厳選したお勧めAndroidタブレットのまとめ記事はこちら。Tab13も含んだ泥タブのまとめです。
今回は、Blackviewさんよりお借りした後、自費で購入した、Blackview Tab13を実機レビューします!
Tab13はHelioG85を搭載し、Antutu25万点のエントリー帯のタブレットです。
比較的強力なカメラ性能やAndroid12をベースとした独自UIなど見どころの多いのも特徴
Blackviewの製品は割高な印象もあるのですが、Tab13に至ってはとても割安で、競合よりコスパがいいです。
同程度の価格帯で、独自機能を搭載し、ガラスフィルムや手帳型ケースが付属します。
コスパの鬼とはまさにこのことです。
ちなみに2022年2月現在ではクーポンを適応することで22000円程度まで値下がりします。
コスパがかなりいいですね。
Blackviewというメーカーについて、説明している記事はこちらです。
なお、Widevineについては、このページでは触れていません。他のレビューも参考にしていただけると幸いです。
Blackview Tab13の主なスペック
Blackview Tab13の主なスペックはこちら
Tab13 | |
メーカー | Blackview |
画面サイズ | 10.1インチ |
本体サイズ(mm) | 238.8×157.6×7.7 |
重量 | 450g |
SOC | Helio G85 |
GPU | |
RAM | 6GB DPDDR4X |
ROM | 128GB |
ROM種類 | emmc5.1 |
OS | Doke OS_P 3.0 |
Androidのベース | Android12(12Lでない) |
antutuver.9 | 256691(公称値) |
gb5 single | |
gb5 multi | |
指紋認証 | なし |
顔認証 | あり |
充電端子 | Type-c端子 |
電池容量 | 7280mah |
最大充電電力 | |
5g | |
イヤホンジャック | |
カードスロット | SIMスロット |
SIMとSDの排他スロット | |
デュアルSIM | 可能 |
SDカード | 対応 |
ワンセグフルセグ | 非対応 |
ケース | 付属 |
防水防塵 | 非対応 |
前カメラ画素 | 8MP |
後カメラスペック | 13MP |
0.3mp | |
GPS | 対応 |
WIFI | 対応 |
USB規格 | USB2.0 |
スピーカー | 2つ |
画面アスペクト比 | 16:10 |
画面サイズ | 10.1インチ |
リフレッシュレート | |
解像度 | 1200×1920(FHD+) |
ディスプレイ種類 | LCD IPS |
特記事項 | 仮想メモリ可能(+4GB) |
PCモードあり | |
付属品 | 充電器 |
TPU手帳型ケース | |
画面フィルム | |
画面輝度300ニト |
Blackview Tab13のスペックは公式サイトを参考にしました。
また、Tab13のAndroidのバージョンについては、Blackviewの担当者さまに確認をいたしました。
Blackview Tab13のベンチマーク
Blackview Tab13のベンチマークはこちら
Blackview Tab 13のantutu
antutuver9総合 | CPU | GPU | MEM | UX |
253000 | 67564 | 60574 | 46663 | 78199 |
Blackview Tab13のAntutuスコアは25万点程度でした。
この価格帯のタブレットに搭載されるUnisoc T618のスコアが24~26万点程度なので、それと同程度と言えます。
個人的な感想として、Antutu25万もあれば十分だと思います。
ただ、Blackview Tab13の目玉機能であるPCモードにおいて、もたつく場面があったことを考えると、もう少し性能が高いほうが良かったかなとも思いました。
あくまでも一ユーザーとしていくつかのPCモード搭載タブレットを触った感想ではありますが、SD750Gを搭載するXiaoxin Pad Plus(Antutu39万点)や
Kirin820を搭載するMatepad 10.4(2021)(Antutu40万点)はカクつきがかなり少なかったです。
それを考えると、もう少し性能が高いほうがカクつきがなかったのかもしれないと素人の所見ではありますが思いました。
antutuとは?→androidやiPhone・iPadに対応した、
ベンチマークソフト。
antutuの見方
総合 以下4スコアの合算値
CPU→基本的な情報処理の能力
GPU→グラフィック関連の情報処理の能力
MEM→メモリやストレージ関連のスコア
UX→ユーザー・エクスペリエンス
なお、iPadやiPhoneのAntutuベンチと、
AndroidのAntutuベンチは別物です。
そのため、Antutuのスコアで両者を比較することは
できません。
あくまでも目安の一つとお考えください
antutu・CPDT読み書き速度(単位→mb/s)
読み書き | SR | SW | RR | RW | mc |
Antutu | 304.5 | 196.7 | 89.6 | 59.3 | |
CPDT | 241.69 | 102.78 | 11.96 | 14.19 | 3970 |
ROMのベンチマーク
SR→連続的なデータの読み込み速度
SW→連続的なデータの書き込み速度
RR→不規則なデータの読み込み速度
RW→不規則なデータの書き込み速度
(不規則データの読み書きのほうが、重要みたいです。)
RAMのベンチマーク
MC→メモリコピー?
geekbench5
geekbench5 | single | multi | opencl | vulkan |
342 | 1239 | 1159 | 1200 |
Blackview Tab 13のGeekbench5のスコアは、bシングルが342、マルチが1239でした。
geekbench5→CPU・GPUのベンチマークを測れるソフト
single→シングルタスクのCPUのベンチマークスコア
multi→マルチタスクのCPUのベンチマークスコア
opencl→GPUのベンチマークスコア
vulkan→GPUのベンチマークスコア
Blackview Tab13やLenovo、HUAWEI、SAMSUNG系端末に搭載!PCモードとは?
Blackview Tab13に搭載されているPCモードについて解説します。
PCモードとはなにか?
PCモードで、アプリをフローティングウィンドウの状態で表示させることができます。
元来Androidに搭載されているある機能を、各メーカーが使いやすく改造して、あたかもAndroid端末をMacやWindowsなどのPCのように使えるようにした機能です。
PCモードがすごい理由
PCモードがすごい理由の一つに、Androidのマルチタスクが強化される点があります。
本来、Androidタブレットは多くの場合2つ、多くても3つまでのアプリを表示でき、Galaxy Tab Sシリーズの場合は4つ表示できます。
しかし、PCモードはより多くのアプリを表示できるため、よりマルチタスクニ強くなるのです。
ただ、Androidタブレットはできることが増えてきているとは言え、まだまだiPadに比べるとできることは少ないので、そこまで差はあるのかが不明ではあります。
また、PCモートの機能よりもPCモートを搭載したことがすごいと僕は思っています。
というのも、PCモードを搭載のタブレットというのは、
SAMSUNGのGalaxy Tab Sシリーズ、
HUAWEIのMatepadシリーズ、
LenovoのXiaoxin Padシリーズなどに限られています。
SAMSUNGやHUAWEI、Lenovoは
タブレットに力を入れている大企業です。
そうした錚々たるPCモードを搭載するタブレットメーカーの括りに
Blackviewが入ってきたというのは、
Blackviewファンの僕としては嬉しい限りです。
ちなみに、XiaomiやOPPOなどのタブレットには、
まだPCモードは搭載されていないようです。
Blackview Tab13のPCモードの使い勝手を徹底検証!
Tab13のPCモードの使い勝手を徹底検証しました。
PCモードの入り方
Blackview Tab 13は設定からPCモードに入ることができます。
PCモードの機能
PCモードでは、多くのアプリを表示可能です。
少なくとも6つまでは表示させることができました。
例えばGalaxy TabやXiaoxin Padでは、表示できるアプリは5つまでです。
しかし、Blackview Tab13では、それ以上にアプリを表示させられます。
PCモードの使い勝手
実際に使ってみての感想ですが、おそらく処理性能が低いためと、アプリがあまりPCモードに対応していないため、
使い勝手はそこまで良くないです。
PCモードはGalaxy Tab S7やXiaoxin Pad Plusなどの動作を見る限り、そこそこの処理性能があればサクサク動きます。
しかしながらBlackview Tab13のAntutuは25万点程度で、少々処理性能が低いと思われます。
また、PCモード自体が一部のandroid端末にしか存在せず、そこにあまり対応していないアプリが多く、表示が崩れたりしました。
Blackview Tab13をどんな用途で使っているのか?
2022年10月にこの部分を記載します。
数ヶ月前に購入してから、ちょくちょくBlackview Tab 13を使っています。
タブレットを複数持っていますが、Tab13の手軽さとコスパの良さは非常に素晴らしく、便利に使えています。
実際にどのような用途で使っているかを
まとめてみました。
ブラウジングでインプット
僕はブロガーで、重藤録という
ブログを運営しています。
僕は15時間程度の自由時間のうち、
13時間程度をブログ運営に充てています。
ブログの運営にかける時間のうち2割は
ブログやガジェットの情報を収集する
時間に充てています。
情報収集の際にはMacを使って収集することが多いのですが、
Macの場合どうしても他のことを見てしまうことがあります。
しかし、このTab13を使うことで、
集中して情報を収集できます。
また、使いやすい手帳型カバーがついているのも、
情報収集に役立ちます。
動画視聴や音楽視聴でエンジョイ
動画視聴にも使っています。
YouTubeでインプットをするほか、
ニコニコ動画で実況動画を見たりすることが
あります。
カメラを使ってサブ端末としての撮影
Tab13はカメラもそこそこ強いので、
綺麗な写真を撮れます。
Zoom用の端末として。
最近Zoomを使う機会があったので、
Blackview Tab 13を使ってみました。
ウェビナー形式で、一切発言することはなかったのですが、
特に問題なくBlackview Tab 13でZoomは使えました。
ゲームについて。
原神はプレイ自体は可能でした。
また、NIKKEもプレイが可能でした。
プロセカは負荷が高い設定では、
タッチが困難になりました。
Blackview Tab13のメリット
Blackview Tab13のメリットはこちら。
Helio G85+メモリ6GB↑で、普段使いに十分な性能
Tab13は、Helio G85をSoCとしており、
メモリは6GBです。
Helio G85を搭載したBlackview Tab13の
Antutuスコアは25万点程度で、
動画視聴、読書、カーナビ、ブラウジングなどの軽い用途を
こなせます。
僕自身、タブレットを60台近く触ってきて、
タブレットの用途はほとんどが上記の用途に落ち着きました。
確かにiPadは最廉価モデルでもAntutu65万点あります。
しかし、そこまでの性能は本当に必要なのかと、
毎日疑問に思っています。
そんなわけで、アンドロイドタブレットをアゲて
iPadをサゲる記事はこちらです。
ついに複眼になったメイン13MPのリアカメラ
なんとBlackview Tab13のカメラはついに複眼になりました。
13MPと0.3MPのデュアルカメラ構成です。
下に、Blackview Tab13のカメラの作例を載せておきます。
まずは観葉植物のオリヅルランとアイビーを撮影
さらにデスク周りも撮影
Tab13のカメラは結構綺麗に撮れていると
思います。
フロントカメラも8MP
フロントカメラも8MPあり、
Zoomなどにも使えるはずです。
Android12(12Lでない)搭載!
最新OSである、
Android12を搭載しています。
手帳型ケースやガラスフィルムが付属する
Blackview Tab13には、
充電器の他に、手帳型のケースや
ガラスフィルムも付属します。
メモリ拡張機能がある
Blackview Tab1リ拡張機能があります。
元々6GBのメモリがついていますが、
最大10GBまで増やせます。
GPSもついている
Tab13はGPSもついています。
カーナビとしての運用ももちろん可能です。
技適も当然あり
Blackview Tab13は日本での販売もされており、
技適が当然の如くあります。
2022年10月追記 25000円と破格の安さ。
Blackiview Tab13は日本でも発売が開始されました。
25000円程度と、
独自機能や付属品が豪華なのに、
値段が安く、非常にスンバラしいです。
これまで多数見てきた
アマゾンのタブレットの中でも
コスパに非常に優れていると確信しています。
実際に競合の他のタブレットと比較してみると、
意外とわかりやすいかと存じます。
BlackviewTab13 | OPPO Pad Air | |
SoC | Helio G85 | SD680 |
メモリ | 6GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 64GB |
Antutu | 25万 | 25万 |
スピーカー数 | 2 | 4 |
メモリ拡張 | あり | あり |
Android12 | はい | そうです |
メインカメラ | 13MP | 8MP |
PCモード | あり | なし |
重量 | 450gぐらい | 約440g |
ガラスフィルム | 付属します | しません |
手帳型ケース | 付属します | しません |
値段 | 約25000円 | 約33000円 |
Blackview Tab13の賛否両論ある微妙なポイント
Blackview Tab 13の賛否両論ある微妙なポイントはこちら。
PCモードの使い勝手が微妙
PCモードの使い勝手があまり良くないです。
処理性能が足りないからか、
アプリを表示させるのに時間がかかります。
スピーカーが弱い
あくまでもLenovoやSamsung、Appleなどの
錚々たるタブレットと比べた場合ですが、
少々スピーカーが弱く感じます。
とはいえ、ひどいスピーカーというわけではなく、
聴こうと思えば全然聞こえます。
Blackview Tab 13のデメリット
Blackview Tab13のデメリットはこちら
勝手にスリープになることがある
Blackview Tab13は、負荷をかけまくるとスリープ状態になることが
結構あります。
Blackview Tab 13の感想
Blackview Tab13はかなり面白いタブレットだと感じました。
そこそこの性能や、タブレットにしては高めなカメラ性能を持ちます。
とにかく買いなタブレットだと思います。
閲覧いただきありがとうございました。