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【N5105】GMKのGMKtec NucBox5の実機レビュー

2022年7月1日

今回はGMKのNucBox5の実機レビューをしていきます

NucBox5は手のひらサイズの超小型な
ミニPCです。

NucBox5のCPUはCeleron N5105で
TDPが10Wで極めて省電力でありながら
Passmark4000とブラウジングなどの用途では
極めて快適にこなせるスペックを持ちます。

実際にN5105のミニPCを今も使っていますが、
ブログ執筆やブラウジングといった用途において、
かなり快適に使えています。

僕自身はPCをブログ執筆やTwitterで使うため、ちょうどこれぐらいのスペックのミニPCを欲していました。

そんななかで、AmazonのセールでNucBox5を見つけられて
買いました。

CPUはCeleron N5105でブログ執筆やオフィスソフトの使用にはかなり快適な処理性能を持っています。

さらにお値段は26000円程度と、
下手に中古のCoreのPCを買うより
コスパが良いかもしれません

また、まんじゅうぐらいのサイズ感で、
とにかくコンパクト。

おまけにCPUのTDPは10Wとなっており、
とにかく省電力、低発熱なのも嬉しいポイント

電気代が高騰し、猛暑が続く昨今には
かなりありがたいPCになっていると思います

とはいえ、残念なことにNucbox5には
ディスプレイやメモリの増設において、
拡張性が少ないというデメリットがあります。

GMKtec NucBox5の主なスペック

GMKtec NucBox5の主なスペックは、
現在執筆中です

GMKtec NucBox5のベンチマーク

GMKtec NucBox5のベンチマークは現在計測中です

Cinebench R15

Cinebench R23




Crystaldiskmark

ドラクエベンチマーク

GMKtec NucBox5のメリット

GMKtec NucBox5のメリットはこちら

非常に小型でカッコイイ

写真では左側のGMKtec NucBox5のファーストインプレッションは
とにかくちっちゃいということでした

めちゃくちゃ小型で
ハチャメチャにコンパクトです

それと比べてもとにかく小型なのがわかると思います

机上においてもほとんどスペースを取らないこと
うけあいです

処理性能が十二分にある

NucBox5は十分な処理性能を持っています

CPUはCeleron N5105を搭載。

Celeronと聞いて訝られるかもしれませんが、
4コア・4スレッドのCPUで
Passmarkは4000程度です。

ちなみに、Macbook Proの2017年モデルと
同程度のPassmarkスコアを持っています。

さらに、TDPはMBPが28W程度なのに対し、
N5105は10Wと3分の1の差があります。

パソコンの用途は人によって異なりますが
僕はChromeをもとに、TwitterやWordpress、
Googleドキュメントやスプシを使います

そうした用途ではほとんど問題はありませんでした

省電力・低発熱

NucBox5はとにかく省電力だと思われます

CPUは先述の通りCeleron N5105が使われています。

処理性能のあるCPUですが、TDPは10Wと
かなりの省電力です。

ちなみに、省電力として知られるM1チップのTDPは15.1Wです。

TDPだけで考える3分の2程度の電力で済みます

もちろん、処理性能はM1チップのほうが4倍ほど上ですし、
軽い用途ならその分消費電力も減るので
単純比較はできませんが…

しかし、必要十分な性能に加えて、
低電力、低発熱なのはすばらしいです

コスパもかなりいい

こちらのNucbox5は
なんとセール中には、
2万6千円で購入できます

もう一度言います、26000円です。

ここまでくると、下手に中古のIntelのCoreを
買うよりもコスパがいいと僕は思います。

1年保証付き

GMKtec NucBox5は1年間の保証が付きます

十分長いです。

また、今から変えば1年ぐらいは
すぐにまた新しくて、より性能が高いCeleronなりPentiumなりが搭載された
PCが出ることはあまりないと思われますので、

GMKtec NucBox5の賛否両論ある微妙なポイント

GMKtec Nucbox5の賛否両論ある微妙なポイントはこちら。

拡張性にはやや乏しく、デュアルディスプレイまで

NucBox5は拡張性に乏しい印象を受けました。

映像出力端子はHDMI端子2つだけです。

そのため基本的に、デュアルディスプレイまでの対応です

トリプルディスプレイ以上にするためには、
Spacedeskなどを使って無線接続をするなどの方法があります。

基本的に、デュアルディスプレイ対応であれば、
普段遣いには十分だと思われます。

とはいえ、普通にトリプルディスプレイに対応したほうがよかった
印象もあります

さらにUSB-A端子が3つです。

多くのミニPCには、USB-A端子は4つ以上ついています。

ハブを繋がないと、拡張性が乏しい印象です

GPU性能は低いため、
ゲームや動画編集には向かないかも

NucBox5はGPU性能があまり高くない印象です

おそらくゲームや動画編集をやるには、
他のパソコンの方がいいと思います

とはいえ、ゲームであれば低スペ機などで
ゲームを行えるサービスを使ったりするのも手です。

また、動画編集に於いても、
GPU性能をほぼ使わないAviutlのようなソフトを使ったり
Clipchanpのようなウェブ上で編集できるサービスを使ったりすれば
可能なはずです。

GMKtec NucBox5のデメリット

GMKtec NucBox5のデメリットはこちら

給電コードが専用のType-cであること

給電コードがType-cとなっています

なので、もしかしたらNucBox5用の給電コードを
他のデバイスに使ってしまう可能性もあります

そして、最悪の場合、壊してしまうことも。

そこは怖いですね

メモリ拡張ができないこと

NucBox5はメモリの拡張ができないらしいです

このPCの8GBで基本的に足りるのですが、
Chromeでタブを開きまくるブロガーの僕としては
最低でも12GB以上は欲しかった印象です

音が少しうるさいこと

ファンの音がそこそこ大きいです。

もちろん普通のデスクトップよりは小さいのですが…

ファーという感じの音がなり
神経質な人の場合、なれるまで大変そうかもしれません

人によってはBeelink U59なんかもおすすめかも

現在こちらのPCと似たようなスペックを持っている
ミニPCにBeelink U59があります

こちらはCPUにCeleron N5095を採用しており
CPU性能はほぼ同じな一方で、TDPが15Wなので、
少し電力を食います(それでも省電力ですが)

しかし、Beelink U59は3つの映像出力端子を持つなど
NucBox5より高い拡張性を持ち、
静かなファンの音やType-cでない給電コードなども
併せ持つ、おすすめのミニPCです。

また、メモリの拡張も可能となっています。

人によってはこちらのほうがBeelink U59のほうが
おすすめだと思うので、記事のリンクを張っておきます

GMKtec NucBox5の感想

異常なまでのコスパ、必要十分な処理性能、
万夫不当なまでの電力の低さ
驚異的なサイズの小ささなど、
高いポテンシャルを秘めたミニPCです。

しかし、メモリや外部接続の拡張性や
ファンの音の大きさなどが
少し微妙な印象はありました。

メイン機としてメモリが8GBなのが
特に厳しい印象です

とはいえ、かなりコスパは高い製品なので
サブPCとして記事執筆以降も、
大活躍していました。

その他おすすめCeleronPCの記事も作っています。
興味があれば。

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