようになっています。
個人的に、これまでのTab11やTAB12より
はるかにコスパに優れていて、
ファンとしては嬉しい限りです。
最後まで記事をご覧いただき、
ありがとうございました。
下におすすめ記事を紹介させていただきます。
また、Blackview Tab13も、
最近Amazonで販売が開始されています。
こちらもとてつもなくコスパがいいタブレットです。
25000円でAntutu25万で、
独自機能やケースやフィルムも付属します。